M.2 SSD用サーマルパッドは厚みの選択が9割
M.2 SSDが熱くなると読み書き速度が勝手に落ちるサーマルスロットリング、気になりますよね。 NVMe対応のSSDは特に発熱が大きいので、サーマルパッドでしっかり冷やしてあげる必要があります。

最初から付いているパッドでも問題ないケースはありますが、Gen4やGen5のSSDは発熱量が段違いなので、より熱伝導率の高いパッドに交換するだけで温度が5〜15度ほど下がることがあります。

M.2 SSD向けサーマルパッド人気ランキング5選
第1位:アイネックス M.2 SSD用熱伝導パッド HT-14A

国内メーカーのアイネックスが出しているM.2 SSD専用設計のサーマルパッドです。 開けてみるとM.2の2280サイズにジャストで合うようにカットされていて、「あ、これそのまま貼ればいいやつだ」と感動しました。 余計なカット作業が要らないのは地味にありがたいです。
ただ、1枚あたりの単価がやや高めなのが気になるところです。 M.2 SSDを何本も使っている方はコスト面で考えるとセット品のほうがお得かもしれません。 でも「1本だけ確実に冷やしたい」という方にはこれ一択で十分すぎるぞ!!
第2位:GLOTRENDS M.2 NVMe SSD冷却用サーマルパッド 10パック

10パック入りで価格が手頃なGLOTRENDSのサーマルパッドです。 0.5mmと1.0mmの2種類が入っていて、ヒートシンクの構造に合わせて厚みを選べるのが便利です。 PS5の内蔵SSD増設時に使ったんですが、ヒートシンクと組み合わせたらSSD温度が50度台で安定してくれました。

熱伝導率は2.0W/mKと正直そこまで高くはないです。 でもM.2 SSD程度の発熱なら十分に対応できるレベルで、実際に使って問題を感じたことはありません。 コスパ重視で数が欲しい方におすすめです。
第3位:Rongdeson サーマルパッド 15パック 3種類の厚さ 6.0W/mk

0.5mm、1.0mm、1.5mmの3種類がセットになった15パック入りです。 M.2 SSD用としても使えますし、GPUやその他のチップにも流用できるサイズ感です。 厚みがよく分からないまま買っても3種類あるから安心、というのが最大の利点です。
熱伝導率6.0W/mKはM.2 SSDの冷却としては十分なスペックです。 ただ、小さいパッドを何枚もカットする手間があるので、カット済みの製品と比べると作業効率は落ちます。 微妙に面倒ではありますが、いろんなサイズに対応できる万能さは魅力です。
第4位:Awxlumv M.2 SSD用熱伝導パッド 4個 12.0W/mk

12.0W/mKという高い熱伝導率が売りのM.2 SSD用パッドです。 1.0mmと2mmの2種類が各2枚入っています。 Gen5 SSDのような超高発熱のモデルに使ってみたところ、ヒートシンクがしっかり熱を吸い上げてくれている感じがしました。

注意点としては、4枚入りで価格がやや高めです。 M.2を1〜2本しか使っていない方には2枚余ってしまうので、ちょっともったいない印象です。 逆に言えば、予備として取っておけるので将来のSSD追加時にも使えます。
第5位:アイネックス M.2 SSD用熱伝導パッド 3種9枚セット HT-18

1位と同じアイネックスから、厚み違いの3種セットが出ています。 0.5mm、1.0mm、1.5mmが各3枚ずつ入っていて、合計9枚のお得パックです。 M.2スロットが複数あるマザーボードを使っている方にはちょうどいいセット内容です。

全サイズM.2 2280にカット済みなので、袋から出してそのまま貼れます。 ぶっちゃけ、どの厚みを使えばいいか分からない場合でも3種類試せるから便利です。 ただ9枚も使い切れない方には多すぎるかもしれません。
M.2サーマルパッドの性能を一覧で比較
| 商品名 | 熱伝導率 | 厚み | 枚数 | M.2カット済み | 貼りやすさ(体感) |
|---|---|---|---|---|---|
| アイネックス HT-14A | 非公開 | 選択式 | 1枚 | カット済み | 開封してそのまま貼れる |
| GLOTRENDS 10パック | 2.0W/mK | 0.5/1.0mm | 10枚 | 未カット | カットが必要だが柔らかい |
| Rongdeson 15パック | 6.0W/mK | 0.5/1.0/1.5mm | 15枚 | 未カット | 小さいのでカットしやすい |
| Awxlumv 4個 | 12.0W/mK | 1.0/2.0mm | 4枚 | M.2サイズ対応 | 厚みがあり扱いやすい |
| アイネックス HT-18 | 非公開 | 0.5/1.0/1.5mm | 9枚 | カット済み | 開封してそのまま貼れる |
M.2 SSDにサーマルパッドを貼る前の確認事項
サーマルパッドを貼る前に、いくつか確認しておくとスムーズに作業できます。
2. ヒートシンクの裏面にすでにサーマルパッドが付いている場合は、古いパッドを剥がしてから新しいパッドを貼ること
3. パッドの保護フィルムは両面とも剥がすこと(片面だけ剥がし忘れる人がとても多い)

正直なところ、M.2 SSDの温度はサーマルパッド単体よりもヒートシンクとの組み合わせで大きく変わります。 パッドだけ良いものを使っても、ヒートシンクがショボいと効果は限定的です。 逆に、安いパッドでもしっかりしたヒートシンクと組み合わせれば十分冷えます。
M.2 SSDの冷却で一緒に買いたいもの
精密ピンセット:小さなサーマルパッドの貼り付けに便利
無水エタノール:古いパッドの残りカスを拭き取るのに使用
SSD温度モニターソフト(CrystalDiskInfoなど):交換前後の温度を比較するために必須

ヒートシンクはアルミ製と銅製がありますが、M.2 SSDのスペースが限られているなら薄型のアルミ製がおすすめです。 銅製は冷却性能が高い反面、重くて厚いので干渉する場合があります。
M.2サーマルパッドの交換で意外とやりがちなミス

あと意外と多いのが、サーマルパッドのサイズをSSDのNANDチップだけに合わせてしまうケース。 実はコントローラーチップの方が発熱が大きいことが多いので、SSDの基板全体をカバーするサイズのパッドを使うのがベストです。
平山貴斗PC周辺機器やストレージを得意としたプロライター。 PCパーツの販売店スタッフやメーカー担当者へのリサーチをもとに、分かりやすい情報をお届けしています。


