愛犬の急な下痢に備えて知っておきたい市販薬の選び方
愛犬が突然下痢をしてしまうと、飼い主さんは心配になりますよね。市販の動物用下痢止め薬を常備しておけば、軽度の下痢なら自宅でケアできます。今回は、信頼できる動物用医薬品の中から、おすすめの下痢止め薬をランキング形式で紹介します。
犬の下痢止め市販薬を選ぶ前にチェックすべきポイント
市販の下痢止め薬を選ぶ際には、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
まず確認すべきは愛犬の下痢の症状と原因です。フードの変更や環境の変化によるストレスなど、原因が明らかで軽度の下痢であれば、市販薬での対応も可能です。しかし、元気や食欲がない、頻繁に水様便や嘔吐を繰り返す、血便が出るといった場合は、すぐに動物病院を受診してください。

うちの犬、フードを変えたらすぐお腹が緩くなっちゃうの。市販薬で様子を見ても大丈夫かな?

元気があって、原因が明らかなら1回だけ下痢止めを与えて様子を見てもいいわ。でも2〜3日で改善しなければ病院へ行くべきね。
次に重要なのが動物用医薬品かどうかという点です。動物用医薬品は、動物の体質に合わせて開発されているため安全性が高く、用法用量も明確に定められています。
また、愛犬の体重に合わせた投与量も確認しましょう。多くの下痢止め薬は体重別に投与量が設定されているため、愛犬の正確な体重を把握しておくことが大切です。
【2026年2月】 犬の下痢止め市販薬おすすめ人気ランキング3選
第1位:動物用 新テスミンS
栄えある第1位は、佐藤製薬が開発した動物用新テスミンSです。この商品の最大の特徴は、3つの有効成分が配合されたバランスの良さにあります。
タンニン酸ベルベリンが腸内を殺菌し、細菌性の下痢にも効果を発揮します。次硝酸ビスマスは腸粘膜を保護し、腸の働きを回復させる役割を担います。さらにショウキョウ末が配合されており、自然由来の成分で体に優しいのも魅力です。
片面に十字割線のある黄色の素錠で、体重に応じて分割しやすい設計になっています。少量から始められるため、小型犬でも安心して使用できます。佐藤製薬という信頼できる製薬会社が製造しているため、品質面でも高い評価を得ています。
錠剤タイプなので保管しやすく、携帯にも便利です。旅行やお出かけの際にも持ち運びやすいため、万が一の時に備えて常備しておくと安心です。
第2位:ディアバスター錠
第2位は、共立製薬が製造するディアバスター錠です。動物病院でもよく処方される実績のある下痢止め薬として、多くの飼い主さんから信頼されています。
腸粘膜の表面でタンパク質と結合して被膜を形成し、腸粘膜を保護する作用があります。タンニン酸や硫酸アルミニウムなどの成分が、傷ついた腸を優しく守ってくれます。
100錠入りの大容量パックなので、多頭飼いのご家庭や頻繁に下痢をしやすい体質の犬を飼っている方に特におすすめです。コストパフォーマンスにも優れており、長期的に見て経済的な選択肢と言えます。

ディアバスターって動物病院でもらったことあるわ。市販でも買えるんだね!
投与後に便が黒くなることがありますが、これは次硝酸ビスマスが腸管内で硫化ビスマスになるためで、健康には問題ありません。初めての方は驚くかもしれませんが、正常な反応なので安心してください。
1日2回の投与で、犬の場合は20kg以上で3錠、5kg以上20kg未満で2錠、5kg未満で1錠が目安です。猫にも使用でき、体重に応じて細かく調整できます。
第3位:現代製薬 ペットの下痢止(粉末タイプ)
第3位は、錠剤を飲むのが苦手な犬でも使いやすい粉末タイプの下痢止め薬です。現代製薬が開発したこの商品は、フードに混ぜて与えられるため、薬を嫌がる犬にも簡単に投与できます。
粉末タイプの最大のメリットは、フードやおやつに混ぜて与えられることです。錠剤を吐き出してしまう犬や、薬を飲ませるのに苦労している飼い主さんにとって、強い味方となってくれます。
0.5g×20包の個包装で、衛生的に保管できます。1回分ずつ小分けになっているため、使用量の管理もしやすく、湿気による品質劣化の心配もありません。
フードの変更や新しいおやつを与えただけでも軟便になりやすい犬には、特に便利な商品です。5個セットなので、しばらく買い足す必要がなく、ストックとして安心できます。
犬の下痢止め薬の正しい使い方と投与のタイミング
下痢止め薬を効果的に使用するためには、適切なタイミングと方法を知っておくことが重要です。
まず投与のタイミングですが、軽度の下痢で元気や食欲がある場合に限定しましょう。フードの変更や環境の変化など、原因が明らかな場合は1回だけ投与して様子を見ます。2〜3日前後で正常便に戻ることが多いです。
投与方法については、錠剤の場合は直接口に入れるか、少量のフードに包んで与えます。ただし、パンやソーセージなど脂肪分の多いものに包むと、下痢を悪化させる可能性があるため避けましょう。普段食べ慣れているドライフード数粒と一緒に与えるのが理想的です。
粉末タイプの場合は、フードに直接ふりかけるか、少量の水で溶かしてシリンジで与えます。確実に飲ませたい場合は、シリンジを使う方法がおすすめです。

薬を飲ませた後は、必ず愛犬の様子をよく観察してね。改善が見られない場合や悪化する場合は、すぐに獣医師に相談しましょう。
また、数日間服用させても効果が現れない場合は、寄生虫が下痢の原因になっている可能性があります。このような場合も、獣医師や薬剤師に相談することが大切です。
保管方法については、直射日光を避け、湿気の少ない涼しい場所で保管してください。小児の手の届かないところに置き、誤用を防ぎましょう。使用期限を過ぎた製品は使用しないでください。
下痢止め薬と一緒に備えておきたいペットケア用品
下痢止め薬と合わせて用意しておくと便利なアイテムをご紹介します。
まず必須なのが整腸剤やプロバイオティクスです。腸内環境を整える乳酸菌製剤は、下痢の予防にも回復にも役立ちます。人間用のビオフェルミンも特に副作用なく使用できますが、動物用の整腸剤の方が成分の割合が適切です。
次に消化器サポート用の療法食も検討しましょう。下痢をした後は、通常のフードより消化しやすい療法食を与えることで、腸への負担を減らせます。動物病院で推奨される消化器サポートフードを常備しておくと安心です。
体温計も必需品です。犬用の体温計を用意しておけば、発熱の有無を確認できます。下痢と同時に熱がある場合は、感染症の可能性が高いため、すぐに病院へ行く判断材料になります。
ペット用シリンジやスポイトもあると便利です。薬を飲ませる際や、水分補給をさせる際に活躍します。特に粉末薬を溶かして与える場合に重宝します。
記録用のノートやアプリもおすすめです。便の状態、投薬した時間、食事内容などを記録しておくことで、動物病院を受診する際に正確な情報を伝えられます。スマートフォンで便の写真を撮っておくのも有効です。
愛犬の下痢を防ぐために知っておくべき日常ケアのコツ
下痢を未然に防ぐための日常的なケア方法を知っておくことも大切です。
最も重要なのがフードの管理です。フードを変更する際は、いきなり全て新しいフードに切り替えるのではなく、1週間ほどかけて徐々に混ぜる割合を増やしていきましょう。急な変更は消化器系に負担をかけ、下痢の原因になります。
拾い食いの癖がある犬は、散歩中に特に注意が必要です。道端に落ちているものを食べてしまうと、食中毒や異物による腸閉塞を起こす可能性があります。リードを短めに持ち、常に愛犬の動きを見守りましょう。
定期的な健康診断と便検査も欠かせません。年に1〜2回は動物病院で便検査を受け、寄生虫の有無を確認しましょう。特に子犬や、他の犬と触れ合う機会が多い犬は、定期的なチェックが必要です。

うちの犬、ストレスですぐお腹が緩くなるの。どうしたらいいかな?

ストレスで下痢しやすい体質なら、かかりつけ医に相談して、常備薬として整腸剤を処方してもらうといいわ。予防的に飲ませることもできるからね。
また、水の管理も重要です。新鮮な水をいつでも飲めるようにしておきましょう。特に夏場は水が腐りやすいため、こまめに交換することが大切です。汚れた水を飲むことで、細菌性の下痢を起こすこともあります。
おやつの与えすぎにも注意が必要です。人間の食べ物や、脂肪分の多いおやつは消化器系に負担をかけます。おやつは1日の総カロリーの10%以内に抑え、犬用に作られたものを選びましょう。
普段から愛犬の便の状態をチェックする習慣をつけることも大切です。色、硬さ、量、臭いなどを観察し、いつもと違う点があれば早めに気づけるようにしましょう。早期発見が、重症化を防ぐ鍵となります。
市販の下痢止め薬は、軽度の下痢に対する応急処置として有効です。しかし、あくまでも一時的な対処法であり、根本的な原因を取り除くものではありません。愛犬の健康を守るためには、日頃からの観察と適切なケア、そして必要に応じて獣医師の診察を受けることが何より大切です。





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