ギターケーブルって「シールド」とも呼ばれますが、正直どれも見た目は同じに見えます。 自分も最初は一番安いやつを買って、半年後にノイズだらけで買い替えたクチです。

ケーブルで音が変わるって信じてなかったんですが、CANAREに替えた瞬間に「あ、全然違う」ってなりました。
ギターケーブルとシールドって何が違うの?
答えはシンプルで、同じものです。 「シールド」はケーブルの外側にあるノイズ遮断の構造(シールディング)からきた呼び方で、楽器屋さんでも「シールド1本ちょうだい」で通じます。
ケーブルの中身は芯線(信号線)とその周囲を囲む編組シールドという2層構造になっていて、このシールド部分が外部からのノイズを防いでくれます。 安いケーブルはこのシールドが薄くて、蛍光灯やスマホの電波を拾ってジーっというノイズが出やすいんですよね。
4本のギターケーブルを並べて比べてみた
今回紹介する4本を実際に弾き比べたときの印象を表にしました。
| 商品名 | 長さ | プラグ | 音の印象 | ノイズの少なさ | 取り回しやすさ |
|---|---|---|---|---|---|
| FEYCH 3m S-L型 | 3m | S-L | フラットで癖がない | ★★★★ | ★★★★★ |
| FT-CABLE ヒビノ監修 1m | 1m | S-S | 中音域がしっかり | ★★★★ | ★★★ |
| CANARE G03 3m | 3m | S-S | 太くてドシッとくる | ★★★★★ | ★★★★ |
| MOGAMI 2524 SL 3m | 3m | S-L | クリアで原音に忠実 | ★★★★★ | ★★★★ |

正直、FEYCHとCANAREの違いは初心者だと分からないレベルです。 予算で選んでも問題ないと思いますよ。
ギターケーブルのおすすめ4選ランキング
第1位:FEYCH ギターシールド ギターケーブル 3m S-L型プラグ 高耐久ナイロン

箱を開けた瞬間、ナイロン編みの外装がかなりゴツくて「これは丈夫そうだな」と思いました。 実際にスタジオで何度か踏んでしまいましたが、断線の気配はゼロです。 S-L型プラグなので、レスポールのように横に端子があるギターとの相性がいいです。

初めてのギターケーブルなら間違いなくコレです!! コスパで選ぶなら一択で十分すぎる!!
第2位:FT-CABLE ギターケーブル ヒビノ監修 楽器用ケーブル S-Sプラグ 1m

音響機器の老舗ヒビノが監修しているというので買ってみたんですが、1mという長さが思ったより短い。 自宅のデスクでアンプシミュレーターに繋ぐぶんには問題ないですが、スタジオだと届かないことがあります。 音は中音域にしっかり芯があって、クリーントーンが気持ちいいです。
第3位:CANARE PROFESSIONAL CABLE 3m G03

CANAREはPA現場やレコーディングスタジオでも定番のメーカーで、楽器店のスタッフに聞いても大体「CANARE買っておけば間違いない」と言われます。 触った感じはケーブルがちょっと硬めで、柔らかいケーブルに慣れている人は最初違和感があるかもしれません。
音はローが太くてドシッとした印象で、ロック系のバッキングを弾くとめちゃくちゃ気持ちいいです。 ノイズに関してはこの4本の中で一番静かでした。

ケーブルが硬めなので、狭いエフェクターボードの中を通すのはちょっと大変です。 メインのギターからアンプ直で繋ぐ使い方が合っています。
第4位:MOGAMI 2524 SL 3m ギターケーブル

MOGAMIはレコーディングスタジオの配線で有名なメーカーです。 音の味付けがほぼなくて、ギター本来の音をそのまま出す感じ。 クリーンの透明感はこの4本の中でダントツでした。 ぶっちゃけ、歪ませるとCANAREとの違いはよく分かりません。 クリーントーンをよく使うジャズやフュージョン系のプレイヤーにはぴったりです。
ギターケーブルで気をつけたい3つの落とし穴
2つ目はプラグの形状です。 S型(ストレート)とL型(L字)があって、ギターの端子の位置によって使い分けます。 ストラトのように端子が表面にあるギターはストレートが無難で、レスポールのように横に端子があるギターはL字だとケーブルが邪魔になりにくいです。

3つ目は保管方法です。 使い終わったら八の字巻きにするのが鉄則。 適当にぐるぐる巻くとケーブルに変な癖がついて中の線材が痛みます。
ケーブルと一緒に揃えておくと助かるアイテム
ギターケーブルは消耗品なので、予備を持っておくことが何より大事です。 ライブ本番でケーブルが断線して音が出なくなった、という話は意外とよく聞きます。 1本1000円台のものでいいので、バッグに1本入れておくだけで精神的にもかなり楽になります。

接点復活剤はプラグの先端にシュッとひと吹きするだけでノイズが消えることがあるので、1本持っておいて損はないです。
筆者:桜庭 海ギターやエフェクターなどの楽器アクセサリーを得意としたプロライター。 今回は楽器店スタッフや修理工房への取材をもとに、現場でよく使われているケーブルの情報を記事にしました。

