うちの犬が夜中に急に下痢をして、動物病院も閉まっていて焦った経験があります。 そんなときに頼りになるのが、市販の動物用下痢止め薬です。

市販薬で対応できるのは「元気も食欲もあるけど便がゆるい」くらいの軽い下痢だけよ。 ぐったりしていたり血便が出ているなら、迷わず病院に行ってね。
市販の犬用下痢止めを選ぶときに見るべき3つのポイント
ドラッグストアやネットで買える犬用の下痢止めはいくつかありますが、「動物用医薬品」の表示があるかどうかが最初のチェックポイントです。 動物用医薬品は犬の体に合わせて開発されていて、用量もきちんと決まっています。
| チェック項目 | 見るべきポイント |
|---|---|
| 動物用医薬品の表示 | パッケージに「動物用医薬品」と明記されているものだけを選びましょう。 サプリメントや健康食品とは効果の裏付けが違います。 |
| 体重別の用量 | 犬は体重差が大きいので、5kg未満、5〜20kg、20kg以上など体重に応じた投与量が設定されているか確認してください。 |
| 薬の形状 | 錠剤タイプと粉末タイプがあります。 錠剤が苦手な犬には、フードに混ぜやすい粉末が便利です。 |

うちの子は錠剤を出しちゃうので、粉末タイプの存在を知ったときは本当に助かりました!
犬の下痢止め市販薬おすすめランキング3選
第1位 ディアバスター錠

共立製薬のディアバスターは、動物病院でも処方されることが多い定番の下痢止めです。 タンニン酸や硫酸アルミニウムなどが腸の粘膜に被膜を作り、傷ついた腸を保護してくれます。
100錠入りの大容量なので、多頭飼いの家庭やお腹が弱い体質の犬を飼っている方にはコスパが良いです。 1日2回、体重に合わせて1〜3錠を飲ませます。
飲ませた後に便が黒っぽくなることがありますが、これは成分が腸の中で変化しただけで体には問題ありません。 初めて使うと驚くかもしれないので、覚えておいてください。

動物病院で処方されたことがあるから安心感がある! 100錠入りだと買い直す手間も減ってうれしいです。
第2位 動物用 新テスミンS

人間用医薬品でおなじみの佐藤製薬が作っている犬猫用の下痢止めです。 タンニン酸ベルベリンによる腸内の殺菌、次硝酸ビスマスによる腸粘膜の保護、ショウキョウ末による胃腸の働きの回復と、3つの成分がバランスよく入っています。
黄色い錠剤に十字の割線が入っているので、小型犬でも半錠や4分の1錠に割りやすいのが地味にありがたいポイントです。 5kg未満なら1回1錠、5〜20kgなら2錠、20kg以上なら4錠が目安になります。
ただし20錠入りなので、大型犬だと1回4錠×1日3回で割とすぐなくなります。 大型犬を飼っている方はストックを多めに用意しておくのがおすすめです。

成分の種類が多いぶん効き目の幅が広いのが魅力ね。 ただ、20錠だと心もとないから2箱セットで買っておくと安心よ。
第3位 現代製薬 ペットの下痢止(粉末タイプ)

錠剤を吐き出してしまう犬に本当に助かるのが、この粉末タイプです。 フードにふりかけるだけで投与できるので、薬を飲ませるのに毎回苦労している飼い主さんにはぴったりです。
0.5g×20包の個包装で、1回分ずつ小分けになっているので衛生的に保管できます。 5個セットなので合計100包あり、しばらく買い足す必要がありません。
ただし粉末はフードの上にかけると匂いで警戒する犬もいます。 その場合は少量のぬるま湯に溶かしてシリンジで口の横から流し込む方法が確実です。

粉末はシリンジで溶かして飲ませるのが一番確実よ。 フードを残す子だと薬も一緒に残しちゃうことがあるから気をつけてね。
犬に下痢止めを飲ませるときに気をつけること
市販の下痢止めはあくまで応急処置です。 飲ませるタイミングと判断基準を間違えると、逆効果になることもあるので注意してください。
市販薬が使えるのは、元気も食欲もあって「ちょっと便がゆるいかな」くらいのときだけです。 フードを変えた直後や、ペットホテルから帰ってきた後のストレス性の軟便などが典型的なケースです。
錠剤を飲ませるときは、パンやソーセージなど脂肪の多い食べ物に包むと下痢が悪化する可能性があります。 いつものドライフード数粒に埋め込むか、投薬用のおやつ(ピルポケット)を使うのがベストです。

ピルポケットって初めて聞きました! 今度買ってみます。 いつもチーズに包んでたけど、脂肪が多いのは良くないんですね。
下痢止めと一緒に常備しておくと助かるグッズ
下痢止め薬だけでなく、回復を早めるグッズも一緒にそろえておくと安心です。
特に子犬や高齢犬は下痢による脱水が進みやすいです。 ペット用の経口補水液は500円前後で買えるので、1本は常備しておいてください。
整腸剤については、人間用のビオフェルミンS錠を使っている飼い主さんもいますが、量の調整が難しいので、できれば動物用の整腸剤のほうが安心です。
消化器サポート用の療法食は、下痢が治まりかけたときに通常のフードに戻す前のワンクッションとして使えます。 いきなり普段のフードに戻すと、また下痢をぶり返すことがあるので要注意です。

私は療法食を1袋と経口補水液を2本、下痢止めと一緒に救急セットとして1つの袋に入れてあるわ。 夜間に慌てなくて済むから本当に助かっているの。
愛犬のお腹トラブルを減らす日ごろの工夫
下痢を薬で止めるよりも、そもそも下痢にならない生活習慣をつくるほうが大事です。
散歩中の拾い食いにも注意が必要です。 道に落ちているものを食べると食中毒を起こすことがありますし、異物を飲み込んで腸閉塞になるケースもあります。 リードは短めに持って、地面への口の動きに注意を払いましょう。
おやつの量も見直してみてください。 おやつは1日の総カロリーの10%以内が目安です。 脂肪の多いジャーキーやチーズ系のおやつを毎日あげていると、慢性的にお腹がゆるくなることがあります。

便の写真を撮るって、ちょっと抵抗あったけど…実際に獣医さんに見せたらすごく話が早かったです。 今では毎回撮るようにしています!
阿知波美鈴。 トイプードル2頭と暮らして8年目のペット好きライター。 愛犬のお腹トラブルに何度も向き合った経験から、犬の健康管理について発信しています。




