彫金を始めるなら、リューター選びはとても大切なポイントです。この記事では、Amazonで人気の彫金向けリューターを厳選し、ランキング形式で紹介します。選び方のコツも一緒にチェックしていきましょう!
彫金用リューターのおすすめな選び方と押さえておきたいポイント
彫金用のリューターを選ぶときに、何を基準にすればいいか迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。ここでは、購入前に知っておきたい選び方のポイントを紹介します。
回転数とトルクのバランスを確認する
リューターの性能で最も重要なのが、回転数とトルクです。回転数は「1分間に何回転するか」を表す数値で、彫金では5,000〜32,000回転/分程度のものが一般的です。
ただし、回転数が高いだけでは不十分です。金属に押し当てたときに回転が止まらないだけの「トルク(馬力)」も大切になります。ワット数が高いほどトルクに余裕があると考えてよいでしょう。
コレットチャックとドリルチャックの違い
先端のビット(工具)を固定する方式には、コレットチャックとドリルチャックの2種類があります。コレットチャックは決まった軸径のビットだけを固定する方式で、芯ブレが少ないのが特徴です。一方、ドリルチャックは幅広い軸径に対応できるので、さまざまなビットを使いたい方に向いています。
有線タイプかコードレスかを選ぶ
有線タイプはコンセントから安定した電力を得られるので、長時間の作業やパワーが必要な彫金に向いています。コードレスタイプはケーブルを気にせず取り回しがよい反面、バッテリーの持ち時間やパワーの面で有線タイプに劣ることもあります。

初心者のうちは有線タイプで、消費電力が35W以上のものを選んでおくと安心ですね!
付属品の充実度もチェック
リューター本体だけでなく、砥石やカッター、ドリルビットなどの先端工具が付属しているかも確認しましょう。セットが充実しているモデルなら、別途先端工具を買い揃える手間と費用を省けます。
【2026年2月】彫金用リューターおすすめ人気ランキング5選
第1位:プロクソン(PROXXON) ミニルーター MM100 No.28525

プロクソンのベストセラーモデルで、彫金初心者からホビーユーザーまで幅広く支持されている一台です。ネオジムマグネットを搭載したDC100Vモーターにより、コンパクトながらしっかりとしたパワーを発揮します。
回転数は8,000〜18,000回転/分の無段変速式で、ダイヤルを回すだけで好みの速度に設定できます。ガラス彫刻や彫金、模型工作、穴あけ、研磨など幅広い用途に対応しています。
本体の長さは230mm、太さがφ35mmで、重量は約260gと軽量です。重量バランスが良いため、長時間持っていても手が疲れにくいという声が多く見られます。コレットチャックはφ2.35mmとφ3.0mmの2種類が付属しています。
消費電力は35Wで、趣味レベルの彫金作業には十分なトルクがあります。定格使用時間は15分なので、こまめに休憩を挟みながら作業するのがポイントです。

プロクソンは信頼のドイツブランドで、ホームセンターでも手に入りやすいのがいいですね!
第2位:プロクソン(PROXXON) ハンディマルチルーター No.28473

同じくプロクソンから出ている、付属品が非常に充実したモデルです。消費電力50Wとパワフルで、金属の切削やサビ落としにも対応できるのが大きな特徴です。
最大の特長は、φ0.5mm〜3.2mmまで幅広い径に対応するドリルチャック方式を採用している点です。コレットチャックのように決まった径に限定されないので、さまざまなメーカーのビットをそのまま使えます。
付属品はドリルビット10本(0.3mm〜3.2mm)、ワイヤーブラシ、切断砥石5枚、純毛バフ、軸付き砥石、ハイスビットなど、すぐに作業を始められるセット内容になっています。
回転数は8,000〜18,000回転/分の無段電子コントロール付き。本体の長さは220mmで、重量は約500gとMM100より重めですが、ラバーグリップで手にしっかりフィットします。定格使用時間は15分です。
ビットの交換もドリルチャック式なので工具なしで素早く行えます。研磨からドリル作業まで、これ1台でこなしたい方にぴったりのモデルです。

付属品がたっぷり入っているので、これだけ買えばすぐに作業に取りかかれますよ!
第3位:Dremel(ドレメル) ハイスピードロータリーツール 4000-3/36

アメリカの老舗メーカー・ドレメルのフラッグシップモデルです。135Wという圧倒的なパワーと、5,000〜32,000回転/分の幅広い回転域が最大の魅力です。
ボールベアリング内蔵のユニバーサルモーターを搭載しており、負荷がかかっても安定した回転を維持する電子フィードバック回路を備えています。金属の切削や研磨といった高負荷な作業でも、回転数が落ちにくいのがうれしいところです。
標準付属コレット径は2.4mmと3.2mmで、0.8mm〜3.2mmまでのコレットに対応しています。カッティングガイド、ディテイラーズグリップ、フレックスシャフトの3種のアタッチメントと、21種36ピースのアクセサリーが同梱されています。
本体重量は約533g、サイズは230mm×51mm×54mmです。ソフトラバーグリップでペンのように握れるので、細かい彫金作業にも対応できます。専用ストレージケースも付属しており、収納や持ち運びにも便利です。
ドレメルの豊富なアタッチメントやアクセサリーがすべて使用可能で、拡張性が高いのもポイントです。本格的に彫金を始めたい方にとって、長く使える相棒になるでしょう。
第4位:Dremel(ドレメル) ハイスピードロータリーツール 3000-2/30

ドレメル3000シリーズは、イージーツイストシステムによるレンチ不要のアクセサリー交換が特徴の、コストパフォーマンスに優れたモデルです。
回転数は10,000〜28,000回転/分で、消費電力は90Wです。上位モデル4000には及びませんが、彫金の研磨や切削作業には十分な性能を持っています。クーリングシステムが従来比20%改良されており、耐久性も向上しています。
本体重量は約455gと4000シリーズよりも軽量で、サイズも188mm×56mm×50mmとコンパクトです。ソフトラバーグリップを採用しているので、長時間の作業でも手が滑りにくくなっています。
標準付属コレット径は3.2mmで、0.8mm〜3.2mmまで使用可能です。フレックスシャフトやサンディング/グラインディングガイドを含む30ピースのアクセサリーが付属しており、購入してすぐに作業を始められます。
なお、このモデルには50Hz用と60Hz用の2種類があるので、お住まいの地域(東日本は50Hz、西日本は60Hz)に合ったものを選んでください。
第5位:Dremel(ドレメル) コードレスハイスピードロータリーツール 8220-2/28

ドレメルのコードレスモデルの最上位機種です。12V Maxリチウムイオンバッテリー搭載で、コードに縛られずに自由に作業できるのが最大のメリットです。
回転数は5,000〜35,000回転/分と、コードレスとは思えない広い回転域を持っています。コード付きモデルの従来機に比べて切断スピードが約20%アップしており、パワー面でも進化しています。
スリムなボディデザインで360度どこからでも握れるグリップゾーンを採用しています。コードがないので、ワークスペースをスッキリさせたい方や、アウトドアでの作業が多い方に向いています。
キットにはアクセサリー28個、キャリングケース、1時間高速充電器、12Vリチウムイオンバッテリー2個が付属しています。バッテリーが2つあるので、交互に使えば連続作業も可能です。
ドレメルの既存のアクセサリーやアタッチメントもすべて使用でき、コード付きモデルと同じ作業ができます。ただし、長時間のヘビーな彫金作業が中心の方はコード付きモデルのほうが安心です。

コードレスなのにパワフル!バッテリーが2個付きなのもうれしいポイントです。
各モデルのスペック比較表
| モデル名 | 消費電力 | 回転数 | 重量 | チャック方式 |
|---|---|---|---|---|
| プロクソン MM100 | 35W | 8,000〜18,000 | 260g | コレットチャック |
| プロクソン No.28473 | 50W | 8,000〜18,000 | 500g | ドリルチャック |
| ドレメル 4000 | 135W | 5,000〜32,000 | 533g | コレットチャック |
| ドレメル 3000 | 90W | 10,000〜28,000 | 455g | コレットチャック |
| ドレメル 8220 | 12V充電式 | 5,000〜35,000 | 約550g | コレットチャック |
彫金リューターの基本的な使い方と注意点
先端工具(ビット)の取り付け方
リューターを使うためには、まず先端にビット(先端工具)を取り付ける必要があります。コレットチャック式の場合は、コレットナットを緩めてビットを差し込み、しっかりとナットを締めます。ドリルチャック式の場合は、チャックを回してジョーを開き、ビットを挟んで固定します。
どちらの方式でも、ビットが斜めに入っていないか、しっかり固定されているかを必ず確認してから電源を入れてください。芯ブレが起きると作業精度が下がるだけでなく、ビットが飛んで危険です。
回転数の調整と作業のコツ
彫金作業では、作業内容によって適切な回転数が異なります。金属を粗く削る場合は低回転(5,000〜10,000回転/分程度)、研磨や仕上げには高回転(15,000〜25,000回転/分程度)が適しています。
リューターを使う際は、力を入れて押し付けるのではなく、回転の力に任せて軽く当てるのが基本です。強く押し付けるとモーターに負荷がかかり、発熱や故障の原因になります。
定格使用時間を守る
ホビー向けのリューターには定格使用時間が設定されています。今回紹介したプロクソンのモデルはどちらも15分が目安です。連続使用時間を超えると本体が過熱して故障する可能性があるため、適度に休憩を挟みながら作業しましょう。ドレメルのモデルは比較的長時間の連続使用に対応していますが、本体が熱くなったと感じたら一度休ませるのがおすすめです。
リューターと合わせて買っておきたい製品
先端ビットセット
リューター本体に付属するビットだけでは、彫金作業のすべてをカバーするのは難しい場合があります。ダイヤモンドビットは硬い金属の切削に、フェルトバフやシリコンポイントは仕上げの研磨に重宝します。各メーカーからさまざまな種類のビットセットが販売されているので、自分の作業に合ったものを揃えていきましょう。
フレックスシャフト
フレックスシャフトは、リューター本体からフレキシブルなケーブルで先端部分を延長するアタッチメントです。本体を手に持たずに済むため、ペン感覚で細かい彫金作業ができるようになります。ドレメル4000には標準で付属していますが、プロクソンのモデルには別途購入が必要です。
集塵ボックスと保護メガネ
金属を削る作業では、細かい粉塵や削りカスが飛び散ります。小型の集塵ボックスがあれば作業スペースをきれいに保てますし、健康面でも安心です。保護メガネは必ず用意しておきましょう。特に切断砥石を使うときは、砥石の破片が飛ぶ可能性があるため、フェイスシールド型がおすすめです。
コンパウンド(研磨剤)
バフで金属を磨く際に使う研磨剤がコンパウンドです。粗磨き用の青棒(トリポリ)と、仕上げ用の白棒(酸化アルミナ)の2種類を揃えておくと、鏡面仕上げまで対応できます。彫金作品の仕上がりに大きな差が出るアイテムなので、リューターと一緒に準備しておくのがよいでしょう。
彫金でリューターを使うときに知っておきたいノウハウ
ビットの選び方で仕上がりが変わる
リューターの性能も大事ですが、実は先端ビットの選び方で作品の仕上がりは大きく変わります。金属を大きく削りたいときはカーバイドバーやハイスビット、細かい模様を彫りたいときはダイヤモンドポイント、磨き作業にはシリコンポイントやフェルトバフといった具合に、作業ごとに使い分けるのが基本です。
よく使うビットの軸径は2.35mmと3.0mmの2種類です。購入前にお使いのリューターが対応しているか確認しておきましょう。
マンションやアパートでの騒音対策
リューターの動作音は機種によって異なりますが、彫金用のペン型モデルであれば掃除機よりも静かな機種がほとんどです。とはいえ、金属を削る作業音は響きやすいので、作業台の下に防振マットを敷いたり、作業時間帯を日中に限定したりする配慮があるとよいでしょう。
プロクソンのMM100やドレメル3000シリーズは、比較的動作音が抑えられているモデルとして知られています。
リューターのメンテナンス方法
リューターを長く使い続けるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。使用後はコレットやチャック部分に詰まった切削カスをエアダスターや歯ブラシなどで取り除いてください。
また、ほとんどのリューターにはカーボンブラシという消耗パーツが入っています。使い続けると摩耗するため、回転が弱くなったり異音がするようになったら交換のサインです。カーボンブラシ自体は数百円〜1,000円程度で購入でき、精密ドライバー1本で交換できるモデルが多いです。

カーボンブラシの交換は意外とカンタンです。回転が弱くなってきたら試してみてくださいね!
初心者はまず何から練習すればいい?
リューターを初めて使う方は、いきなり本番の金属で作業するのではなく、まずは端材の真鍮板やアルミ板で練習するのがおすすめです。砥石ビットで直線を引く練習や、ドリルビットで穴を開ける練習から始めると、回転の感覚やリューターの扱い方に慣れていきます。
慣れてきたら、バフとコンパウンドを使った研磨作業にも挑戦してみましょう。ピカピカの鏡面仕上げができるようになると、彫金がもっと楽しくなりますよ。



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