Ryzenで自作PCを組むなら、AM5ソケット対応のマザーボードが必要です。 今買うべきAM5マザーボードを価格帯別にランキングで紹介します!
AM5マザーボードを選ぶときに見るべきポイント
AM5はAMD Ryzen 7000/8000/9000シリーズに対応したソケットで、DDR5メモリとPCIe 5.0に対応しています。 チップセットの種類がいくつかあるので、予算と用途に合わせてチップセットを選ぶのが最初のステップです。
B650:コスパ重視の本命。 OC対応でM.2スロットも複数あり、自作PCの定番
B850:B650の後継。 USB4対応など新しい規格に対応したモデルが多い
X670E/X870E:フル機能のハイエンド。 PCIe 5.0レーン数が多く、拡張性が抜群


AM5マザーボードの人気ランキング5選
Amazonの売れ筋から、実際に評価の高いAM5マザーボードを5つ選びました。
第1位:MSI PRO B650-S WIFI ATX DDR5 AM5マザーボード

B650チップセットのATXマザーで、AM5入門として一番売れているモデルです。 箱から出して最初に感じたのは「意外と基板がしっかりしている」ということ。 安めのマザーボードだとペラペラ感があるものもありますが、これは剛性がしっかりしています。
Wi-Fi 6Eが標準搭載なので、有線LANを引けない部屋でも問題なし。 M.2スロットも2基あるので、システム用とデータ用でSSDを分けられます。
ぶっちゃけ、Ryzen 5やRyzen 7で使うならこのマザーで何も不満はないです。 ただしLEDやRGBのギラギラ感はゼロなので、光らせたい人にはちょっと物足りないかもしれません。

第2位:ASUS PRIME A620M-K-CSM A620 mATX AM5マザーボード

「とにかく安くAM5環境を組みたい」ならコレ。 A620チップセットのMicroATXで、実売1万円前後という驚きの安さです。
Ryzen 5 8600Gと組み合わせて内蔵GPU運用するのに使ってみましたが、Web閲覧やOffice作業、軽めのゲームなら全く問題なく動きます。 ただ、M.2スロットが1基しかないのと、オーバークロックに対応していないので、あとからパーツを足していくつもりなら上位モデルを選んだほうがいいです。

第3位:ASRock B650M Pro X3D WiFi Micro ATX AM5マザーボード

MicroATXサイズのB650マザーで、Ryzen 7 7800X3Dとの組み合わせがめちゃくちゃ人気のモデルです。 実際にX3Dと組み合わせて使ってみたところ、BIOSのアップデートも簡単で、初回起動まで15分かかりませんでした。
Wi-Fi 6E対応、M.2スロット2基、USB Type-Cフロントパネルヘッダーもあって、MicroATXとは思えないほど機能が詰まっています。 ただ、ATXケースに入れると下のスペースがスカスカになるので、見た目が気になる方はMicroATXケースを選んだほうがいいです。

第4位:ASRock B850 LiveMixer WiFi ATX DDR5 AM5マザーボード

B850チップセット搭載の新しめのATXマザーです。 LiveMixerという名前の通り、配信や動画制作を意識した設計になっていて、USB4ポートやフロントUSB Type-Cヘッダーが充実しています。
開封したときに「白基板カッコいい!!」と声が出ました。 白いPCケースで統一感を出したい方にはドンピシャなデザインです。 VRMヒートシンクも大きめで、Ryzen 9でも安定して動かせるスペックがあります。
ただ、B850はまだ新しいチップセットなので、B650と比べると価格がやや高め。 USB4を使わないなら、B650で十分な場面も多いです。

第5位:ASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFI ATX AM5マザーボード

ASUSのTUFシリーズはミリタリー風デザインと耐久性の高さが人気のラインナップ。 B650チップセットのATXモデルで、VRM周りのヒートシンクが大きく、長時間のゲームプレイでも安定した電力供給ができます。
実際にRyzen 7 7700Xを載せてCinebenchを回してみましたが、VRM温度は60℃台をキープしていて余裕がありました。 BIOS画面も見やすくて、初めて自作する人でも設定しやすいと感じます。
弱点を挙げるなら、TUFシリーズは見た目のバリエーションが少ないこと。 ミリタリーっぽい黒×黄色のデザインが好きじゃない人には微妙かもしれません。

AM5マザーボード5モデルの比較表
| モデル | チップセット | サイズ | Wi-Fi | BIOS画面の使いやすさ | 見た目のかっこよさ |
|---|---|---|---|---|---|
| MSI PRO B650-S WIFI | B650 | ATX | Wi-Fi 6E | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| ASUS PRIME A620M-K | A620 | mATX | なし | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ |
| ASRock B650M Pro X3D | B650 | mATX | Wi-Fi 6E | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| ASRock B850 LiveMixer | B850 | ATX | Wi-Fi 7 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| ASUS TUF B650-PLUS | B650 | ATX | Wi-Fi 6 | ★★★★★ | ★★★★☆ |

AM5マザーボードと一緒に準備しておきたいもの
AM5でPCを組むなら、マザーボード以外にも揃えておきたいパーツがあります。
AM5はDDR5専用です。 DDR4は物理的に刺さらないので間違えないようにしましょう。 速度は5600MHz以上を選んでおくとRyzenの性能をしっかり引き出せます。
M.2 SSD(NVMe Gen4以上)
AM5マザーはGen5対応のものもありますが、Gen4 SSDでも読み書き速度は十分です。 Gen5は発熱が大きいので、ヒートシンクなしだとサーマルスロットリングが起きやすい点に注意。
CPUクーラー(AM5対応のもの)
AM5はソケット形状がAM4と互換があるため、多くのAM4対応クーラーがそのまま使えます。 ただ一部メーカーは取り付け金具の変更が必要なので、事前に確認してください。

AM5マザーボードを取り付けるときの注意
AM5マザーボードはCPU側にピンがないLGA方式なので、AM4のPGA方式と比べてCPU取り付け時のピン曲がりリスクはぐっと減りました。 ただ、気をつけたいことはあります。
CPUクーラーの取り付け金具がAM5に対応しているか確認する
メモリスロットの位置を間違えない(デュアルチャネルはA2/B2スロットに挿すのが基本)
M.2 SSDのヒートシンクを忘れずに付ける(特にGen5 SSDは発熱が大きい)
正直、BIOSバージョンの問題が一番やっかいです。 新品でも古い在庫だとBIOSが古くてCPUを認識しないケースがあるので、USB BIOS Flashback機能があるマザーを選んでおくと安心です。
●平山貴斗PCパーツや自作PC関連を得意としたプロライター。 販売店スタッフやメーカー担当者へのリサーチをもとに、初心者でもわかりやすい記事を心がけています。

