120mmケースファンを選ぶときに見るべきところ
PCの冷却って、CPUクーラーやグラボばかり気にしがちですが、ケースファンの性能で体感温度はかなり変わります。
120mmファンはほぼすべてのPCケースに取り付けられるサイズなので、迷ったらまず120mmから始めるのが正解です。

選ぶときに見てほしいのは「風量(CFM)」「騒音値(dB)」「PWM対応かどうか」の3点です。
風量が大きいほど冷える力が強く、騒音値が低いほど静か。 PWM対応なら温度に合わせて回転数を自動調整してくれるので、普段は静かに、負荷がかかったときだけ全力で回してくれます。
120mmケースファンのランキング5選
第1位:Fractal Design Momentum 12 RGB White

白いPCを組んでいる人にはたまらないデザインのファンです。 箱から出した瞬間、フレームの質感が全然安っぽくなくて驚きました。 RGB対応なのでライティングも楽しめますし、見た目だけじゃなく風量もしっかりあります。

ただ、RGBの制御ソフトが別途必要になるので、マザーボードのARGBヘッダーがないと光り方を細かく調整できない点は注意してください。
第2位:Noctua NF-A12x25 PWM chromax.black.swap

120mmファンの王様といえばNoctuaのNF-A12x25です。 もうこれでいいじゃん。悩む必要ゼロ!! PCケースに取り付けて起動した瞬間「え、回ってる?」ってなるくらい静かです。 低回転でもしっかり風を送ってくれるので、静音PCを組みたい人には間違いないファンです。

デメリットは値段です。 1個で3,000円台後半〜4,000円するので、ケース全面に付けると出費がかなり大きくなります。
第3位:サイズ Wonder Snail 2400 PWM

日本メーカーのサイズ(SCYTHE)が作っている120mmファンで、価格の安さが光ります。 1,000円前後で買えるのに回転数が最大2,400RPMまで上がるので、ハイエンドグラボの排熱にも対応できるパワーがあります。

第4位:be quiet! Silent Wings Pro 4 120mm PWM

名前のとおり「とにかく静か」に振り切ったドイツのbe quiet!のファンです。 深夜にゲームをしていても、ファンの音が全く気にならないレベルで動いてくれます。 フレームに防振パッドが付いていて、ケースへの振動も抑えてくれるのが地味に嬉しいところ。

デメリットとしては、Noctuaと同じく価格が高めなのと、国内では取り扱い店舗が少ないので入手しにくい場合があります。
第5位:Corsair ML120 Pro

Corsairの磁気浮上ベアリングを使ったファンです。 磁気で軸を浮かせているので、通常のベアリングより摩耗が少なく長寿命。 長く使っていてもカラカラ音が出にくいのが気に入っています。
正直、風量は他のファンと比較して特別強いわけではないですが、長期間安定して動き続けてくれる安心感があります。 3年以上使っているという人のレビューもよく見かけます。

デメリットは、付属のネジがやや固めで取り付け時にちょっと力が要る点です。
120mmケースファン 5製品を比べてみた
| 製品名 | 静かさ(5段階) | 風の強さ(5段階) | 取り付けやすさ(5段階) | 夜間ゲーム中の気にならなさ(5段階) |
|---|---|---|---|---|
| Fractal Design Momentum 12 RGB | 4 | 4 | 4 | 4 |
| Noctua NF-A12x25 | 5 | 5 | 5 | 5 |
| サイズ Wonder Snail 2400 | 3 | 5 | 3 | 3 |
| be quiet! Silent Wings Pro 4 | 5 | 4 | 4 | 5 |
| Corsair ML120 Pro | 4 | 3 | 3 | 4 |

120mmケースファンを付けるときに気をつけること
ケースファンは買ったら付けるだけなので簡単ですが、いくつか気をつけたいことがあります。
前面(フロント)は「吸気」、背面(リア)と上面(トップ)は「排気」にするのが基本です。
ファンの数は、前面2個+背面1個の3個構成からスタートするのがおすすめです。 それ以上は必要に応じて追加すれば大丈夫です。

ケースファンと一緒に揃えたいパーツ
ケースファンの性能を最大限に引き出すために、いくつか一緒に揃えておくと便利なものがあります。
エアフィルター:吸気ファンの前に付けるとホコリの侵入を防げます。 月1回程度の掃除で済むので、PC内部の掃除が格段に楽になります。

120mmケースファンで知っておくと得する豆知識
ケースファンは「数を増やせば冷える」と思われがちですが、実はそうでもありません。
正圧にするメリットは、ケースの隙間からホコリが入りにくくなること。 逆に排気が多い負圧だと、隙間から空気を吸い込むのでホコリがたまりやすくなります。

●平山貴斗PC周辺機器やパーツを得意としています。メーカー担当者や販売店スタッフへのリサーチをもとに、読者が本当に知りたい情報を分かりやすく届けています。


