Mini-ITXやコンパクトケースで自作するなら、SFX電源は必須アイテムです。 人気のSFX電源を5つ紹介します!

最近はコンパクトPCの人気が高まっていて、SFX電源の種類もどんどん増えてきていますよ。
SFX電源はATX電源と何が違う?
SFX電源はATX電源よりもサイズが小さい規格です。 ATXが150×140×86mmなのに対して、SFXは125×100×63.5mmとかなりコンパクト。 その分、小型ケースにも無理なく収まります。
正直、SFX電源はATXと比べて選択肢が少なく、価格も高めです。 同じ容量でもATXの1.5〜2倍の値段がすることも珍しくありません。 小型ケースを使わないならATX電源の方がコスパは良いです。

SFX電源は「小さいケースで組む」という明確な目的がある人向けですね。 何となく小さい方がいいかなくらいだとATXで十分です。
SFX電源のおすすめランキング5選
第1位:玄人志向 KRPW-SXP600W/90+ 600W SFX 80PLUS GOLD フルプラグイン

SFX電源の中では手が出しやすい価格帯で、600Wあれば大体の構成に対応できます。 RTX 4060クラスまでなら余裕を持って動かせます。
箱を開けたらコンパクトさに驚きました。 手のひらに乗るくらいのサイズ感で「これで600W出るの?」と思うレベルです。 フルプラグインなので、Mini-ITXケースの狭い空間でも必要なケーブルだけ挿せてスッキリします。
ファンは92mmと小さいので高負荷時はやや音が目立ちます。 静音性を最優先するならもう少し上のモデルを検討してください。

SFX電源デビューにはちょうどいいモデルです。 これで「小型PC、意外とイケるな」と感じてからハイエンドを目指すのもアリですよ。
第2位:CORSAIR SF750 2024モデル ATX3.1対応 750W SFX規格 フルモジュラー

SFX電源の王道モデル。 750Wあればハイエンドな構成でも余裕で対応できます。 ATX3.1対応で12VHPWRコネクタ付きなのも大きなポイント。
実際に組んでみたら、ケーブルがめちゃくちゃ柔らかくて感動しました。 SFXケースの中は本当に狭いので、ケーブルの取り回しやすさは超超超重要です!!
ゼロRPMモードもあるので、アイドル時はまったくの無音。 リビングに置く小型PCにも向いています。
値段は2万円台と高めですが、SFX電源としては妥当な価格帯です。 安い電源で組んで電力不足に悩むより、最初からこのクラスを買っておく方が結局お得です。

SFX電源で迷ったらCORSAIR SF750を選んでおけば間違いないです。 品質、静音性、将来性の全部が揃ってます。
第3位:SilverStone SST-SX700-PT 80Plus Platinum 700W SFX フルプラグイン

SilverStoneはSFX電源の先駆者的なメーカーで、小型電源に関しては長年の実績があります。 80PLUS Platinum認証は変換効率92%以上で、GOLDより一段上のグレードです。
使ってみて思ったのは、熱設計がしっかりしていること。 SFX電源は内部スペースが狭いので熱がこもりやすいですが、この電源は高負荷時でも異常な発熱は感じませんでした。
ぶっちゃけ、デザインは地味です。 見た目のカッコよさではCORSAIRに負けますが、中身の品質はトップクラスです。

SilverStoneは小型電源に関してはパイオニア的存在です。 見た目より中身で選ぶ方にはドンピシャのメーカーですね。
第4位:NZXT C850 SFX GOLD PC電源ユニット PS-8G1BB-JP

SFXで850Wというハイパワーを出せるモデルです。 RTX 4080クラスのGPUを小型ケースに詰め込みたい人には非常にありがたい存在です。
NZXTらしいスッキリしたデザインで、ケースと統一すると見栄えが良いです。 ケーブルもしなやかで、狭いケース内でも取り回ししやすかったです。
ただ850WのSFXは選択肢が少ない分、価格はかなり高めです。 正直、700〜750Wで足りるならSilverStoneやCORSAIRの方がコスパは良いです。

「小型ケースでハイエンドを組む」という浪漫に全力投球できるモデルです。 お財布には優しくないですが、夢はあります。
第5位:LIANLI SP750 V2 GOLD ATX3.1準拠 80PLUS GOLD フルモジュラー

LIAN LIはPCケースのメーカーとして有名ですが、電源も出しています。 ATX3.1準拠で12VHPWRコネクタ付きのSFX電源は、2026年時点でも数が少ないので貴重です。
LIAN LIのケース(A4-H2Oなど)を使っている方には相性が良くて、ケーブル長もケースに合わせて設計されている印象です。
取り付けてみたら、ファンの音は低負荷では気にならないレベル。 ただ高負荷をかけるとそれなりに回るので、静音性はCORSAIRの方が上だと感じました。

LIAN LIのケースユーザーなら選ぶ価値はありますが、汎用的に使うならCORSAIRの方が無難ですね。
SFX電源5製品の比較表
| 項目 | 玄人志向 | CORSAIR | SilverStone | NZXT | LIAN LI |
|---|---|---|---|---|---|
| 容量 | 600W | 750W | 700W | 850W | 750W |
| 80PLUS | GOLD | Platinum相当 | Platinum | GOLD | GOLD |
| ATX3.1 | 非対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 | 準拠 |
| ケーブルの取り回し | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| 深夜でも使える静かさ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| こんな人向け | お試しSFX | 定番で安心 | 効率重視 | 高出力が必要 | LIAN LIケース派 |
SFX電源で小型PCを組むときのコツ
SFX電源で組むときは、ケーブルの長さと取り回しが最大の課題になります。
SFXケースは内部スペースが狭いので、ケーブル長が長すぎても短すぎても困ります。 短すぎて届かないのは論外ですが、長すぎて余ったケーブルの処理に困るケースも結構あります。
ATX変換ブラケットが付属している製品なら、将来通常サイズのケースに乗り換えることもできるので、汎用性が高くなります。

小型PCの配線って慣れるまで本当に大変なんですよね。 初めて組んだときは2時間くらいかかりました。
SFX電源を買うなら一緒に揃えたいもの
SFXで小型PCを組むなら、以下のアイテムも準備しておくと作業がスムーズです。
L字コネクタのGPU補助電源ケーブルもあると便利。 SFXケースはGPUと電源の距離が近いので、ストレートコネクタだと干渉することがあります。
あとライザーケーブルも検討の価値あり。 GPUを縦置きにすることで、ケース内のスペースを有効に使えるようになります。

小型PCは「パズルを解く」感覚で組むのが楽しいですよ。 パーツ選びも大きさとの戦いなので、やりがいがあります。
SFXとSFX-Lの違いは?
SFX電源を調べていると「SFX-L」という規格も出てきます。 SFX-Lはファンサイズが120mmと大きく、SFX(92mm)よりも静音性が高い傾向にあります。
ただし本体がSFXより少し長いので、SFX専用スロットには入らないことがあります。 「SFX-L対応」と明記されたケースかどうかを確認してから購入してください。
正直なところ、SFX-L対応のケースは数が限られるので、迷ったらSFX規格の電源を選んでおくのが無難です。 SFX-Lが入るケースを使っているなら、静音性の面でSFX-Lの方が有利なのは間違いありません。
平山貴斗PCパーツやガジェットを得意としたプロライター。 メーカー担当者や自作PCショップスタッフへのリサーチをもとに、読者目線で役立つ情報をお届けしています。

