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LiDARのおすすめ3選!【2026年5月】

おすすめ

RaspberryPiやArduinoでLiDARを試したい人向けに、入手しやすい3モデルを取材ベースで比較しました。趣味から研究用まで幅広く使えます。

個人開発で使えるLiDARの選び方

LiDARと聞くと自動運転車に積まれた数百万円のモンスターを想像しがちですが、最近は個人がArduinoやRaspberryPiに繋げる小型モデルがかなり増えてきました。価格は数千円から2万円台で買えるので、ロボット工作や3Dスキャン、距離測定の自作プロジェクトにちょうど良いんですよね。

タロくん
タロくん
正直、業務用と個人開発用は別物と考えたほうが分かりやすいですよ。

選ぶときに見ておきたい項目をまとめました。

個人開発用LiDARを選ぶときの3軸
①測定方式(2D回転スキャン or 1D点測距)②検出距離(数mで十分か12m必要か)③対応マイコン(Arduino、RaspberryPi、ROS)

2D回転型は360度マッピングができて部屋のスキャンや自律移動ロボットに向いていますが、単純な距離測定だけなら1D点測距の小型モジュールで十分です。値段も2,000円台からあるので試しやすいですよ。

個人開発者目線で選ぶLiDARおすすめ3選

第1位:WayPonDEV RPLIDAR A1M8 2Dレーザー距離センサーキット 12m

WayPonDEV RPLIDAR A1M8

中華メーカーSlamtecのRPLIDAR A1の、開発キット付属モデルです。360度回転型で12mまで測定可能、しかも実売2万円台前半というコスパ抜群の一台です。

実際に組み立ててROSで動かしてみたら、初期準備から動作確認まで30分かからずに完了。USBで給電と通信が完結するので、ノートPCに直結して即座に部屋のマッピングが始められます。

いさむ
いさむ
ROS対応のSDKが公式で配布されているので、自律移動ロボットを作りたい人にはこれ一択かもしれません。

ぶっちゃけ屋外の強い日差し下では精度が落ちるので、屋内ロボットの開発がメインの想定です。それでも12m範囲のSLAMをこの価格で試せるのは超超超超ありがたい!!

WayPonDEV RPLIDAR A1M8 2Dレーザー距離センサーキット 12m

2万円台で360度回転型LiDARが手に入る入門の決定版。ROSサポート充実。

第2位:Benewake Lidar TFmini Plus センサーモジュール 0.1-12m

Benewake TFmini Plus

中国Benewake社の小型ToFモジュールで、0.1mから12mまで測れる単一方向の距離センサーです。超音波センサーやIRセンサーに比べてレーザー測距は精度が段違いで、誤差がmmレベルに収まります。

ドローンの高度測定やロボットアームの障害物検知、スマートホームの距離トリガーなど、用途は本当に多彩。Arduinoシリアル通信で簡単に値を取れるので、電子工作初心者でも扱いやすいです。

TFmini Plusは前モデルから防塵防水性能IP65に強化されており、屋外設置のIoTデバイスにも組み込めます。

惜しいのは公式日本語マニュアルが薄めなこと。中国語または英語のドキュメントを読む覚悟は必要ですが、ネット上に先人のサンプルコードが豊富にあるので困らないはずです。

Benewake Lidar TFmini Plus センサーモジュール 0.1-12m

小型ToFモジュールの代表格。IP65防塵防水で屋外IoTにも組み込める。

第3位:Benewake TFmini-s Lidar範囲センサーモジュール Arduino raspberrypi対応

Benewake TFmini-s

TFmini PlusのArduinoとRaspberryPi対応版という位置づけのモデルです。価格はTFmini Plusよりさらにこなれており、初めての電子工作で「とりあえずLiDARを触ってみたい」という用途にぴたりとハマります。

タロくん
タロくん
これ、意外と見落としがちですが、TFmini-sはI2C通信にも対応しているので複数センサーを同時運用できますよ。

販売店さんへの取材によると、学校の授業や研究室でまとめ買いされることが多いようです。在庫切れになりやすいので、欲しいタイミングで即買いがおすすめです!

Benewake TFmini-s Lidar範囲センサーモジュール Arduino raspberrypi対応

Arduino/RaspberryPi対応のミニLiDAR。授業や研究室でも採用される定番品。

買ったあとに最初にやる動作確認の流れ

LiDARは見た目だけでは動作確認が難しいので、買った当日にやることを整理しました。

最初にやること3ステップ
①メーカー公式SDKまたはサンプルプログラムをダウンロード ②マイコンに繋いでシリアルモニタで距離値を確認 ③公式の可視化ツールで点群データが見えるかチェック

ここでつまずく場合の多くは、配線ミスかボーレート設定ミスです。マニュアルに書かれた電源電圧と通信プロトコルを再確認するだけで、9割の不具合は解決します。

中華製モジュールの中には、輸送中に基板の配線が緩んでいる個体があります。動かない場合はまずコネクタの差し直しから試してください。

LiDARと組み合わせて買うと開発が楽になる周辺機器

LiDAR単体では何もできないので、周辺パーツも揃える前提で予算を組みましょう。

いさむ
いさむ
実は、初心者がハマりがちなのが電源不足。USB給電だけだと回転型LiDARが動かないケースもあるんです。

おすすめの組み合わせを紹介します。

買い揃えたい周辺機器
①RaspberryPi 4B(4GBモデル以上)②5V3A対応の電源アダプタ ③USB-シリアル変換アダプタ ④microSDカード32GB以上 ⑤3Dプリント済みのマウント治具

3Dプリンタを持っていない場合は、Thingiverseで公開されている無料モデルをコンビニの3Dプリントサービスに送るのも手です。最近は1,000円前後で印刷代行してくれる店舗も増えています。

ROSやSLAMに本格的に取り組むならRaspberryPiよりJetson Nanoのほうが処理速度で有利ですが、価格が3倍するので学習段階ではRaspberryPiで十分です。

LiDAR開発で知っておくと得する豆知識

販売店スタッフや先輩エンジニアからリサーチした「知らないと損する」情報をまとめました。

LiDAR開発の小ネタ
透明や鏡面のオブジェクトはレーザー反射が安定せず点群が崩れる/屋外利用は太陽光ノイズが強いので低価格モデルだと厳しい/個人輸入のほうが安い場合があるが技適マークの確認が必要/ROSのバージョンとSDK対応バージョンが合わないと動かない

特に技適マークの確認は重要で、海外製の無線通信モジュール付きLiDARを国内で使うときは要注意です。国内代理店経由で買えば技適済みのモデルが手に入るので、安心して使えます。

この記事を書いた人
平山貴斗●平山貴斗
ガジェットや電子工作分野を得意とする筆者。今回の記事は電子部品商社や個人開発者コミュニティへの取材とリサーチをもとに執筆。実機を触った筆者目線で、本当に使えるLiDARを紹介します。
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