小規模事業所やSOHOで電話機を選ぶとき、「ビジネスフォン」と一括りにされがちですが、実は中身はかなり多様です。
今回は導入しやすい3機種を紹介します。
ビジネスフォン選びでまず押さえたい基礎
オフィス向け電話機は大きく分けて、主装置と繋いで内線・外線を使う本格的な多機能電話機タイプと、家庭用コードレス電話機をビジネス用途に流用するタイプの2つがあります。
通信機器メーカーの担当者に聞いた話では、5人以下の事務所なら後者でも十分に運用できるそうです。

機種選びの3つのチェック項目
販売店スタッフに聞いた選び方の軸はこの3つでした。
子機の数は本当に重要で、足りないと「電話中ですみません」のお詫びが頻発します。
私の周りでも子機の数で迷う人が多いので、ここは特に注目してください。
導入しやすいビジネス向け電話機3選
第1位:NEC DT500Series 24ボタンデジタル多機能電話機

「これぞビジネスフォン」という見た目通りの本格派です。
24個のボタンを内線・外線・短縮ダイヤルに割り当てられるので、来客対応が多い受付や複数回線の事務所でとにかく便利。
実際に取り扱いのある販売店スタッフに聞いたところ、5回線以上を使う中小企業での導入実績が圧倒的だそうです。
ただ、主装置との接続前提なので、単体で家庭用ジャックに挿しても動きません。導入コストが気になる方は要注意です。
本格ビジネスフォン。複数回線・受付業務に。
第2位:シャープ JD-SF3CL-W シンプル コードレス電話機

「ビジネスフォンを買うほどじゃないけど、迷惑電話対策はしたい」という声に応えるシンプル機です。
発信元の番号を読み上げてくれる機能があって、知らない番号だと事前に警戒できます。
取材したSOHO事業者さんは「営業電話が9割減って正直拍子抜けした」と話してくれました。
ぶっちゃけ、業務用の多機能電話と比べるとボタン数は少ないです。でも個人事業主や2〜3人の事務所ならこれで十分に回ります。
SOHO・個人事業主の入門機。迷惑電話対策付き。
第3位:パナソニック VE-GD28DL-S デジタルコードレス

迷ったらコレ!!というくらい安定感のある1台です。
親機と子機のセットで、子機を増やせば最大複数台まで内線通話ができます。
実際にうちの取引先の整体院でも導入していて、受付と施術スペースで子機を分けて使っていました。「内線で呼ばれるからわざわざ呼びに行かなくて良い」と店主さんが話していたのが印象的です。
注意点として、ナンバーディスプレイ契約は別途必要なので、契約状況を必ず確認してから使ってください。
子機追加で内線運用。小規模事務所の定番。
導入後すぐにやっておきたい設定
新しい電話機を買ったら、最初の30分でやっておくと後がラクな初期設定があります。
なかでも着信音は、デフォルトだと事務所では大きすぎることが多いので、最初に下げておくと毎回ヒヤッとしなくて済みます。
これ、意外と見落としがちなんですよね。
電話まわりで揃えておくと安心なアイテム
電話機本体だけでなく、周辺アクセサリも一緒に用意しておくと運用がスムーズです。

規模に合った1台を選ぼう
ビジネスフォンと言っても、必要な機能は事務所の人数や業種で全然違います。
今回紹介した3機種はどれも導入しやすい価格帯なので、まずは自分の事務所の人数と回線数を整理してから選んでみてください。
●平山貴斗通信機器や家庭用配線アイテムを得意とするプロライターの筆者。今回は通信機器メーカー担当者や販売店スタッフへのリサーチをもとに記事を執筆しました。読者目線でわかりやすい情報をお届けしています。


