電話の声が聞こえにくい家族のために、拡声器を3機種比較しました。販売店スタッフへの取材をもとにまとめた本音レポートです。
電話の拡声器を探すきっかけ
実家の母から「電話の声が小さくて困る」と相談されたのがきっかけでした。
電話機ごと買い替えると数万円コースですが、拡声器なら数千円で解決できると聞いて飛びついたんですよね。

販売店スタッフの方によると、夏休みや年末年始など、家族が実家に帰省するタイミングで購入する人が一気に増えるそうです。
注目の電話拡声器ランキング3選
第1位:スマイルキッズ 電話の拡声器 III AYD-104

実家に置いた瞬間、母が「あら、こんなに違うの?」と驚いた一台です。
受話器の音量を最大10倍まで上げられるので、補聴器を外している時でも会話が成り立つレベル。
電池駆動なので電源工事も配線も不要、玄関の電話台にポンと置くだけで使えます。
ボタンが大きくて高齢者の指でも操作しやすく、説明書を見せなくても自然と使ってもらえました。
正直、もっと早く買えばよかったと思う商品です。

電池駆動・最大10倍まで音量アップ
第2位:ELPA 受話音量増幅アンプ TEA-081

老舗ELPAから出ている電話用の音量増幅アンプで、見た目がとてもシンプルなのが好印象。
受話器のコードに割り込ませて使うタイプで、設置はおよそ1分。工具も配線知識もいりません。
ボリュームをぐるぐる回して調整するアナログ式なので、機械が苦手な家族にも直感的に伝わります。
音質はクリアで、ノイズがほとんど乗らないのが他社製との違いだと家電販売員の方が言っていました。
電池切れの心配をしたくない人、シンプルな操作で済ませたい人、有線電話をメインで使う家庭。

電池不要で配線するだけのシンプルモデル
第3位:スマイルキッズ 自動オン・オフ 受話器の拡声器 AYD-105

AYD-104の後継的なモデルで、受話器を取った瞬間に自動で電源ONになるのが最大の進化点。
高齢の家族が「使った後に電源を切り忘れる」のを防げるので、電池の持ちが体感で1.5倍くらい違いました。
ボタンが少ないぶん操作がさらにシンプルで、説明不要で渡せるのがうれしいところ。
ただ、受話器の形によっては取り付けがやや渋い場合があるので、購入前に手持ちの受話器の形を見ておきましょう。

スマイルキッズ 自動オン・オフ 受話器の拡声器 AYD-105
受話器を取ると自動で電源ONになる省エネモデル
選ぶときに見てほしい3つの視点
電池式は設置が楽で停電時にも使えますが、電池切れの管理が必要。配線一体型は電池不要で長期運用が楽。
丸型・角型・スリム型など受話器の形によって取り付け感が変わります。事前に形状を見ておきましょう。
最大何倍まで増幅できるかは商品により差があります。家族の聴力に合わせて余裕のある倍率を選ぶと安心。
使い始めて感じた小さな工夫
拡声器は「最初に音量設定を一緒に決めておく」のがコツです。
高齢の家族が自分で調整しようとすると、音量がゼロになって余計に困ることがありました。
シールやマスキングテープで「ここが普段の位置」と印を付けておくと、ズレても元に戻せて安心です。
合わせて準備したい便利アイテム
拡声器と一緒に、ボタンが大きい受話器カバーや、電話のそばに置くメモパッド、ペン立てまでセットで用意しておくと、家族の電話まわりが一気に使いやすくなります。
特に介護中の家庭では、置き場所を固定するだけでもストレスがかなり減ります。
●神谷 蒼真生活家電や介護まわりの商品を得意とするプロライターの筆者です。今回は介護用品店スタッフとスマイルキッズの問い合わせ窓口へのリサーチを重ね、実際に高齢の家族へ導入した経験を交えてまとめました。読者がムダ買いせず安心して選べる情報を心がけています。

