本棚がパンクしそうなとき、本を電子化する「自炊」は最高の解決策です。 自炊に使えるスキャナーを5台紹介します!

自炊用スキャナーを選ぶときに見るべきところ
自炊用スキャナーは大きく分けて「シートフィード型(裁断してスキャン)」と「オーバーヘッド型(非破壊スキャン)」の2種類があります。

自炊用スキャナーのランキング5選
第1位:リコー PFU ScanSnap iX2500

自炊スキャナーの定番中の定番がScanSnapシリーズです。 iX2500は最新モデルで、Wi-Fi経由でPCやスマホに直接データを送れるのが便利。 最初にスキャンしたとき、A4で1分間に40枚のスピードに感動しました。 もうこれでいいじゃん。悩む必要ゼロ!!
デメリットは価格が4万円台とそれなりにすること。 本気で何百冊もスキャンするならすぐに元が取れますが、数冊だけならレンタルも検討してみてください。

第2位:キヤノン CanoScan LiDE 400

CanoScan LiDE 400はフラットベッド型のスキャナーです。 本を裁断せずに1ページずつスキャンするタイプなので、大量スキャンには向いていませんが、写真集や画集のように切りたくない本のスキャンに向いています。 USB給電で動くので電源アダプタ不要なのも地味にありがたい。
ただ、フラットベッド型なので1ページずつ手で置く必要があり、100ページ以上の本をスキャンするのは正直キツいです。 数冊だけ電子化したい人や、写真をきれいに取り込みたい人向けです。

第3位:CZUR Shine Ultra Pro

CZUR Shine Ultra Proは非破壊型のオーバーヘッドスキャナーです。 本を開いて台に置くだけでカメラがスキャンしてくれるので、裁断不要。 2400万画素のカメラでA3サイズまで対応しているので、大きめの本や雑誌もそのまま取り込めます。
正直、シートフィード型と比べるとスピードは劣ります。 でも「本を切りたくない」という人にとっては、これが唯一の選択肢に近いです。 図書館の本をスキャンしたいときにも活躍します(個人利用の範囲で)。

第4位:iOCHOW S5 ドキュメントスキャナー

iOCHOW S5はCZURと同じオーバーヘッド型で、2200万画素のカメラが付いています。 CZURより価格が安いのが魅力で、初めて非破壊スキャンを試す人の入門機としていい選択です。 実際にセットして使ってみると、組み立てが簡単で5分もかからず準備完了でした。
ただ、歪み補正の精度はCZURに比べるとやや甘い印象です。 ページの端が曲がっているとうまく補正できないことがあるので、本をしっかり押さえた状態でスキャンするのがコツです。

第5位:エプソン フォトスキャナー FF-680W

FF-680Wは写真のスキャンに特化したシートフィード型スキャナーです。 自炊というよりは写真の電子化がメインですが、名刺サイズからA4まで自動で送れるので、薄い本やコミックの自炊にも使えます。 Wi-Fi対応でスマホにも直接送れるのが便利です。
デメリットは、厚みのある本は裁断しないとスキャンできないこと。 あくまでシートフィード型なので、1枚ずつの紙を送る仕組みです。 写真メインで、ついでに本も取り込みたい人に向いています。

5台の自炊スキャナーを比べてみた
| 機種名 | スキャン方式 | 裁断の要否 | スキャン速度の体感 | 画質の満足度 |
|---|---|---|---|---|
| ScanSnap iX2500 | シートフィード | 必要 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| CanoScan LiDE 400 | フラットベッド | 不要 | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
| CZUR Shine Ultra Pro | オーバーヘッド | 不要 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| iOCHOW S5 | オーバーヘッド | 不要 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| エプソン FF-680W | シートフィード | 必要 | ★★★★☆ | ★★★★★ |

自炊をスムーズに進めるための準備
自炊をやるなら揃えておきたいアイテム
裁断機(ディスクカッター):カール事務器のDC-210Nが定番。 A4サイズを40枚まで一発で裁断できます。
OCRソフト:スキャンしたPDFにテキスト検索機能を付けるならOCRソフトが必要。 ScanSnapには付属していますが、他のスキャナーの場合は別途用意してください。
タブレット:せっかく電子化するなら、iPadやAndroidタブレットで読むのがおすすめ。 10インチ以上あると文庫本サイズが読みやすいです。

自炊スキャナーの選び方で迷ったら
結局のところ、「本を切ってもいいか、切りたくないか」で選ぶスキャナーが決まります。 大量に素早く電子化したいならScanSnap iX2500、本を傷つけたくないならCZUR Shine Ultra Pro、この2択が鉄板です。
●平山貴斗筆者はPC周辺機器やデジタルガジェットのリサーチを得意とするプロライター。 メーカーや販売店への取材をもとに、使う人の目線に立った情報をお届けしています。



