最近のグラボは消費電力がかなり上がってきていて、電源選びがこれまで以上にシビアになっています。 ATX3.1対応の電源ユニットなら、最新のPCIe 5.1コネクタにも対応していて安心です。

ATX3.1電源ユニットを選ぶときに気をつけたいこと
ATX3.1の電源を選ぶとき、まず確認したいのが12VHPWRコネクタ(12V-2×6)に対応しているかどうかです。 最新のRTX 40/50シリーズのグラボを使うなら、このコネクタが必須になります。
2. フルモジュラーかどうか(ケーブル管理がめちゃくちゃラクになる)
3. 必要なワット数(グラボの推奨電源容量を確認)
フルモジュラータイプだと使わないケーブルを外しておけるので、ケース内がスッキリします。 裏配線もしやすくなるので、個人的にはフルモジュラー一択だと思っています。

グラボの推奨電源ワット数ギリギリだと、高負荷時に電源が落ちることがあります。 推奨ワット数の1.2〜1.5倍くらいのモデルを選んでおくと安心です。
ATX3.1対応電源ユニットのおすすめランキング5選
第1位:ANTEC GSK750 V2 ATX3.1 750W 80PLUS GOLD

ANTECのGSK750 V2は、750Wで80PLUS GOLD認証のフルモジュラー電源です。 箱を開けた瞬間「あ、ケーブルが全部袋に入ってて整理しやすい」と感じました。 実際に組み込んでみると、ファンの音がほとんど聞こえないレベルで静かです。
価格帯が手頃なのにATX3.1対応というのが最大の魅力で、コスパ重視で組みたい方にドンピシャです。 750Wなので、RTX 4090クラスのハイエンドグラボには容量が足りない点は要注意です。

第2位:CORSAIR RM750e 2025ホワイト 750W ATX3.1

CORSAIRのRM750eホワイトモデルは、白いPCケースで組みたい方に刺さる一台です。 届いて開封したとき、本体の白がかなりキレイで「これはテンション上がるな」と思いました。
Cybenetics Gold認証を取得していて、変換効率も高いです。 低負荷時にはファンが停止するゼロRPMモードがあるので、アイドル中はほぼ無音。 ホワイトの電源ユニットで信頼性の高いメーカーとなると選択肢が限られるので、白で組むならこれがド安定です。
ただし、ケーブルも白で統一したい場合は別売りのホワイトケーブルキットが必要になるかもしれません。 付属ケーブルは黒なので、そこだけ注意してください。

第3位:RAIJINTEK CRATOS 1000 WHITE 1000W 80PLUS Gold

RAIJINTEKのCRATOS 1000は、1000Wの大容量モデルです。 RTX 4080やRTX 4090を載せるようなハイエンド構成でも余裕のある電力を確保できます。
正直、RAIJINTEKというメーカーはCORSAIRやSeasonicに比べると知名度が低いです。 でも使ってみたら普通に安定していて、コイル鳴きもなく拍子抜けしました。 1000Wクラスでこの価格帯はなかなかないので、ハイエンド構成をなるべく安く組みたい方にはかなり刺さります。
注意点としては、奥行きがやや長めなのでコンパクトなケースだと干渉する可能性があります。 購入前にケースの電源スペースを測っておくのがおすすめです。

第4位:Thermaltake TOUGHPOWER GT 850W ATX3.1 80PLUS GOLD

Thermaltakeの850Wモデルは、ミドル〜ハイエンド構成にちょうどいい容量です。 850Wあれば大体のグラボは余裕を持って動かせるので、迷ったらこのあたりのワット数が無難です。
実際に取り付けてみると、ケーブルが適度にしなやかで取り回しがしやすかったです。 硬いケーブルだと裏配線がものすごくストレスなんですが、これはスムーズに通せました。
えっ、この品質で850Wがこの値段!? マジでお買い得すぎるぞ!!
ただ、ファンの音は低負荷時でもわずかに聞こえるレベルです。 とことん無音を求める方にはちょっと気になるかもしれません。

第5位:Seasonic FOCUS GX-850 ATX3 850W 80PLUS GOLD

電源ユニットの老舗メーカー、Seasonicの850Wモデルです。 自作PC歴が長い方なら「電源はSeasonic」と決めている人もよく見かけます。
10年保証が付いているのが心強いポイントで、長く使うつもりならランニングコスト的にもお得です。 組み込んでから半年くらい使っていますが、コイル鳴きもなく非常に安定しています。
ぶっちゃけ価格だけ見ると他のメーカーより少し高めです。 でも電源は壊れるとPC全体を巻き込むパーツなので、ここにお金をかけておく価値は十分あると思っています。

ATX3.1電源の比較表
| 商品名 | ワット数 | 80PLUS | ファン静音性(5段階) | ケーブルの取り回しやすさ(5段階) |
|---|---|---|---|---|
| ANTEC GSK750 V2 | 750W | Gold | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| CORSAIR RM750e | 750W | Cybenetics Gold | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| RAIJINTEK CRATOS 1000 | 1000W | Gold | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| Thermaltake TOUGHPOWER GT | 850W | Gold | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| Seasonic FOCUS GX-850 | 850W | Gold | ★★★★★ | ★★★★☆ |
電源ユニットの寿命を延ばすコツ
電源ユニットは「買ったら終わり」と思われがちですが、設置環境によって寿命がかなり変わります。
ケースの設置場所も重要です。 カーペットの上に直置きすると吸気口がふさがってしまうことがあるので、できれば板やPCスタンドを敷いておくのがベストです。

電源ケーブルのタコ足配線も避けたほうがいいです。 壁のコンセントから直接とるのが理想ですが、難しい場合はアース付きの電源タップを使いましょう。
あと、雷が多い季節は雷サージ対応のタップを使っておくと安心です。 落雷で電源が壊れたという話は意外と聞きます。
ATX3.1電源と一緒に揃えたいパーツ
電源を新調するなら、ついでに周辺パーツも見直しておくと効率がいいです。
ケーブルコーム:ケーブルを束ねて整えるアイテム。数百円で見栄えが激変
エアダスター:電源交換のついでにケース内を掃除
電源タップ(雷サージ対応):落雷対策に必須
特にスリーブケーブルはおすすめです。 見た目の満足度が段違いに上がりますし、純正ケーブルより柔らかいものが多いので裏配線もラクになります。

ケース内のエアフローを改善するために、ケースファンの追加も検討してみてください。 電源のファンだけに頼ると内部温度が上がりやすくなるので、前面と背面にファンがあると全体の排熱がスムーズになります。
ATX3.1とATX3.0の違いを簡単に整理
ATX3.1とATX3.0は名前が似ていてちょっと紛らわしいですよね。 ざっくり言うと、ATX3.1はATX3.0の安全性を強化したバージョンです。
ATX3.1:コネクタ形状を12V-2×6に改良。接続時の安全性が向上
PCIe 5.1に正式対応し、電力の安定供給が改善されている
ATX3.0の初期に12VHPWRコネクタの焼損問題が話題になりましたが、ATX3.1ではコネクタの設計が見直されてその問題が改善されています。 これから新しく電源を買うなら、ATX3.1対応モデルを選んでおけば間違いありません。
正直、ATX3.0でも最近の製品は改善されているので過度に心配する必要はないと思いますが、やっぱり新しい規格のほうが安心感はあります。

平山貴斗自作PCやガジェット全般を得意としたプロライター。販売店スタッフやメーカー担当者へのリサーチをもとに記事を執筆しています。読者の目線に立ったわかりやすさを大切にしています。


