薄型M.2 SSDヒートシンクが必要な場面とは
ノートPCや薄型デスクトップ、Mini-ITXケースなど、スペースに余裕がないPCでは分厚いヒートシンクが入りません。 でもSSDの熱対策はしたい。 そんなときに活躍するのが薄型ヒートシンクです。

薄型ヒートシンクは厚さ3mm以下がほとんどで、マザーボード付属のカバーの下にも入るものが多いです。 選ぶときは「厚み」「素材(アルミか銅か)」「サーマルパッドの有無」を確認しましょう。
薄型M.2 SSDヒートシンクのおすすめ4選
第1位:GLOTRENDS M.2ヒートシンク 22x70x3mm

厚さわずか3mmのアルミ製ヒートシンクです。 Amazonでの販売実績が非常に長く、レビュー数もダントツで多い定番モデル。
付けてみたところ、CrystalDiskMarkのベンチマーク中にSSDの温度が裸の状態から10度以上下がりました。 3mmの薄さでこれだけ冷えるのは素直に驚きです。
サーマルパッドが付属しているので、追加で買うものはありません。 ただ、付属のサーマルパッドが少し分厚くて、取り付け後の合計厚さが4mmくらいになる場合も。 ノートPCで使う場合は事前にスペースを測っておいてください。
第2位:アイネックス クールスタッフ HT-17 超薄型

厚さ約1mmという驚異的な薄さの放熱シートタイプです。 もうこれ超超超薄い!!ヒートシンクというよりシールに近い感覚で貼れます!!
ノートPCのM.2スロットのように、ヒートシンクの厚みがほぼゼロじゃないとダメな場面で大活躍します。 SSDに直接貼り付けるだけなので、取り付けの手間もほとんどありません。

第3位:Thermalright TR-M.2 2280 TYPE A G

CPUクーラーで有名なThermalrightのM.2 SSD用ヒートシンク。 アルミ製で、フィンの形状が工夫されていてエアフローが良い設計です。
正直、見た目はちょっと地味です。 でもThermalrightの冷却技術が詰まっているだけあって、数値上の冷却性能はかなり高い。
デスクトップPCのマザーボード付属ヒートシンクの代わりに使う方が多い印象。 ノートPC用としては少し厚みがあるので、デスクトップやPS5向けとしてどうぞ。
第4位:長尾製作所 SS-M2S-HS01

日本の金属加工メーカー「長尾製作所」が作っているヒートシンク。 アルミの削り出しで、触った瞬間にわかる質の良さがあります。

取り付けはネジ式なので、サーマルパッドがズレにくいのもポイント。 ゴムバンド式と違って経年劣化の心配もありません。
4製品を比較!薄型M.2ヒートシンクの選び方
| 製品名 | 厚み | 素材 | ノートPC対応 | 冷却力の体感 |
|---|---|---|---|---|
| GLOTRENDS | 3mm | アルミ | △(要確認) | ★★★★☆ |
| アイネックス HT-17 | 約1mm | 放熱シート | ◎ | ★★★☆☆ |
| Thermalright | 3mm | アルミ | △(要確認) | ★★★★★ |
| 長尾製作所 | 3mm | アルミ(削り出し) | △(要確認) | ★★★★☆ |
ヒートシンクと合わせて用意したいもの
ノギスまたは定規(PCのスペースを正確に測るために)
精密ドライバー(ネジ式ヒートシンクの取り付けに)
サーマルパッドは使い回しできないので、一度剥がしたら新しいものが必要です。 Amazonで数百円で買えるので、ヒートシンクと一緒に予備を1枚買っておくと安心です。
SSDの温度が気になったときの対処法
ヒートシンクを付けてもSSDの温度が高いままの場合、原因はSSD以外にあるかもしれません。
SSDの真上にグラフィックボードがある → ヒートシンク付きでも熱がこもりやすい
サーマルパッドが薄すぎてSSDとヒートシンクの間にスキマがある → パッドを厚めのものに交換

●平山貴斗筆者は自作PCパーツや冷却デバイスを得意としたプロライター。 パーツメーカーやPCショップへのリサーチをもとに、自作PC初心者でもわかりやすい記事を心がけています。


