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模型制作向け3Dプリンターのおすすめ5選!【2026年4月】

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模型制作に使える3Dプリンターを5台比べてみました。 用途に合った1台を見つけてください!

模型づくりに向いている3Dプリンターの条件

模型といってもスケールモデル、建築模型、鉄道模型など種類はいろいろありますが、共通して求められるのは「表面の滑らかさ」と「寸法の正確さ」です。

模型向けプリンター選びで見るべき条件
XY解像度:20μm以下なら肉眼で積層痕がほぼ見えません。 1/35スケールの戦車模型でもディテールがしっかり出ます。
Z軸精度:積層ピッチが細かいほど表面がツルツルに。 0.05mm以下が理想です。
造形サイズ:模型全体を一度に出力するか、分割するかで必要なサイズが変わります。
材料の種類:光造形(レジン)は高精細、FDM(フィラメント)は大型パーツ向き。
ユキさん
ユキさん
個人的には「まず光造形の小型機で細かいパーツを作って、大きいベースはFDMで作る」のが一番効率的だと感じています。 1台で全部やろうとすると結局どっちも中途半端になりがちです。

模型向け3Dプリンターおすすめランキング5選

第1位:ELEGOO MARS 5 Ultra 9K 3Dプリンター 150mm/h高速 MSLA光造形

ELEGOO MARS 5 Ultra

模型制作で最初に買うならこれを推します。 9K解像度で18μmのXY精度があるので、1/35スケールの車両模型のハッチやリベットまで再現できます。

初めて出力したとき、積層痕が肉眼でまったく見えなくてビックリしました!! サーフェイサーなしでそのまま塗装に入れるレベルの滑らかさです。

150mm/hの高速印刷にも対応していて、5cmくらいの車両パーツなら1〜2時間で仕上がります。 ただ、造形エリアが132×74×150mmなので、大きな建物の外壁パーツなどは分割が必要になります。

シズカさん
シズカさん
レジンの種類によって硬化後の色味が違うので、塗装しない場合は事前にテスト出力しておくと安心です。 グレーレジンが一番模型向きだと思います。

第2位:ANYCUBIC Photon P1 14K 高精度 3Dプリンター 光造形

ANYCUBIC Photon P1 14K

14K解像度のXY精度11.2μmは現行の家庭用光造形機ではトップクラスです。 1/72スケールの飛行機模型のような極小パーツでもディテールがしっかり出ます。

AIモニタリング機能が付いていて、印刷中の剥がれや失敗を自動で検知してくれます。 模型パーツは小さくて薄いものが多いので、途中で倒れて失敗するリスクが高いんですが、早めにアラートが来るのは助かります。

正直、Mars 5 Ultraとの違いは塗装したら分からないレベルです。 ただ印刷速度はMarsのほうが速いので、大量にパーツを出す場合はMarsが有利です。

ユキさん
ユキさん
Photon P1は14Kの精細さが売りですが、スライスに時間がかかるのが地味にストレスです。 PCのスペックが低いとスライサーが固まることもあるので注意してください。

第3位:Bambu Lab A1 mini 3Dプリンター 500mm/s高速 全自動キャリブレーション 初心者向け

Bambu Lab A1 mini

光造形のレジンが苦手な方、換気ができる部屋がない方にはこのFDM機が合っています。 箱から出して電源を入れるだけで自動キャリブレーションが走るので、初心者でも迷わず使い始められます。

0.08mm積層で出力して表面をやすりで軽く整えれば、模型のベースや大型パーツとして十分な仕上がりです。 フィラメントはPLAが一番扱いやすくて、1kgあたり2,000〜3,000円で買えるのでランニングコストも低めです。

ぶっちゃけ、光造形ほどの精細さは出ません。 でも建築模型のベースプレートや鉄道模型のレールベッドなど、塗装で隠れる部分にはFDMで十分です。

シズカさん
シズカさん
A1 miniの造形サイズは180×180×180mmで、Nゲージの建物1棟がギリギリ入るくらいです。 HOゲージだと分割が必要になるので、サイズは事前に確認してくださいね。

第4位:QIDI Q2 3Dプリンター 密閉型FDM

QIDI Q2

密閉型の筐体を持つFDM機で、ABS素材での出力が安定しているのがこの機種の特徴です。 ABSは塗装の乗りがよくて接着もしやすいので、模型制作との相性がいい素材です。

筐体が密閉されているおかげで、冬場の室温が低い環境でもABSの反りが出にくいです。 以前オープン型のFDM機でABSを使ったら反りまくって3回連続で失敗した経験があるので、密閉型のありがたさを実感しています。

ただ、造形サイズが小さめなので大きなパーツには向きません。 小さめの模型パーツをABSで量産したい方向けの機種です。

ユキさん
ユキさん
QIDI Q2は本体がかなりコンパクトなので置き場所に困りません。 ただWi-Fi接続がやや不安定で、USBメモリ経由で印刷するほうが確実です。

第5位:Creality K1C-2025 3Dプリンター 600mm/s高速印刷 CoreXY構造 炭素繊維対応

Creality K1C-2025

600mm/sの高速FDM機で、カーボンファイバーフィラメントにも対応しています。 模型のフレームや台座など、強度が必要なパーツを素早く作りたいときに重宝する1台です。

エンクロージャー付きなのでABSやASAなど反りやすい素材も安定して出力できます。 カーボンフィラメントで出力した台座はPLAより圧倒的に頑丈で、展示会に持っていっても安心感があります。

ただ、模型の細かいディテールを出す用途には向いていません。 あくまで「構造体」を作るための機種と考えたほうがいいです。

シズカさん
シズカさん
K1Cはノズル交換が簡単にできるので、カーボンフィラメント用のハードノズルと通常ノズルを使い分けられるのが地味に便利です。 ただ動作音はそこそこ大きいです。

3Dプリンターで作った模型パーツの仕上げ方

出力したパーツはそのままだと「3Dプリンター感」が残るので、仕上げ工程が大事です。

光造形パーツの仕上げ
1. IPA(イソプロピルアルコール)で洗浄して未硬化レジンを除去
2. UVライトで二次硬化させて強度を上げる
3. サポート痕をニッパーで切ってやすりで整える
4. サーフェイサーを吹いてから塗装
FDMパーツの仕上げ
1. サポート材をニッパーで除去
2. 荒めのやすり(#240前後)で積層痕を削る
3. 細かいやすり(#600〜#1000)で表面を整える
4. サーフェイサー → 塗装
ユキさん
ユキさん
FDMの積層痕はやすりがけだけだと消えにくいことがあります。 そのときはパテを薄く塗ってからやすりがけすると段違いにキレイになりますよ。

模型制作で一緒に揃えておきたいもの

あると便利なアイテム
洗浄&二次硬化機:光造形を使うなら必須です。 手洗いだと洗い残しが出やすいので、専用機があるとラクです。
精密やすりセット:模型用のものが使いやすいです。 タミヤやゴッドハンドの製品が定番。
サーフェイサー(グレー):塗装前の下地処理に。 積層痕や傷を埋めてくれます。
デジタルノギス:出力したパーツの寸法を確認するのに使います。 模型は0.1mmのズレが命取りになるので、ノギスは必須です。

模型の素材選びで迷ったときの判断基準

シズカさん
シズカさん
正直、最初はどの素材を使えばいいか全然分かりませんでした。 今は「塗装するならABS、しないならグレーレジン、強度が必要ならカーボンフィラメント」で使い分けています。

 

光造形のレジンは種類が豊富で、スタンダードレジン、水洗いレジン、タフレジン(高強度)、透明レジンなどがあります。 模型制作にはスタンダードのグレーレジンが一番使いやすいです。 水洗いレジンはIPAが不要なので手軽ですが、硬化後の強度がやや劣ります。

FDMフィラメントはPLA、ABS、PETG、カーボンPLAなどがあります。 PLAが一番扱いやすいですが、熱に弱いので車内に置くと変形することがあります。 ABSは塗装との相性がよく模型向きですが、印刷時に反りやすいので密閉型プリンターが必要です。

 

この記事を書いた人
●八神 陽向
模型やホビー用品を得意とするプロライター。 今回はスケールモデル制作者やプリンターメーカーの担当者にリサーチして、模型制作に合った機種の選び方を取材しました。 筆者自身もELEGOO Mars 5 UltraとBambu Lab A1 miniで1/35戦車模型のパーツを制作しています。
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