エフェクターボードを組むなら、パッチケーブル選びは意外と大事です。 ギタリスト目線で選んだおすすめ5つを紹介します!
そもそもパッチケーブルって何に使うの?
パッチケーブルは、エフェクターボード上でペダル同士をつなぐ短いケーブルのことです。 長さは10〜30cm程度が主流で、プラグの形状はL型(アングル)が多いです。

最初はギターのシールドケーブルと同じでしょ?って思ってたんですが、パッチケーブルは短くてL型プラグなのでボード上でかさばらないのが全然違います。
普通のシールドケーブルをパッチ代わりに使うと、ケーブルの余りでボード内がゴチャゴチャになります。 パッチケーブルを使うだけでボードがスッキリするので、エフェクターを2台以上つないでいるなら必ず用意してほしいアイテムです。
パッチケーブル5製品を比べてみた
| 製品名 | 本数 | 長さ | プラグ | ケーブルの柔らかさ | ボードの収まり |
|---|---|---|---|---|---|
| MXR 3PDCP06 | 3本 | 約15cm | L/L | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| ERNIE BALL 6051 | 3本 | 約15cm | L/L | ★★★★★ | ★★★★★ |
| CANARE GS-6 | 3本 | 20cm | L/L | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| Donner | 6本 | 15cm | L/L | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| BELDEN 8412 | 3本 | 15cm | L/L | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
パッチケーブルのおすすめランキング5選
第1位:MXR 3PDCP06 パッチケーブル 6インチ 3本セット

エフェクターメーカーとして有名なMXRのパッチケーブルです。 開封してすぐ触ったときに「あ、ケーブル柔らかいな」と感じました。 ボードの中で無理に曲げても変なクセがつきにくく、レイアウトの自由度が高いです。
プラグのL型部分が薄めに作られているので、エフェクターのジャックが近い位置にあっても干渉しにくいです。
注意点は3本セットなので、エフェクターを5台以上つなぐ場合は2セット必要になること。 1本あたりの単価はやや高めです。
MXR 3PDCP06 パッチケーブル 6インチ 3本セット
MXR製の柔軟パッチケーブル3本入り
第2位:ERNIE BALL 6051 パッチケーブル 3本パック 6インチ

ギター弦で有名なERNIE BALLのフラットパッチケーブルです。 ケーブルが薄いリボン型になっていて、ボード内でケーブルが重なっても厚みが出ません。

フラットケーブルは初めて使ったけど、ボードの中がめちゃくちゃスッキリする!! エフェクター5台のボードがこれだけで見違えました!!
デメリットは、フラットケーブルなので丸型ケーブルに比べると折り曲げたときにクセがつきやすいこと。 無理な角度で曲げるのは避けたほうがいいです。
ERNIE BALL 6051 パッチケーブル 3本パック 6インチ
フラット形状で省スペースなパッチケーブル
第3位:CANARE GS-6 20cm L-L型 パッチケーブル 3本セット

ケーブルメーカーの王道、CANAREのGS-6を使ったパッチケーブルです。 スタジオやライブハウスでもCANAREは定番なので、音質面での信頼感は抜群です。
正直、パッチケーブルで音質の違いがどこまで分かるかは微妙なところです。 でもCANAREのケーブルを使っているという安心感は大きいです。
ケーブルがやや硬めなので、狭いボード内での取り回しは少し苦労します。 20cmという長さも、ペダル同士が近い配置だとちょっと余る場合があります。
CANARE GS-6 20cm L-L型 パッチケーブル 3本セット
定番ケーブルブランドCANAREのパッチケーブル
第4位:Donner 15cm パッチケーブル ギターエフェクター用 6本セット


6本入りでこの値段は驚きです。 とりあえずパッチケーブルを揃えたいっていう初心者にはベストな選択肢だと思います。
Donnerのパッチケーブルは6本セットなので、エフェクター5〜6台のボードをこれ1つで賄えます。 ケーブルは柔らかめで取り回しもしやすいです。
弱点は、プラグの作りがやや安っぽいこと。 抜き差しを繰り返していると接触が甘くなる可能性があります。 ライブでガンガン使うより、自宅練習メインの人向けです。
Donner 15cm パッチケーブル ギターエフェクター用 6本セット
6本入りでコスパ抜群のパッチケーブル
第5位:BELDEN 8412 15cm パッチケーブル L型プラグ付 3本セット

シールドケーブルの定番BELDENの8412をパッチケーブルにしたモデルです。 普段のシールドもBELDEN 8412を使っているなら、ケーブルの特性を揃えられるのが大きなメリットです。
音の太さと中域の存在感はさすがBELDENという印象です。 ただ、ケーブル自体が硬くて太いので、ミニサイズのエフェクターボードだとケーブルの取り回しに苦労します。

BELDENは音にこだわりたい人向けで、手軽さを求める人にはちょっとオーバースペックかもしれません。 予算に余裕があるならぜひ試してほしいです。
BELDEN 8412 15cm パッチケーブル L型プラグ付 3本セット
定番シールドBELDEN 8412のパッチ版
パッチケーブルを上手に使うコツ
L型プラグの向きを確認:エフェクターによってジャックの位置が上面にあるもの、側面にあるものがあります。 買う前に自分のペダルのジャック位置を確認しておくと失敗しません。
予備を1〜2本持っておく:ライブ中にパッチケーブルが断線すると音が出なくなります。 予備があるだけで安心感が全然違います。
パッチケーブルと一緒に揃えたいもの
エフェクターボードを本格的に組むなら、パッチケーブルの他にパワーサプライ(電源ユニット)とマジックテープが必要です。 パワーサプライはエフェクターに安定した電源を供給してくれるので、電池切れの心配がなくなります。
マジックテープはエフェクターをボードに固定するのに使います。 100均のものでも使えますが、粘着力が弱いとライブ中にペダルがズレるので、楽器用のしっかりしたものがいいです。
●平山貴斗ギター周辺機器やDTM機材の筆者です。今回は楽器店スタッフとエフェクターボードビルダーへの取材をもとに記事を執筆しました。 読者の機材選びに役立つ情報を心がけています。


