自撮りのNOW

高井 里佳子

最近SNSの投稿でよく目にするSnapchatのアニメーション加工。
アプリを起動してユーザーの顔が画面に認識されると、
テーマに沿ってユーザーの顔にエフェクトが施される仕組みだ。

中でも顔周りにちょこんとした耳や鼻、
そして口を開けると大きな舌が飛び出す可愛らしい犬や猫モードは大人気。
アニマルモード以外にも、宇宙人やホラー系など加工ジャンルも豊富だ。

モデルに限らず、普通の女子大生がこうした自撮りをSNSに投稿しているから驚きである。
そのまま自撮りを載せるのは抵抗があるが、アニメーション加工によって3分の1くらい顔が隠れるし、自動で美肌補正もしてくれる。
しかもアニメーションに気がひかれて、自撮りの投稿なのに、ナルシスト感を感じさせにくい。
もしかすると施されるアニメーション加工が面白くて、本人でさえも自撮りの感覚が薄いのかもしれない。

今まで自撮りを敬遠してきた女子たちが、自撮りを合法化する手段として、
アニメーション化はもってこいだったようである。
自撮りは自分を可愛く映すことだけじゃなく、見る側も楽しくなるような、シェアしたくなる「自撮り」として今後ますます広がりそうだ。

実際に筆者も先日、人気の犬モードでアニメーション加工に初挑戦。
口を開くと、飛び出る舌が面白くて、気づいたらものの数分でアプリの虜に。
自撮りをしている感覚もなく、恥ずかしげもなく楽しく友人と送りあって遊んだのだった・・・。