猫に薬を飲ませるのは、飼い主さんにとって大きな悩みのひとつです。ここでは猫の投薬器のおすすめ製品を、Amazonで人気の5アイテムに絞ってランキング形式で紹介します!
猫の投薬器おすすめの選び方で押さえておきたいポイント
猫に薬を飲ませようとすると、口を開けてくれなかったり、せっかく入れた薬を吐き出してしまったりと、なかなか思うようにいかないものです。投薬器にはいくつかのタイプがあり、愛猫の性格や薬の種類に合わせて選ぶことが大切です。
まず、錠剤やカプセルをそのまま飲ませたい場合は「ピルガン」と呼ばれるプッシュ式の投薬器が便利です。先端に薬をセットして、猫の口の奥に差し込んでからボタンを押すだけで喉の奥に薬を送り込むことができます。指を口の中に入れなくて済むので、噛まれるリスクを減らせるのがメリットです。
液体の薬やシロップ剤を飲ませる場合は、注射器型(シリンジタイプ)のフィーダーが向いています。口の横から少しずつ注入できるので、猫への負担も少なめです。
また、錠剤をそのまま飲めない猫には「ピルクラッシャー」で粉状にしたり、「ピルカッター」で小さく割ったりして、フードに混ぜて与える方法もあります。薬の種類によっては砕いてはいけないものもあるので、必ず獣医師に確認してから使いましょう。
【2026年2月】猫の投薬器おすすめ人気ランキング5選
それでは、Amazonで人気の猫用投薬器をランキング形式で紹介していきます。
第1位:ファンタジーワールド ピルガン PPG-1

猫の投薬器といえばまず名前が挙がるのが、ファンタジーワールドの「ピルガン PPG-1」です。動物病院でもよく使われている定番アイテムで、錠剤の投薬だけでなく、付属のシリコンラバー製チート(乳首)を取り付ければ液体の薬やミルクを飲ませることもできます。
本体はPEプラスチック製で、サイズは幅3.0×長さ11.5cm、ボトル容量は10ml。重さはわずか10gと非常に軽量なので、片手でも扱いやすいのが特徴です。
錠剤を飲ませるときは、先端部分に薬を挟んで猫の口の奥に差し込み、中棒を押すと薬が押し出される仕組みになっています。指を猫の口に入れずに済むため、噛まれて流血するといったトラブルを防げるのは大きなメリットです。
チートは3個付属しているので、劣化しても交換できます。衰弱した猫に水やミルクを与えるときにも使えるため、子猫の哺乳からシニア猫の介護まで幅広く対応できる万能アイテムです。

動物病院でもよく見かけるピルガン。価格も手頃なので、投薬デビューにぴったりですね!
第2位:津川洋行 インプッター(錠剤用 投薬器)

津川洋行の「インプッター」は、動物病院向けに作られた日本製の錠剤用投薬器です。全長21cm、先端直径1cmと、ピルガンよりも長めの設計になっているのが特徴です。
先端のプラスチックゴム部分がくぼんだ形状になっていて、さまざまな形の錠剤をしっかり挟むことができます。ピストンを押すと薬が口の奥に送り出される仕組みで、構造的に押し出しやすいと評価する獣医師も多いアイテムです。
柄が長い分、猫の口の奥までしっかり届くため、薬を吐き出されにくいというメリットがあります。一方で、慣れないうちは長さの扱いに戸惑うこともあるので、最初は落ち着いた状態で練習してみるのがおすすめです。
動物病院の通販サイトでも取り扱いが多く、獣医師からの信頼度が高い製品です。口を触られるのが苦手な猫や、攻撃性のある猫への投薬に悩んでいる方に特に向いています。

日本製という安心感もありますし、動物病院で実際に使われているのを見ると信頼できますね。
第3位:ファンタジーワールド ジェントルフィーダー

「ジェントルフィーダー」は、注射器型のフィーダーが2本セットになった商品です。液体の薬やシロップ剤、溶かした粉薬を猫に飲ませるときに便利な製品です。
2本の内訳は「ニップルタイプ(Φ3.5×L12cm)」と「テーパータイプ(Φ3.5×L11.5cm)」で、用途に合わせて使い分けることができます。ニップルタイプはミルクや離乳食を与えるのにも使えるため、子猫の哺乳器としても人気があります。
素材は外側、内側ともにPEプラスチック製で、重さは約22g。液体の薬をゆっくり少しずつ注入できるので、むせやすい猫にも安心して使うことができます。
錠剤を水で溶かしてシリンジで飲ませる方法は、ピルガンでうまくいかなかった飼い主さんの間でも成功率が高いと言われています。子猫からシニア猫まで使えるので、1セット持っておくと何かと便利です。

2本入りなので、使い分けができるのがいいですね。液体の薬を飲ませるならこれが一番使いやすいと思います!
第4位:ファンタジーワールド ピルクラッシャー

錠剤をそのまま飲んでくれない猫には、薬を粉状に砕いてフードに混ぜる方法が有効です。ファンタジーワールドの「ピルクラッシャー」は、ペットボトルのキャップを閉めるような要領で回すだけで、錠剤を細かい粉末にできる便利なアイテムです。
サイズはΦ4×7cmとコンパクトで、素材はプラスチック製。使い方は、フタを開けて中に錠剤を入れ、フタを閉めてゆっくり回すだけ。力任せに一気に回すと容器を傷めてしまうので、少しずつ回して錠剤の位置をずらしながら砕くのがコツです。
粉状にした薬はウェットフードやちゅ~るに混ぜれば、薬だと気づかれずに食べてくれることが多いです。人間の薬にも使えるので、ペットだけでなく家族みんなで共有できるのもうれしいポイントです。
ただし、すべての錠剤を粉にしていいわけではありません。腸で溶けるように設計された「腸溶剤」などは砕くと効果が変わってしまうことがあるので、事前に獣医師へ相談してください。

錠剤をそのまま飲めない子には本当に助かりますよね。フードに混ぜるだけで解決するのはありがたいです。
第5位:ファンタジーワールド ピルカッター(クラッシャー付)

「ピルカッター(クラッシャー付)」は、錠剤のカットと粉砕の両方ができる2in1タイプの製品です。獣医師から「半分に割って飲ませてください」と指示された場合にも、きれいにカットできるスチール製の刃が付いています。
サイズはΦ5×10.7cm。上部にカッター機能、下部にクラッシャー機能が備わっています。素材は本体がプラスチック、カッター部分がスチール製です。
錠剤を半分にカットしたいときは上部のカッター部分を使い、粉状にしたいときは下部のクラッシャー部分を使います。1つの道具で2つの用途に対応できるので、場所を取らないのも魅力です。
猫の体重や症状に合わせて薬の量を調整するケースは多いので、カッターとクラッシャーが一体になったこの製品は持っていると何かと重宝します。上フタの内側に錠剤を保管できるスペースもあるので、ちょっとした薬入れとしても使えます。

カットも粉砕もこれ1つでできるのは便利ですね。薬の量を調整するときにすごく助かりそうです!
各製品のスペック比較表
| 製品名 | タイプ | サイズ | 素材 | 対応する薬 |
|---|---|---|---|---|
| ピルガン PPG-1 | プッシュ式投薬器 | 3.0×L11.5cm | PEプラスチック / シリコンラバー | 錠剤・カプセル・液体 |
| インプッター | プッシュ式投薬器 | 先端直径1cm / 全長21cm | プラスチックゴム | 錠剤 |
| ジェントルフィーダー | 注射器型フィーダー | Φ3.5×L12cm / Φ3.5×L11.5cm | PEプラスチック | 液体・シロップ・離乳食 |
| ピルクラッシャー | 錠剤粉砕器 | Φ4×7cm | プラスチック | 錠剤(粉砕用) |
| ピルカッター | 錠剤カッター&粉砕器 | Φ5×10.7cm | プラスチック / スチール | 錠剤(カット・粉砕用) |
猫の投薬器の使い方と注意しておきたいこと
投薬器を買ったはいいけれど、うまく使えないという声はとても多いです。ここでは、投薬器を使うときの基本的な流れとコツを紹介します。
プッシュ式投薬器(ピルガン・インプッター)の使い方
まず投薬器の先端に錠剤をセットします。次に猫の頭を上から包むように保定し、頬骨あたりを指で押さえて少し上を向かせます。猫が口を開けたら、投薬器の先端を口の横(犬歯の後ろあたり)から差し込み、喉の奥を狙って薬を押し出してください。
薬を入れたらすぐに口を閉じさせて、喉をやさしく上から下へなでると飲み込みやすくなります。投薬の直後にシリンジで5ml以上の水を飲ませると、薬が食道に張り付くのを防ぐことができます。
注射器型フィーダー(ジェントルフィーダー)の使い方
液体の薬を吸い込んだフィーダーを、猫の口の横(犬歯と臼歯の間の隙間)から滑り込ませます。一気に注入するとむせてしまうので、少しずつゆっくり入れるのがポイントです。飲み込んだのを確認してから次を入れるようにしましょう。
ピルクラッシャー・ピルカッターの使い方
ピルクラッシャーはフタを開けて錠剤を中に入れ、フタを閉めてゆっくり回します。一気に力を入れると容器が傷むので、少しずつ回して位置をずらしながら砕くのがコツです。ピルカッターの場合は、カッター部分に錠剤を置いてフタを閉じるだけできれいにカットできます。
投薬器と合わせて買っておきたい製品
投薬器だけでなく、いくつかの補助アイテムを一緒に揃えておくと、投薬の成功率がぐっと上がります。
投薬補助おやつ(メディボール・投薬用ちゅ~る)
投薬補助おやつは、錠剤を包んで猫に食べさせることができるアイテムです。「メディボール」は粘土状のおやつで、薬を中に包み込んでしまえば匂いも味もカモフラージュできます。
また「投薬用ちゅ~る」は通常のちゅ~るよりも粘度が高く作られているので、薬を混ぜても分離しにくいのが特徴です。普段からちゅ~るが好きな猫なら、違和感なく薬を飲んでくれることが多いです。
シリンジ(針なし注射器)
投薬の後に水を飲ませたり、粉薬を水に溶かして飲ませたりするのに欠かせないアイテムです。2.5ml~10ml程度のものが猫には使いやすく、動物病院でもらえることもあります。Amazonや楽天でもセット販売されているので、まとめて購入しておくと安心です。
空カプセル
苦みの強い薬を飲ませるとき、空のカプセルに詰めてから投薬器で飲ませる方法もあります。薬の味を感じにくくなるため、一度薬の苦みを覚えてしまった猫にも有効です。サイズは猫なら4号や5号あたりが使いやすいとされています。
猫への投薬で知っておきたいノウハウ
投薬器があっても、ちょっとしたコツを知っているかどうかで成功率が大きく変わります。ここでは、飼い主さんが知っておくと役立つ投薬のノウハウを紹介します。
猫に投薬の気配を悟らせないことが大切
猫はとても敏感な動物で、一度「投薬=嫌なこと」と覚えてしまうと、薬の準備をしている段階で逃げてしまうことがあります。投薬器や薬を猫の目に見えない場所であらかじめ準備しておき、さりげなく近づくのがポイントです。
タオルで体を包む「タオルラッピング」が効く
暴れてしまう猫には、大きめのバスタオルで体をくるんでから投薬する方法が有効です。前足を体にぴったり沿わせた状態でタオルに包むと、引っかかれるリスクが減ります。猫も体を包まれると少し落ち着くことがあるので、試してみる価値があります。
投薬後は必ず水を飲ませる
錠剤を飲ませた後に何もしないと、薬が食道に張り付いたままになることがあります。ある研究では、投薬5分後でも約6割の猫で薬が食道に停滞していたという報告もあります。シリンジで5ml以上の水を飲ませるか、直後にフードを食べさせることで胃まで届けることができます。
投薬のタイミングは猫が落ち着いているときに
遊んだ直後や食事中など、猫が興奮しているタイミングでの投薬は避けましょう。ソファでくつろいでいるときや、うとうとしかけているタイミングが比較的うまくいきやすいです。

投薬がうまくいったら、しっかり褒めてあげることも忘れずに。猫にとって「薬の時間=いいことがある」と覚えてもらえると、次からもスムーズにいきやすくなりますよ。








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