配信の音、ちゃんとこだわってますか? マイクだけ良くしても、ミキサーがショボいと台無しになります。
配信用ミキサーを買う前に確認したい3つの選び方
配信用ミキサーは「入力チャンネル数」「ループバック機能の有無」「接続方式(USB or アナログ)」の3つで決めるのが手っ取り早いです。
ループバック機能は、PCの音(BGMやゲーム音)をそのまま配信に乗せるための仕組みです。 これがないとBGMを流しながらの配信がめちゃくちゃ面倒になるので、配信用なら必須レベルだと思ってください。

USB接続タイプならPCに直接つなぐだけだから、初めて買う人はUSB一択で考えていいと思うよ。 アナログ接続はオーディオインターフェースも別途いるから、慣れてからでOK。
接続方式については、USB接続ならドライバを入れてつなぐだけなので圧倒的にラクです。 XLRやTRSなどアナログ接続のミキサーは別途オーディオインターフェースが必要になるので、配信メインなら最初はUSBタイプが間違いないです。
配信用ミキサーおすすめランキング5選
第1位:YAMAHA ウェブキャスティングミキサー AG03 3チャンネル

配信ミキサーの定番中の定番。 初めて箱を開けたとき「思ったより小さいな」と感じたんですが、デスクに置くとこのサイズ感がちょうどいい。 3チャンネルあれば、マイク1本+PC音声+BGMの基本構成はカバーできます。
ループバック機能つきで、PCとUSBケーブル1本でつながるのが最大の利点。 OBSの設定もスムーズで、つないでから10分で配信できる状態になりました。

正直、見た目のデザインは好み分かれると思う。白いボディがちょっとオモチャっぽいって声もあるけど、音質は値段以上。個人的にはYAMAHAの安定感に賭けたい。
ただし、AG03は旧モデルなのでファームウェアの更新がないのが惜しいところ。 後継のAG03MK2が出ているので、予算に余裕があればMK2も検討してみてください。
第2位:FIFINE 配信用オーディオミキサー AmpliGame SC8

FIFINEのSC8は見た目のインパクトがすごい。 RGBライティングがビカビカ光るので、ゲーミングデスクに置くと映えます。 実際に配信で使ってみると、ボタンひとつでミュートできるのが地味にありがたくて、くしゃみとか咳をとっさに消せるのが助かりました。
4つのフェーダーで各音声を個別に調整できるので、ゲーム音とマイク音のバランスを細かく変えられます。 ただ、フェーダーのストロークが短めで、微調整がちょっとやりにくいかもしれません。

この値段でこの機能は正直びっくりした。1万円以下で4ch+ループバック+RGBって、コスパどうなってるの?って感じ。
FIFINE製品全般に言えることですが、説明書がちょっと分かりにくいです。 YouTubeで接続方法の動画を探してから接続するのがおすすめ。
第3位:YAMAHA ZG01 ゲームストリーミングミキサー

YAMAHAのZG01はゲーム配信にガッツリ振り切ったミキサーです。 ボイスチャットとゲーム音声を別系統で管理できるので、APEXやVALORANTみたいなボイチャ必須のゲームを配信するならこれが最強!!
HDMIの入力端子がついていて、SwitchやPS5の音声をそのまま取り込めるのがこの機種だけの特権。 ゲーム機の音をPCに取り込むのに別途キャプチャーボードが要らないのは、配線がスッキリしてすごく助かります。

値段はけっこうするけど、ゲーム配信者ならむしろ安い投資だと思う。HDMIパススルーで配線が減るだけでデスク周りのストレスが一気になくなる。
デメリットは値段が3万円台と高めなのと、音楽配信や雑談配信にはオーバースペックな点。 ゲーム配信がメインじゃない人には持て余すと思います。
第4位:MAONO MAONOCASTER AME2A オーディオミキサー

MAONOのAME2Aは、ポッドキャストや雑談配信向きのミキサーです。 サウンドボード機能が入っていて、効果音をボタンひとつで鳴らせるのが面白い。 配信中に「ピンポーン」とか「ドラムロール」とかを即座に出せるので、リスナーとのやり取りが盛り上がります。
正直、音質面だけで言えばYAMAHAのほうが上だと感じました。 でもMAONOは「配信を楽しくする機能」がてんこ盛りなので、エンタメ系の配信をやりたい人にはこっちのほうが向いてます。

雑談配信やってる友達に貸したら「もう返したくない」って言われた。効果音ボードは一回使うとクセになるみたい。
注意点として、電源がUSB Type-Cなんですがケーブルが短いので、デスクの配置によっては延長ケーブルが必要になります。
第5位:Roland BRIDGE CAST ゲーミングミキサー

Rolandの BRIDGE CASTは、ゲーミング配信に力を入れているミキサーです。 内蔵エフェクトの種類がとにかく多くて、ボイスチェンジャーやリバーブがリアルタイムでかけられます。 配信中にふざけてボイチェン使ったら、リスナーにめちゃくちゃウケました。
専用アプリ「BRIDGE CAST App」でかなり細かい設定ができるのも大きなプラス。 EQのカーブを自分好みに追い込めるので、声質に合わせた調整がやりやすいです。

エフェクトの質はさすがRolandって感じで文句なし。ただ、価格が3万円超えてくるから「まずはお試し」で買うにはちょっと勇気がいるかな。
デメリットは価格が高めなことと、多機能すぎて最初は使いこなせない人もいそうな点。 設定を追い込むのが好きな人向けです。
5機種を並べて比較してみた
| 機種名 | チャンネル数 | 接続 | ループバック | 操作の直感性(5段階) | 配信開始までの速さ(5段階) |
|---|---|---|---|---|---|
| YAMAHA AG03 | 3ch | USB | あり | ★★★★★ | ★★★★★ |
| FIFINE SC8 | 4ch | USB | あり | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| YAMAHA ZG01 | 多系統 | USB/HDMI | あり | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| MAONO AME2A | 2ch | USB | あり | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| Roland BRIDGE CAST | 多系統 | USB | あり | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
「操作の直感性」と「配信開始までの速さ」は、箱を開けてから実際に配信を始めるまでの体感をもとにした主観評価です。 YAMAHA AG03がどっちも満点なのは伊達じゃなくて、本当にUSBつないでOBSの設定で入力デバイスを選ぶだけ。
配信ミキサーを買ったらまずやること
ミキサーが届いたら、いきなり配信で使うのはやめてください。 まずテスト録音です。
- OBSやAudacityで自分の声を録音する
- ゲインを上げすぎていないか確認する(音割れしてたらゲインを下げる)
- ループバックでPCの音がちゃんと乗っているか確認する
- ヘッドホンでモニターしながら音量バランスを決める
ぶっちゃけ、最初のゲイン設定をミスると何をやってもノイズまみれになります。 マイクの種類にもよりますが、ゲインは真ん中よりやや低めから始めて、少しずつ上げていくのが鉄板です。

ゲイン上げすぎて「サーッ」ってホワイトノイズが入ってるのに気づかず1時間配信しちゃったことがある。恥ずかしすぎた…。テスト録音ほんと大事。
ミキサーと一緒に揃えたいアイテム3つ
ミキサー単体だとポテンシャルを100%発揮できないので、以下の3つは一緒に揃えるのがおすすめです。
PCの内蔵マイクからミキサー経由の外付けマイクに変えるだけで、音質が別次元になります。 予算5,000〜10,000円くらいでかなりいいものが買えます。
配信中のモニタリング用。 開放型だとマイクに音が回り込むので密閉型がベター。 ミキサーのヘッドホン端子に直接させるので配線もシンプルです。
マイクとミキサーをつなぐケーブル。 付属していないことが多いので忘れずに。 3mあれば大体足ります。

ミキサーだけ買って「あれ、マイクどうやってつなぐの?」ってなる人、けっこう多いから注意してほしい。ケーブル類は事前に確認しておこう。
配信の音で差をつけるワンポイントテクニック
ここからはちょっとしたテクニックを紹介します。
正直なところ、コンプレッサーの効果って最初はよくわかりません。 でも「あ、自分の配信聞きやすくなったな」とリスナーからコメントをもらえるようになると、設定して良かったなと思えるはずです。
ミキサーを手に入れたら、ぜひ自分好みの音作りを楽しんでみてください。 最初は面倒くさく感じるかもしれませんが、音がキマったときの気持ちよさは格別です。
●筆者:平山貴斗音楽機材と配信機器を中心にリサーチ記事を書いています。 今回はサウンドハウスのスタッフや楽器店の販売担当に配信ミキサーの売れ筋や使用感をヒアリングし、取材内容をベースに書きました。


