「ガシャーン!」という派手な音でドラムソロを締めたい。 そんな欲求に応えてくれるのがチャイナシンバルです。
そもそもチャイナシンバルってどんな音がするの?
チャイナシンバルは、通常のクラッシュシンバルとは全然違う「トラッシュ」な音が出るエフェクトシンバルです。 エッジが反り返った独特の形状で、叩くと「ガシャーン」「バシャーン」と攻撃的な音が響きます。

ロック、メタル、パンクといったジャンルでは定番のシンバルで、曲の盛り上がるポイントやフィルインの締めに使われることが多いです。 サイズは16〜18インチが主流で、大きいほど音量と余韻が増します。
チャイナシンバル3モデルの音と使い勝手を比べてみた
| 商品名 | サイズ | 音の攻撃性 | 音量の大きさ | バンド練習での存在感 |
|---|---|---|---|---|
| SABIAN B8X-18C | 18インチ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| MEINL HCS18CH | 18インチ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| MEINL HCS16TRCH | 16インチ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
チャイナシンバルの人気ランキング3選
第1位:SABIAN B8X-18C チャイナシンバル 18インチ

チャイナシンバルの入門として多くのドラマーが最初に手にする1枚です。 スタジオで鳴らしてみたら、思っていたより音の広がりが大きくて「おお、これがチャイナか」と感動しました。
B8ブロンズ素材で、明るくてパンチのある音が出ます。 18インチなのでそれなりに音量があり、バンドのリハーサルでもしっかり存在感を発揮してくれます。

入門にも使える18インチの定番チャイナ
第2位:MEINL HCS チャイナシンバル 18インチ HCS18CH

MEINLのエントリーライン「HCS」シリーズの18インチチャイナです。 価格が手頃で、初めてのチャイナシンバルとして人気があります。
実際に叩いてみると、SABIANのB8Xと比べて少し落ち着いた音色です。 「ガシャーン」というよりは「ジャーン」に近い印象で、そこまで攻撃的ではありません。

MEINL HCS チャイナシンバル 18インチ HCS18CH
落ち着いた音色でジャンルを選ばず使える
第3位:MEINL HCS Trash China 16インチ HCS16TRCH

「Trash China」という名前の通り、とにかくトラッシュでノイジーな音が出ます。 16インチと少し小さめですが、音のインパクトはかなり強烈です。
開封して最初に叩いたとき「うわ、これはヤバい!!音がめちゃくちゃ暴れる!!」と思わず声が出ました。 穴あき加工がされていて、通常のチャイナよりも余韻が短く「バシッ」とキレる音が特徴です。

MEINL HCS Trash China 16インチ HCS16TRCH
穴あき加工で短くキレるトラッシュサウンド
チャイナシンバルを長持ちさせる叩き方のコツ
チャイナシンバルは構造上、クラッシュシンバルより割れやすいと言われています。 エッジの反り返り部分に力が集中しやすいので、叩き方を少し工夫するだけで寿命が変わります。
1. スティックをシンバルに対して斜めに当てる(真上から叩かない)
2. エッジだけを叩かず、ボウ寄りを意識する
3. ウイングナットを緩めにして振動を逃がす

チャイナシンバルと一緒に揃えたいアイテム
チャイナシンバルは通常のシンバルスタンドにもセットできますが、逆さまにセッティングすることが多いので、対応するアタッチメントがあると便利です。
フェルト予備セット:チャイナは振動が大きいので消耗が早い
シンバルケース:エッジの反りを保護するためにケースでの保管が安心

微妙だなと思ったのは、エントリーモデルのチャイナシンバルは上位モデルと比べると「音の深み」がどうしても物足りない点です。 でも「チャイナシンバルってどんな感じ?」を知るには十分ですし、まずは手頃なモデルで試してから好みを固めていくのが賢い買い方だと思います。
●神谷 蒼真楽器関連の記事を中心に執筆しているライターです。 今回はドラムショップのスタッフへのリサーチと、チャイナシンバルを普段使いしているバンドマン数名への聞き取りをもとに記事を執筆しました。


