AM5が主流の今、あえてB550で1台組んでみた結果をお伝えします。
Ryzen 5 5600の相棒を探して3枚買い替えた話
去年の秋、Ryzen 5 5600を手に入れたのでマザーボードを探し始めました。 最初は「安ければ何でもいいでしょ」と思ってB450の中古を買ったんですが、M.2 SSDがGen3止まりでゲームのロード時間がイマイチ。

B450とB550ってスペック表だけ見ると大差なさそうだけど、SSD速度が体感で全然違うんだよね
結局B550に買い替えて、Gen4のNVMe SSDを挿したらWindows起動が15秒くらいになって世界が変わりました。 AM5+DDR5で揃えると5万円以上飛ぶところが、AM4+DDR4なら半額以下で済むのも大きいです。 前のPCから抜いたDDR4メモリがそのまま使えたので、マザーボードとSSDだけ買えばよかったのは助かりました。
PCIe 4.0対応でSSD速度がB450の約2倍
DDR4メモリがそのまま流用できる
Ryzen 5000シリーズが大幅に値下がりしている
B550マザーボード、今から買うならこの4枚
新品で手に入る中から、自分で使ったり自作仲間の評判を聞いて選んだ4枚です。
第1位:MSI B550M PRO-VDH Micro-ATX AM4マザーボード

自分のメインPCに使っているのがこれです。 箱を開けた瞬間「ちっさ!」と思いましたが、MicroATXなので当然ですね。 Ryzen 5 5600と合わせて半年以上使っていて、フリーズもブルースクリーンもゼロ。 実売8,000円前後なのに、この安定感はえっ、マジかよ!って感じです!
M.2スロットは1基のみ、Wi-Fiも非搭載。 正直、拡張性は必要最低限です。 VRMフェーズも少なめなので、Ryzen 9クラスのCPUを載せるのはやめておいたほうがいいです。

とにかく安く1台組みたいって人には文句なしだと思う。 ただ将来パーツを増設するつもりがあるなら、次のTUFのほうが安心だよ
第2位:ASUS TUF GAMING B550-PLUS ATX AM4マザーボード

友人がRyzen 7 5700Xと合わせて使っているモデルで、自分も触らせてもらいました。 ATXサイズなのでケース内に余裕があって、配線がかなり楽。 VRMヒートシンクがしっかりしていて、FF14ベンチを長時間回してもVRM温度が50℃台で収まっていたのには驚きました。
M.2スロットは2基で、1基にはヒートシンクが最初から付いています。 USB 3.2 Gen2のType-Cもバックパネルにあるので、外付けSSDの転送も速いです。 友人はこれで4K動画の編集もやっていますが、エンコード中もVRM周りの発熱は問題なかったとのこと。
弱点はWi-Fiが付いていないこと。 無線LANで使いたい場合は別途カードを挿すか、Wi-Fi付きモデルを選ぶ必要があります。 あとATXなのでケースも大きめのものが要るので、デスクのスペースと相談です。

TUFシリーズは耐久テストをクリアしてるから、5年くらい使い倒すつもりなら間違いない選択だよ
第3位:ASUS ROG STRIX B550-A GAMING ATX AM4マザーボード

白いケースで組みたくてこのモデルを検討したことがあります。 白×シルバーの配色はかなりかっこよくて、ガラスパネルのケースに入れると写真映えがすごいです。
12+2フェーズのVRMなのでRyzen 9でも余裕で回せるスペック。 M.2スロットは2基、PCIe 4.0対応スロットもあり、機能面は文句なし。
ぶっちゃけ、見た目に興味がなければTUFモデルのほうがコスパは上です。 B550の中では価格が高めなので、デザインに予算を出せるかどうかで評価が分かれます。 正直、性能だけで選ぶならここまで出す必要はないかなと思います。

白いマザーボードって選択肢が少ないから、B550で白が欲しいならほぼこれ一択になるんだよな
第4位:ASUS PRIME B550M-A WIFI II mATX AM4マザーボード

Wi-Fi内蔵のB550 MicroATXマザーです。 知り合いが有線LANを引けない部屋で使っていて、Wi-Fi 6接続でも速度に不満はないと言っていました。 Bluetooth 5.2も入っているので、ワイヤレスイヤホンやXboxコントローラーが別途アダプターなしでつながります。
この価格帯でWi-Fi+Bluetoothが両方入っているのはお得感があります。 ゲーム中にXboxコントローラーをBluetooth接続して使えるのは地味に便利です。
ただ、MicroATXなので拡張スロットは少なめ。 グラボ以外にキャプチャーカードなどを挿したい人はATXモデルを選んだほうがいいです。

Wi-Fiカードを別で買うと3,000〜4,000円くらいかかるから、最初から内蔵されてるのは地味にコスト削減になるよ
4モデルの違いがひと目でわかるB550比較表
| モデル | サイズ | M.2スロット | Wi-Fi | 配線のしやすさ | Ryzen 7以上での安心度 |
|---|---|---|---|---|---|
| MSI B550M PRO-VDH | mATX | 1基 | なし | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
| ASUS TUF B550-PLUS | ATX | 2基 | なし | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| ASUS ROG STRIX B550-A | ATX | 2基 | なし | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| ASUS PRIME B550M-A WIFI | mATX | 2基 | Wi-Fi 6 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |

ATXのほうがケース内の空間に余裕があるから、初めて自作する人は配線で苦労しにくいよ
買う前にここだけは見ておいてほしいB550の注意点
B550マザーは発売から数年経っているので、購入前に確認しておくべきことがあります。
メモリの対応リスト(QVL)に自分のメモリが載っているか
ケースサイズとマザーボード規格(ATX / mATX)が合っているか
将来AM5に移行する予定があるなら、B550にあまりお金をかけすぎないこと
新品の在庫がそろそろ減ってきています。 欲しいモデルがあるなら早めに確保するのが安心です。

BIOSが古いままのB550を買うと、Ryzen 5000シリーズが認識されなくてかなり焦るから、購入前にメーカーサイトで対応状況を調べておくのがおすすめだよ
微妙なのが「B550にどこまでお金をかけるか」です。 来年あたりAM5に乗り換える可能性があるなら、高いB550を買っても1年で使わなくなるかもしれません。 逆にAM4で3〜4年は戦うつもりなら、TUFやROG STRIXクラスを選んでもしっかり元は取れます。
B550と一緒に揃えておきたいパーツ3つ
B550でPCを組むなら、この3つを先に決めるとスムーズに進みます。
今AM4で一番お買い得なのがこの2つ。 Ryzen 5 5600は1万円台、5700Xは2万円台で、ゲームもサクサク動きます。
メモリはDDR4 3200MHz以上を16GB×2枚
Ryzen 5000シリーズはメモリ速度で性能が変わります。 3200MHzで十分ですが、予算に余裕があれば3600MHzを選ぶともう少し伸びます。
SSDはPCIe 4.0対応のNVMe 1TB
B550の恩恵を一番感じるのがここ。 Gen4 SSDの1TBが1万円前後で買えるので、ここは節約しないほうがいいです。

CPU+マザー+メモリで3万円台、SSD込みでも5万円以内に収まるのがAM4のいいところ。 浮いた分をグラボに回せるからゲーミングPC全体のコスパが上がるよ
筆者 平山貴斗自作PCやPCパーツの分野で活動するプロライター。 メーカーや販売店へのリサーチを通じて、買う前に知りたい情報を読者目線で届けています。 今回はPCパーツショップ3店舗にB550の在庫状況と売れ筋をヒアリングしました。


