デスクの上に大きなPCタワーを置くスペースがない、そんな悩みを持つ方にベアボーンPCが人気です。 今回は売れ筋のベアボーンPCを5つ紹介します!
ベアボーンPCを選ぶときに見ておきたい3つの基準
ベアボーンPCは、ケースにマザーボードと電源が入った状態で売られていて、あとは自分でCPUやメモリ、ストレージを追加するだけでPCが完成します。 選ぶときに注目してほしいのは対応CPUの世代、拡張性(M.2スロットの数やグラボが入るかどうか)、そして本体サイズです。

初めてベアボーンPCを買う方は、CPUクーラーの高さ制限も確認しておいてください。 小さいケースだと大型クーラーが入らないことがあるので、購入前にスペック表のクーラー対応高さを見ておくと安心です。
ベアボーンPCの人気ランキング5選
第1位:ASRock DeskMeet X600

AMD Ryzen 8000/7000シリーズに対応したベアボーンPCです。 開封して中を見たとき「これ、小さいのにグラボ入るの?」ってびっくりしました。 内部にはグラフィックボード用のスペースがしっかり確保されていて、ちょっとしたゲーミングPCとしても使えます。
PCIe 5.0対応のM.2スロットが付いているので、NVMe SSDの転送速度をフルに引き出せるのもうれしいところです。 ただ、電源が500Wなのでハイエンドグラボはさすがに厳しいです。 ミドルクラスのグラボまでなら十分動きます。

第2位:ASRock DeskMini B760

Intel第12〜14世代CPUに対応した超コンパクトなベアボーンPCです。 箱から出した瞬間、「えっ、これPC?弁当箱?」ってなるくらい小さいです。 容積はわずか1.92リットルで、モニターの裏にVESAマウントで取り付けることもできます。
Thunderbolt 4ポートを備えているので、外付けGPUボックスやドッキングステーションとの接続もスムーズです。 正直、グラボは入らないのでゲーム用途には向きませんが、事務作業や動画視聴なら十分すぎる性能です。

第3位:MINISFORUM UM790 Pro

Ryzen 9 7940HSが入ったミニPCで、メモリ32GB、SSDも最初から入っています。 届いたらモニターとキーボードを繋ぐだけですぐ使えるので、パーツ選びに時間をかけたくない方にはありがたいモデルです。
正直、「ベアボーン」というよりほぼ完成品に近い構成ですが、メモリやSSDを自分好みに交換できる余地があるのがポイントです。 USB4ポートも付いていて、外部ディスプレイへの出力も余裕があります。 ただ、ファンの音が負荷をかけるとそこそこ聞こえるので、静音重視の方はちょっと気になるかもしれません。

第4位:GMKtec M6 Ultra

AMD Ryzen 7640HSが入ったミニPCです。 手のひらに乗るサイズ感なのに、6コア12スレッドでマルチタスクもサクサクこなせます。 最初に電源を入れたとき、この小ささから想像できないくらいキビキビ動いてびっくりしました。
メモリスロットが2つあるので、最大64GBまで増設可能です。 ぶっちゃけ見た目はちょっと地味ですが、性能面ではしっかり仕事してくれます。 Wi-Fi 6Eにも対応しているので、有線LANが引きにくい部屋でもストレスなくネットが使えます。

第5位:Beelink EQi12

Intel Core 1220Pが入ったミニPCで、メモリ16GB、SSD 500GBが最初から付いています。 Beelinkは海外メーカーですが、日本のAmazonでの販売実績が多くレビュー数も豊富なので、購入時の参考情報が手に入りやすいです。
4K出力にも対応しているので、リビングのテレビに繋いでメディアプレイヤーとして使うのもアリです。 ただ、12世代のPコアが2つだけなので、重たい作業にはあまり向きません。 事務作業や動画視聴をメインで使う方向けのモデルです。

ベアボーンPC 5機種の比較表
| 機種名 | 対応CPU | グラボ搭載 | 組み立てやすさ | 静音性 | 設置の自由度 |
|---|---|---|---|---|---|
| DeskMeet X600 | AMD Ryzen 7000/8000 | 可能 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆(やや大きめ) |
| DeskMini B760 | Intel 12〜14世代 | 不可 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★(VESA取付可) |
| UM790 Pro | Ryzen 9 7940HS(内蔵) | 不可 | ★★★★★(ほぼ完成品) | ★★★☆☆ | ★★★★★(超小型) |
| M6 Ultra | Ryzen 7640HS(内蔵) | 不可 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★(超小型) |
| EQi12 | Core 1220P(内蔵) | 不可 | ★★★★★(ほぼ完成品) | ★★★★☆ | ★★★★★(超小型) |

ベアボーンPCを組むなら一緒に買っておきたいもの
ベアボーンPCは本体だけ買っても動きません。 追加で必要なパーツがいくつかあるので、一緒に準備しておくとスムーズです。
メモリ(DDR4またはDDR5。対応規格を要確認)
SSD(M.2 NVMeがおすすめ。2.5インチSATAも使える機種あり)
CPUクーラー(DeskMini/DeskMeetは付属しないことが多い)
OS(Windows 11のライセンスを別途用意)

CPU選びで迷ったら、DeskMeet X600ならRyzen 7 8700G、DeskMini B760ならCore i5-14400あたりが価格と性能の釣り合いが良くておすすめです。 メモリは16GB以上にしておくと、ブラウザのタブをたくさん開いても余裕があります。
ベアボーンPCで気をつけたい落とし穴
ベアボーンPCは自由度が高い反面、パーツの相性問題や組み立て時のトラブルがゼロではありません。 事前に把握しておくと助かる注意点を紹介します。

ベアボーンPCの使い道と楽しみ方
ベアボーンPCは「自作PCほど大変じゃないけど、自分好みにカスタムできる」のが魅力です。 具体的にどんな使い方をしている人が多いのか紹介します。
在宅ワーク用のサブPCとして
NAS代わりにファイルサーバーとして
子どもの勉強用PCとして(小さいから邪魔にならない)
ホームサーバーや簡易的なネットワーク管理用
DeskMeetシリーズはグラボを載せられるので、簡単なPCゲームや動画編集にも対応できます。 フルタワーPCを置く場所がない方にとっては、かなり現実的な選択肢です。

筆者 平山貴斗PCパーツや周辺機器を得意分野としています。 メーカー担当者や販売店へのリサーチをもとに、買う前に確認すべき情報をわかりやすくお届けしています。


