オフィスにプリンター複合機を1台入れるだけで、印刷からスキャン、FAXまで全部片付きます。 今回はAmazonや楽天で売れ筋のビジネス向け複合機を5台ピックアップしました。
ビジネス向け複合機を選ぶときに見ておきたい3つの基準
まず気にしてほしいのは印刷方式がレーザーかインクジェットかです。 大量に印刷する事務所ならレーザーが速くてランニングコストも安めですが、写真やカラー資料を多く刷るならインクジェットのほうがキレイに仕上がります。

次にチェックしたいのが給紙容量と自動両面印刷の有無です。 250枚以上入るカセットがあると用紙補充の手間がグッと減ります。 あとはWi-Fi対応かどうか。 スマホやタブレットから直接印刷できると会議中にサッと資料を出せて地味に助かります。

ビジネス プリンター複合機ランキング5選
第1位:キヤノン カラーレーザー複合機 Satera MF751Cdw II

開封して電源を入れた瞬間、液晶パネルの見やすさに驚きました。 タッチ操作がスムーズで、コピーやスキャンの設定も画面を数回タップするだけです。 カラーの印刷スピードが毎分約33枚とかなり速く、朝イチで50枚の会議資料を刷っても3分かからず終わりました。
ただし本体サイズはそこそこ大きいので、狭い事務所だと置き場に困るかもしれません。 あと純正トナーがやや高いので、印刷枚数が少ない事業所はインクジェットのほうがコスト面で有利です。

第2位:ブラザー工業 A4カラーレーザー複合機 MFC-L3780CDW

FAX付きのレーザー複合機を探しているなら、このブラザーのMFC-L3780CDWがかなり頼れます。 初めて使ったとき、FAXの送受信がタッチパネルから直感的に操作できて「あ、これなら機械が苦手な人でもいけるな」と感じました。
両面スキャンにも対応しているので、契約書の電子化がめちゃくちゃ捗ります。 デメリットとしてはカラー印刷の色味がインクジェットほど鮮やかではないこと。 写真印刷には向きませんが、請求書や見積書など文字中心の書類なら何の問題もありません。

第3位:エプソン A3ノビ対応ビジネスインクジェット複合機 PX-M6011F

A3サイズの資料やポスターを事務所で刷りたいなら、このPX-M6011Fがかなり便利です。 実際にA3の営業資料を印刷してみたら、文字もグラフもくっきり出てくれて「これ外注しなくていいじゃん」ってなりました。
正直、本体サイズはかなりデカいです。 デスクの上に置くのは現実的ではないので、専用のプリンター台やラックを用意したほうがいいです。 あとインクジェットなのでレーザーほどの高速印刷はできません。 月に数千枚レベルで刷るオフィスにはレーザーのほうが合っています。

第4位:エプソン A4ビジネスインクジェット複合機 PX-M730F

A4専用で十分というオフィスなら、PX-M730Fがバランスのいい選択です。 箱を開けて初期設定を始めたとき、Wi-Fiの接続があっという間に終わって「え、もう使えるの?」という感じでした。 耐久性が高く、月間2万ページの印刷に耐える設計になっています。
ぶっちゃけ、見た目のデザインは地味です。 オフィス向けなので当たり前ですが、受付の近くに置くと少し事務感が強くなります。 あとカラー印刷の速度はレーザーより遅いので、カラー資料を大量に刷る場合はちょっとストレスを感じるかもしれません。

第5位:キヤノン インクジェット複合機 MB5130 MAXIFY

SOHOや個人事業主に人気のMAXIFYシリーズです。 最初に触ったとき、「インクジェットなのに印刷がすごく速いな」と感じました。 モノクロなら毎分約24枚で、ちょっとした書類なら待ち時間がほぼありません。
惜しいのは給紙カセットが250枚×1段だけという点。 大量印刷時には途中で用紙補充が必要になります。 あと本体は発売から数年経っていて後継機が出る可能性もあるので、価格が下がっている今がむしろ狙い目かもしれません。

5台を並べて比較してみた結果
| 機種 | 印刷方式 | FAX | 用紙サイズ | 初期設定の簡単さ | 静音性(体感) |
|---|---|---|---|---|---|
| Satera MF751Cdw II | レーザー | なし | A4 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| MFC-L3780CDW | レーザー | あり | A4 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| PX-M6011F | インクジェット | あり | A3ノビ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| PX-M730F | インクジェット | あり | A4 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| MB5130 | インクジェット | あり | A4 | ★★★★☆ | ★★★★★ |
個人的に驚いたのは、MB5130の静かさです。 インクジェットの中でもかなり音が控えめで、電話しながらでも気にならないレベルでした。 逆にレーザー機は動作音がそれなりにするので、静かな環境を求める方はインクジェットを選んだほうが無難です。
ビジネス複合機を買ったら最初に揃えたいもの
複合機を買ったら、本体だけでなく周辺アイテムも一緒に揃えるとスムーズに使い始められます。
USBケーブル(Wi-Fiが不安定な環境用):Wi-Fi接続がメインでも、有線接続できる環境を用意しておくと安心です。
プリンター台:床置きだと腰が痛くなりますし、デスクの上だと場所を取ります。 キャスター付きの専用台があると移動もラクです。
コピー用紙の大量ストック:A4用紙は箱買いがお得です。 500枚入り×5冊のセットを常備しておくと補充頻度が減ります。

複合機を長持ちさせるためのメンテナンス知識
せっかく複合機を買っても、メンテナンスを怠ると印刷品質がどんどん落ちていきます。 逆に言えば、ちょっとした手入れで5年以上使えることも珍しくありません。
用紙が詰まったときは慌てて引っ張らないでください。 無理に引くと内部のローラーを傷つけてしまいます。 取扱説明書に書いてある流れに沿って背面カバーを開けて、ゆっくり取り除くのがコツです。

あとは電源を入れっぱなしにしておくかどうか問題。 レーザー機は起動時にウォームアップが必要なので、毎日使うならつけっぱなしのほうが便利です。 インクジェット機もスリープモードがあるので、電源を切る必要は基本的にありません。
●平山貴斗この記事の筆者。オフィス機器やビジネス向け家電を得意とするプロライター。メーカー担当者や法人向け販売店へのリサーチをもとに記事を執筆しています。読者目線で分かりやすい情報をお届けできるよう心がけています。


