ガンプラの改造パーツ、自分で作れたら最高ですよね。 3Dプリンターがあれば、それが現実になります!
ガンプラパーツを3Dプリンターで自作するってどんな感じ?
3Dプリンターを使うと、PC上で設計したデータをそのまま立体物として出力できます。 つまり、市販されていないオリジナル武装やディテールアップパーツを自分の手で作れるわけです。

ガンプラのバーニアとかスラスターを自作できるのは夢がある! ただ、3Dプリンターって種類が多すぎてどれ買えばいいか迷いませんか?
ガンプラ用パーツなら大きくても15〜20cmくらいなので、造形サイズはそこまで気にしなくてOKです。 それよりも「造形の精密さ」と「扱いやすさ」が重要になってきます。
大きく分けて光造形方式とFDM(熱溶解積層)方式の2種類があります。 光造形は細かいパーツの再現が得意で、FDMは大きめのパーツや構造物に向いています。

正直、ガンプラのディテールパーツだけなら光造形一択だと思います。 FDMだと積層痕をヤスリで消す作業がかなり大変なので……
ガンプラ向け3Dプリンター5機種を比べてみた
今回ピックアップした5機種を、ガンプラモデラー目線で比較してみました。
| 機種名 | 造形方式 | メーカー | 小さいパーツの再現度 | ヤスリがけの手間 | 初心者の扱いやすさ | レジン/フィラメントの臭い |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ELEGOO MARS 5 Ultra | 光造形 | ELEGOO | ★★★★★ | 少なめ | ★★★★ | やや気になる |
| ANYCUBIC Photon P1 14K | 光造形 | ANYCUBIC | ★★★★★ | 少なめ | ★★★★ | やや気になる |
| Bambu Lab A1 mini | FDM | Bambu Lab | ★★★ | 多め | ★★★★★ | ほぼなし |
| QIDI Q2 | FDM | QIDI TECH | ★★★ | 多め | ★★★★ | ほぼなし |
| Creality K1C-2025 | FDM | Creality | ★★★ | 多め | ★★★ | ほぼなし |

比較表を見ると光造形のほうが小さいパーツには向いてるみたいだけど、レジンの臭いが気になるのはちょっとネックかも……
ガンプラにおすすめの3Dプリンターランキング5選
第1位:ELEGOO MARS 5 Ultra 9K 3Dプリンター

箱を開けた瞬間「これで本当に3万円台?」って驚きました。 9K解像度のおかげで、1/144スケールのバーニアノズルみたいな極小パーツもエッジがパキッと出ます。
ガンプラのディテールアップパーツを作るなら、筆者的に今イチオシの1台です。 高速印刷にも対応していて、小さなパーツなら30分かからず出力できたのには感動しました!!
ELEGOO MARS 5 Ultra 9K 3Dプリンター 150mm/h高速 MSLA光造形
ガンプラの極小パーツもキレイに出力!
第2位:ANYCUBIC Photon P1 14K 高精度 3Dプリンター

14K解像度という数字を見たときは正直「ホントに違いがわかるの?」と半信半疑でした。 でも実際にHGサイズのシールド裏ディテールを出力してみたら、0.3mmの溝がしっかり再現されていてびっくりです。

14Kの解像度はガンプラ用途だとオーバースペック気味かも。 でも「将来フィギュアも作りたい」って人なら持っておいて損はないです。
ANYCUBIC Photon P1 14K 高精度 3Dプリンター 光造形
超高解像度で極細ディテールもバッチリ
第3位:Bambu Lab A1 mini 3Dプリンター

「FDMでガンプラパーツって大丈夫なの?」と思いつつ試してみたら、予想以上にキレイでした。 0.2mm積層でもちゃんとヤスリがけすればプラ板で作ったパーツと大差ない仕上がりになります。
レジンの臭いが苦手な人にはFDMのA1 miniがベストな選択肢です。 PLAフィラメントなら臭いはほぼゼロで、リビングの隅に置いても家族に怒られません。
臭いゼロで家族のいる部屋でも安心!
第4位:QIDI Q2 3Dプリンター 密閉型FDM

密閉型のFDMプリンターで、ABS素材を使えるのが大きなメリットです。 ABSはPLAより接着剤の食いつきが良いので、ガンプラへの後付けパーツとの相性がかなり良いんです。
筆者が試しにHGのバックパック用アーマーを出力してみたところ、接着後のペーパーがけで継ぎ目がほぼ消えました。 ぶっちゃけPLAだとこうはいきません。

ABSが使えるのはガンプラ改造勢にとってはかなり大きいポイントだと思う。 ただ、造形サイズがちょっと小さめなのでMGの大型武器とかは分割必須です。
ABS対応でガンプラとの接着性バツグン
第5位:Creality K1C-2025 3Dプリンター 600mm/s高速印刷

600mm/sの高速印刷がウリですが、正直ガンプラパーツ用途だと速度よりも仕上がりの方が気になるところ。 ただ、何度も試作を繰り返すガンプラ改造では「速く出せる」のが地味にありがたいです。
大きめの外装パーツを一気に出力したいときに力を発揮する1台です。 カーボンファイバー入りフィラメントにも対応しているので、強度が求められるパーツにも使えます。

このサイズと速度で5万円台はなかなかコスト的に頑張ってると思います。 ただ組み立てがちょっと面倒なので、初めての1台には向かないかもしれません。
Creality K1C-2025 3Dプリンター 600mm/s高速印刷
試作を何度も回すガンプラ改造勢に
3Dプリンターでガンプラパーツを出力するときのコツ
せっかく3Dプリンターを買っても、設定を間違えるとパーツがグニャグニャになったりします。 筆者が失敗しまくって学んだポイントを共有します。
2. 光造形のレジンは温度管理が大事。 室温20度以下だと硬化不良が起きやすいです
3. FDMの場合、ベッドの水平出しを毎回確認。 ここがズレると1層目から失敗します

3Dモデリングソフトは無料のFusion(旧Fusion 360)やDesignSparkがガンプラパーツ設計には十分使えます。 YouTubeにチュートリアル動画がたくさんあるので、そこから始めるのがおすすめです。
3Dプリンターと一緒に買っておきたいガンプラ用ツール
3Dプリンターだけ買っても、仕上げのツールがないとガンプラに取り付けられるクオリティにはなりません。
耐水ペーパー 400〜1000番セット(積層痕を消すのに使います)
瞬間接着剤(出力パーツとキットの接着用)
デザインナイフ(サポート材の除去に)
IPAまたはアルコール(光造形の洗浄用)

二次硬化ライトは光造形なら絶対に必要なので、本体と一緒に注文しておくのが安心です。 筆者は買い忘れて3日間プリンターを眺めるだけでした(笑)
●桜庭 海筆者はガジェットや趣味グッズを得意とするライターです。 今回は3Dプリンターメーカー2社と模型店スタッフへのリサーチをもとに記事を執筆しました。 読者が自分に合った1台を見つけられるよう、現場で聞いた生の声をそのまま反映しています。


