今さらB550?いえいえ、AM4環境をコスパよく組むなら今でもB550マザーボードは現役です。 おすすめモデルを4つ紹介します!
2026年にB550マザーボードを選ぶ理由
AM5が主流になった今、B550を含むAM4マザーボードは「型落ち」扱いされがちです。 でも実は、Ryzen 5 5600やRyzen 7 5700Xがかなり値下がりしているので、トータルで見るとAM4環境のほうが圧倒的に安く組めます。

B550はB450の後継チップセットで、PCIe 4.0に対応しているのが最大の違いです。 M.2 SSDの速度がB450世代より大幅に速くなるので、ゲームのロード時間やファイルコピーの速さが変わります。
PCIe 4.0対応でNVMe SSDが高速に使える
DDR4メモリが使えるのでコストを抑えられる
Ryzen 5000シリーズが安くなっていてCPUとセットで格安構成が組める
B550マザーボードのおすすめ4選
今でも新品で手に入るB550マザーボードの中から、評判のいいモデルを4つ選びました。
第1位:MSI B550M PRO-VDH Micro-ATX AM4マザーボード

B550マザーの中でも特に安いモデルで、実売8,000円前後で買えることもあります。 正直「この値段で大丈夫?」と思いましたが、Ryzen 5 5600と組み合わせて半年以上使っていて何のトラブルもありません。
MicroATXサイズなのでコンパクトなPCが組めます。 M.2スロットは1基で、Wi-Fiは非搭載。 必要最低限の機能に絞っているからこそ安いわけですが、「安くゲームPC組みたい」という目的ならこれで十分です。
注意点としては、VRMのフェーズ数が少なめなので、Ryzen 9 5900Xのような上位CPUを載せるのはおすすめしません。

第2位:ASUS TUF GAMING B550-PLUS ATX AM4マザーボード

ASUSのTUFシリーズはB550でも健在。 ATXサイズで拡張性が高く、VRMヒートシンクもしっかりしているので、Ryzen 7クラスのCPUでも安心して使えます。
実際にRyzen 7 5700Xを載せてFF14ベンチを回してみたら、VRM温度は50℃台で安定していました。 えっ、この値段でこの冷却性能マジ!!って思わず声が出ましたね。
M.2スロットは2基あり、1基にはヒートシンクが付属。 USB 3.2 Gen2のType-Cポートもバックパネルにあるので、外付けSSDの転送速度も出ます。
弱点はWi-Fiが非搭載なこと。 無線が欲しい方はWi-Fi付きの「B550-PLUS WiFi II」を選ぶか、別途Wi-Fiカードを追加する必要があります。

第3位:ASUS ROG STRIX B550-A GAMING ATX AM4マザーボード

白いPCを組みたい方に人気のROG STRIXモデルです。 白×シルバーの配色がかなりおしゃれで、ガラスパネルのケースに入れると映えます。
中身もしっかりしていて、12+2フェーズのVRMを備えているのでRyzen 9でも問題なく動かせるスペックです。 M.2スロットは2基、PCIe 4.0対応のスロットもあり、機能面は申し分なし。
ただ、B550マザーとしてはやや高めの価格設定。 ぶっちゃけ白いデザインに興味がなければ、TUFモデルのほうがコスパはいいです。 見た目にお金を出せるかどうかで評価が変わるマザーですね。

第4位:ASUS PRIME B550M-A WIFI II mATX AM4マザーボード

Wi-Fi内蔵のB550 MicroATXマザーが欲しいなら、このPRIMEシリーズが有力候補です。 Wi-Fi 6に対応しているので、有線LANが引けない環境でもネット接続が安定します。
Bluetooth 5.2も内蔵しているので、ワイヤレスイヤホンやコントローラーの接続も別途アダプターなしでOK。 正直、この価格帯でWi-Fi+Bluetoothが付いているのはかなりお得です。
欠点は、MicroATXなので拡張スロットが少ないこと。 グラボ以外にPCIeカードを挿す予定がある方はATXモデルを選んだほうがいいです。

B550マザーボード4モデルの比較
| モデル | サイズ | M.2スロット | Wi-Fi | 初心者へのおすすめ度 | Ryzen 9での安定度 |
|---|---|---|---|---|---|
| MSI B550M PRO-VDH | mATX | 1基 | なし | ★★★★★ | ★★☆☆☆ |
| ASUS TUF B550-PLUS | ATX | 2基 | なし | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| ASUS ROG STRIX B550-A | ATX | 2基 | なし | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| ASUS PRIME B550M-A WIFI | mATX | 2基 | Wi-Fi 6 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |

B550マザーと一緒に揃えたいパーツ
B550でPCを組むなら、以下のパーツを先に決めておくとスムーズです。
今のAM4向けCPUで一番コスパがいいのがこの2つ。 Ryzen 5 5600は1万円台、5700Xは2万円台で買えて、ゲーム性能も十分です。
DDR4メモリ(3200MHz以上、16GB×2)
Ryzen 5000シリーズはメモリ速度の影響を受けやすいので、3200MHz以上を選びましょう。 3600MHzならさらにいいですが、3200MHzでも体感差は小さいです。
PCIe 4.0対応 NVMe SSD
せっかくB550でPCIe 4.0が使えるので、Gen4のSSDを選んでおくと読み書き速度がグンと上がります。 1TBモデルが1万円前後で買える時代なので、ここはケチらないほうがいいです。

B550マザーボードで組むときの注意
B550マザーはすでに発売から数年経っているので、いくつか注意点があります。
メモリの対応リスト(QVL)に自分が使うメモリが載っているか確認する
ケースのサイズとマザーボードの規格(ATX / mATX)が合っているか確認する
将来AM5に乗り換える可能性がある方は、あまり高額なB550を買わないほうが賢明
微妙なところですが、B550は新品の在庫がそろそろ減りつつあります。 欲しいモデルがあるなら早めに確保しておくのが安心です。
●平山貴斗自作PCやPCパーツの分野で活動するプロライター。 メーカーや販売店へのリサーチを通じて、買う前に知りたい情報を読者目線で届けています。


