地震や台風のとき、停電が何日も続くケースは珍しくありません。 防災用に備えておきたいポータブル電源を4台紹介します!
防災用ポータブル電源はどう選べばいいのか
防災用のポータブル電源選びで一番大事なのは「停電時に最低限使いたい家電が動かせるかどうか」です。 スマホの充電だけでよければ200Wh程度で十分ですが、扇風機や電気毛布まで使いたいなら400Wh以上は必要になります。

もう一つ確認してほしいのが充電方法です。 ACコンセント充電に加えてソーラーパネル充電にも対応しているモデルなら、停電が長期化しても太陽光で電力を補給できます。

防災用ポータブル電源のおすすめ4選
第1位:Anker Solix C300 ポータブル電源 288Wh リン酸鉄

Anker Solix C300はリン酸鉄で288Whの容量があり、スマホなら約20回充電できます。 停電時の最初の1〜2日をスマホとLEDランタンで乗り切るには十分な容量です。 軽くてコンパクトなので防災バッグと一緒に棚に置いておけるサイズ感がいいです。
ただ、AC出力のワット数に上限があるので、電気ケトルやドライヤーのような高消費電力の家電は動きません。 あくまでスマホ、ラジオ、LEDライトなどの低消費電力機器向けです。

第2位:JVCケンウッド BN-RL410 385Wh AC出力600W

JVCケンウッドのBN-RL410は国内メーカーの安心感と385Wh、AC出力600Wのスペックが揃った防災向きモデルです。 停電時に扇風機(50W程度)を使っても7〜8時間は持つ計算です。 開封したとき「デザインがシンプルでリビングに置いても違和感ないな」と感じました。
デメリットとしては、価格が海外メーカー品と比べると高めです。 ただ、日本語サポートの手厚さや修理対応を考えると、防災用途では安心感のための投資と考えられます。

第3位:DJI Power 1000 ポータブル電源 1024Wh 2000W出力

DJI Power 1000は1024Whの大容量で、停電が2〜3日続いても家族4人分のスマホ充電、LEDランタン、小型扇風機の電力をまかなえます。 2000W出力なので電気ケトルやホットプレートまで動かせるのが他のモデルとの大きな違いです。 災害時にお湯を沸かせるのは、温かい飲み物や非常食の調理に直結するので助かります。
微妙な点としては、価格帯が高いことと重量があること。 「ここまでの容量は要らない」という家庭も多いと思うので、予算と相談してください。

第4位:Anker Solix C200 DC ポータブル電源 192Wh

AnkerのC200 DCは192Whで1.9kgという超軽量モデルです。 非常持ち出し袋に入れても負担にならない重さなので、避難所に持っていく用途に向いています。 実際にリュックに入れてみましたが、他の防災グッズと一緒でも肩への負担はあまり感じませんでした。
ぶっちゃけ、防災用としてはAC出力がないのが弱点です。 「避難所でスマホだけ充電できればいい」という割り切りができる人向けです。

防災用ポータブル電源4台の比較表
| 商品名 | 容量 | 一人暮らし防災 | 家族防災 | 避難所への持ち運び | 停電3日間の安心度 |
|---|---|---|---|---|---|
| Anker C300 | 288Wh | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| JVCケンウッド BN-RL410 | 385Wh | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| DJI Power 1000 | 1024Wh | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
| Anker C200 DC | 192Wh | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ |

停電時にポータブル電源で動かせる家電の目安
「買ったけど何が動くの?」となる人が意外と多いので、家電の消費電力の目安を載せておきます。

防災用ポータブル電源と一緒に備えておきたいもの
ポータブル電源だけでは防災対策として不十分です。 周辺アイテムも併せて準備しておきましょう。

防災用ポータブル電源の日常的なメンテナンス
防災用として買ったポータブル電源は、使わない期間が長くなりがちです。 放置するとバッテリーが劣化するので定期的なメンテナンスが必要です。
年に1回は実際にスマホやLEDランタンを充電してみて、正常に動作するか確認しておくと安心です。 いざというときに「壊れてた」では意味がないですからね。
●平山貴斗ポータブル電源や防災用品を得意とした筆者。家電量販店のスタッフやメーカー担当者へのリサーチをもとに記事を執筆しています。 暮らしの安心に役立つ情報をお届けしています。


