インク代って地味に痛い出費ですよね。 大容量インクタンク式のプリンターなら、1回のインク補充で数千枚印刷できるのでコスパが段違いです。
大容量インクプリンターを選ぶときに見てほしいポイント
大容量インクタンク式(エコタンクやギガタンクと呼ばれるタイプ)は、ボトルからインクを補充する方式です。 1本のインクボトルでモノクロなら約7,000枚以上刷れるモデルもあり、カートリッジ式と比べてランニングコストが圧倒的に安いのが魅力です。

選ぶときに見てほしいのは、印刷速度と対応用紙サイズ、それからスキャンやコピー機能が付いているかどうかです。 在宅ワークで書類のスキャンもしたい方は複合機タイプを選んでおくと安心です。

大容量インクプリンターおすすめランキング3選
第1位:エプソン エコタンク搭載 A4カラーインクジェット複合機 EP-M476T

エプソンのエコタンクシリーズの中でも、家庭向けに使いやすくまとまった1台です。 箱から出して最初にインクボトルを4色セットしたんですが、ボトルの口をタンクに差し込むだけで自動的にインクが注入される仕組みで、手が全く汚れませんでした。
写真もかなりキレイに印刷できて、年賀状や家族写真のプリントにも十分使えるレベルです。 ただし印刷速度はレーザー機と比べるとやや遅め。 大量の文書を急いで印刷したいときには少しもどかしさを感じます。

第2位:ブラザー A4大容量インクジェット複合機 DCP-J1270N

ブラザーの大容量インクモデルは、実はエプソンとはちょっと違うアプローチです。 カートリッジの大型版(ファーストタンク方式)で、1回の交換でブラックなら約6,000枚印刷できます。 初めてカートリッジを入れ替えたとき、「え、これ1本でこんなに持つの?」ってびっくりしました。
正直、写真の印刷品質はエプソンのほうが上です。 文書メインの方には十分ですが、写真をよく刷る方はエプソンのほうが満足度が高いかもしれません。 あとWi-Fi接続の安定性はブラザーのほうがいいという声もあります。

第3位:HP Smart Tank 6005 A4インクジェット複合機

HPのSmart Tankシリーズは、海外メーカーならではのスタイリッシュなデザインが目を引きます。 開封したとき「プリンターっぽくないな」と感じたくらい、見た目がおしゃれです。 インクタンク式でボトル補充するタイプで、カラー約8,000枚、モノクロ約6,000枚の大量印刷が可能です。
Wi-FiやBluetooth接続に対応していて、スマホアプリからの操作がとても簡単です。 デメリットは純正インクの入手性で、エプソンやブラザーほど家電量販店に在庫がないことがあります。 ネット通販なら問題ないですが、急にインクが切れたときに近くの店で買えないと困るかもしれません。

3台のスペックを比べてみた
| 機種 | インク方式 | ADF | 写真の仕上がり(体感) | インク補充のしやすさ |
|---|---|---|---|---|
| EP-M476T | ボトル補充式 | なし | ★★★★★ | ★★★★★ |
| DCP-J1270N | 大容量カートリッジ | あり | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| Smart Tank 6005 | ボトル補充式 | あり | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
個人的に一番差を感じたのは写真の仕上がりです。 エプソンは染料インクベースでカラーが鮮やかなのに対し、ブラザーは顔料寄りで文書はクッキリですが写真はやや地味な印象でした。
大容量インクプリンターと一緒に用意しておくといいもの
大容量インクプリンターは長く使えるぶん、周辺アイテムを最初に揃えておくと使い心地が全然違います。
写真用光沢紙:写真を刷るなら専用紙を使うだけで仕上がりが劇的に変わります。 各メーカーの純正用紙がやはり一番キレイに出ます。
クリーニングシート:ローラー部分の汚れを落とすための専用シートです。 紙送りが滑るようになったら使うと復活します。
延長保証:大容量インクプリンターは長く使うことを前提に買うので、メーカー延長保証に入っておくと安心です。

インクコストを最小限にするための裏ワザ
せっかく大容量インクプリンターを買ったなら、使い方でもコストを下げたいですよね。
もう一つはモノクロ印刷の設定をデフォルトにしておくこと。 カラーインクは黒よりも減りが早いので、普段はモノクロ設定にしておいて、カラーが必要なときだけ切り替えるようにすると長持ちします。

ぶっちゃけ、大容量インクプリンターはインク代を気にせず印刷できるのが最大のメリットなので、あまりケチケチしすぎないほうが精神衛生上いいです。 「もったいない」と思って印刷を控えると、逆にノズル詰まりの原因になることもありますから。
●平山貴斗この記事の筆者。プリンターやPC周辺機器を得意とするプロライター。メーカー担当者や家電販売店へのリサーチをもとに記事を執筆しています。読者の「結局どれがいいの?」に答えられる記事を目指しています。


