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マルチカラー3Dプリンターはどれがいい?5機種を使い比べた感想

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マルチカラー3Dプリンターを選ぶ基準

「1色だけの3Dプリントに飽きた」「フィギュアやインテリア雑貨をカラフルに作りたい」。そんな声を最近よく聞きます。筆者も最初はPLAの白一色で小物を作っていたんですが、マルチカラー対応機に乗り換えてからは作れるもののバリエーションが段違いに広がりました。

正直、マルチカラー機は選び方を間違えると損をします。対応色数、AMS(自動素材切り替え)の有無、色替え時のフィラメント廃棄量あたりは購入前に必ず確認してほしいところです。

色数だけ見て飛びつくと、フィラメントのロスがひどくてランニングコストが跳ね上がる……というのはありがちなミスなので気をつけてください。

ユキさん
ユキさん

色替えのたびにフィラメントが無駄になるって、思ったより痛い出費だよね

マルチカラー3Dプリンターランキング5選

第1位:Bambu Lab A1 Combo

Bambu Lab A1 Combo 3Dプリンター

マルチカラー入門として最有力なのがA1 Combo。AMS lite(自動素材切り替えユニット)が同梱されていて、最大4色を自動で切り替えながらプリントしてくれます。

筆者が驚いたのは色替え時のフィラメント廃棄量の少なさ。他社のマルチカラーシステムと比べて、パージタワー(色替え時に捨てる塔状のゴミ)がかなり小さく済みます。ぶっちゃけ、ここが一番のアドバンテージだと思っています。

Bambu Studioのスライサーでペイント機能を使えば、3Dモデルの好きな面に好きな色を塗り分けられるので、CAD未経験でもカラフルな作品が作れます!!

A1 Comboのここがいい
AMS liteで最大4色対応。パージタワーが小さくフィラメントの無駄が少ない。Bambu Studioのペイント機能で直感的に色分けできる。
シズカさん
シズカさん

パージタワーが小さいって地味だけど、フィラメント代に直結する大事な話だよね

第2位:Bambu Lab P1S Combo

Bambu Lab P1S Combo 3Dプリンター

AMS(正規版)が同梱で、最大16色に対応。密閉チャンバー搭載なのでABSやASAも安定してマルチカラー印刷できます。

フィギュアや模型を本格的に作り込みたい人にとって16色は心強い数字。筆者はポケモンのフィギュア(Thingiverseの無料データ)を16色で出力してみましたが、塗装なしでここまで再現できるのかと感動しました。

惜しいのは価格帯。A1 Comboと比べるとけっこう値が張るので、「まずは4色で試してみたい」ならA1 Comboの方がリスクが低いです。

ユキさん
ユキさん

16色あると塗装いらずでフィギュアが仕上がるのか……夢があるな

第3位:Bambu Lab P2S

Bambu Lab P2S 3Dプリンター

Bambu Labの最新フラッグシップで、なんと最大20色に対応。P1Sからの進化点としてはノズル切り替えの高速化と、フィラメント廃棄量のさらなる削減が挙げられます。

正直、20色を使い切る場面はそう多くないですが、グラデーション表現や複雑な柄物を作りたいときに「色が足りない」と感じることがなくなるのは快適。ただ微妙なのは、20色分のフィラメントを揃えるコスト。本体が高いうえにフィラメント代もかさむので、予算には余裕が必要です。

シズカさん
シズカさん

20色って聞くと揃えるだけで大変そうだけど、こだわる人には刺さるスペックだよね

第4位:Creality K2 PRO COMBO

Creality K2 PRO COMBO 3Dプリンター

Bambu Lab以外の選択肢として有力なのがCrealityのK2 PRO COMBO。600mm/sの高速印刷に加え、独自のCFS(Color Filament System)でマルチカラー造形に対応しています。

Crealityは世界最大級の3Dプリンターメーカーで、Ender3シリーズで培った信頼性があります。K2 PROはCoreXY構造でブレの少ない高速印刷が可能。

筆者が試した限り、色替えの精度はBambu Labに若干劣る印象ですが、印刷速度の速さでカバーできるレベル。「Bambu Lab一択はイヤだ」という人には有力候補です。

K2 PRO COMBOの立ち位置
Bambu Lab勢が強いマルチカラー市場で、Crealityが真っ向勝負を仕掛けたモデル。600mm/sの速度と、Crealityの大規模コミュニティが強み。

第5位:FLASHFORGE Adventurer 5M Pro

FLASHFORGE Adventurer 5M Pro 3Dプリンター

FLASHFORGEの上位モデル。マルチカラーは外付けの素材切り替えシステムとの組み合わせで実現。本体単体では単色ですが、600mm/sの高速プリントと日本語サポートの安心感があります。

「まず高速印刷を体験して、後からマルチカラー環境を追加したい」という段階的な導入がしやすいのがポイント。初期投資を抑えつつ、将来的にカラー対応できる拡張性があります。

わかりませんが正直に言うと、純粋なマルチカラー目的ならBambu Lab系の方が一体型で便利です。ただ、日本語サポートを重視する人や、既にFLASHFORGE製品を持っている人にはエコシステム的に選ぶ理由があります。

ユキさん
ユキさん

後からマルチカラーを足せるのは、予算がすぐには出ない人には嬉しいね

マルチカラー印刷で知っておくべき注意点

マルチカラー印刷は見た目のインパクトが大きいぶん、いくつか落とし穴もあります。

色替え時にフィラメントが無駄になる「パージタワー」は必ず発生します。色数が多いほどゴミも増えるので、使う色は必要最小限に絞った方がフィラメント代の節約になります。

あとは色の境界線に「にじみ」が出やすい点。濃い色から薄い色に切り替えるとき、ノズルに残った濃い色が薄い色に混ざってしまうことがあります。スライサーの設定でパージ量を増やせば改善しますが、その分フィラメントの消費も増えます。

この記事を書いた人
●八神 陽向
筆者はマルチカラー3Dプリンターを2台所有するガジェットライター。展示会や販売店への取材・リサーチを重ね、実際に使った感想をベースに記事を書いています。
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