強風で看板が倒れる事故を見て、慌てて重りを探した経験はありませんか?
今回は店舗の店先で実際に使われている看板用の重りを、リアルな使い勝手を中心に紹介します!
店先看板の重り選びで押さえたい3つの視点
看板の重り選びは「どこに置くか」「どれくらいの風が吹くか」「持ち運びするか」の3つで決まります。
業者の方に話を聞くと、ほとんどの店舗で重りを軽くしすぎて失敗している印象でした。
注水式は持ち運びがラクで便利ですが、満水で運ぶとキャップから水が漏れる商品も多いので、設置後に水を入れる運用が無難でした。
鉄製の重しは設置後ほぼ動かさない常設店向きで、台風シーズンの安心感が違います。

強風と転倒対策で実力派の看板重りランキング5選
ホームセンターや看板専門店の方にヒアリングして、実際に売れ筋として挙がっていた商品を中心に紹介します。
注水式や鉄製、アーム式など、用途で並べました。
第1位:ミツギロン 注水式重石 バリストン

定番の注水式タイプで、店舗オーナーから「とりあえずこれ買っとけば安心」という声が多かった商品です。
A型スタンド看板やバリケード用として使えて、空のときは軽くて持ち運べるのが助かりました。
正直に言うと、満水状態で長距離運ぶとキャップ付近からじわっと水が滲むことがあったので、現地で給水する前提で使うのがベストです。
販売店の方も「運搬用ではなく据え置き用」と教えてくれました。
注水式の定番。空のうちに運んで現場で水を入れる運用が便利!
第2位:光 KBOM-32 看板用おもり

マグネットで看板の脚にくっつくタイプの専用おもりです。
販売店スタッフによると、メーカーの「光」は標識や看板系の老舗で、業務用として固定客が多いとのこと。
ただし、磁石が効かない樹脂製の脚にはくっつかないので、購入前に看板側の素材は要チェックです。
そこさえクリアできれば、見た目もスッキリして店舗の景観を崩しません。
老舗メーカー「光」の専用おもり。出し入れする店舗向き。
第3位:Aバリブロック 注水式ウエイト 5kg

5kgサイズの小型注水式ウエイトで、A型看板の足元にスッと置ける形状が魅力。
シーズンによって設置位置を変える店舗で、軽さと安定感のバランスが良かったです。

注意点としては、単体だと重量が物足りない強風日があること。
日常使いなら一台で十分ですが、台風予報の日は屋内退避がやはり安全です。
小型かつ軽量で、A型看板の足元へすっと収まります!
第4位:伸縮タイプ ウエイトアーム ルミ製A型看板専用

これは重り単体ではなく「ウエイトを乗せるための台座(アーム)」です。
看板の足元の幅を伸縮で広げて、その上に注水ウエイトを置くことで安定性をぐっと底上げできます。
正直、最初は「ただの台座にお金を払うのか…」と抵抗がありました。
でも実際に置いてみると、台風前夜の安心感が段違いで、これは入れて良かったと思える買い物でした!!
看板メーカー推奨の「アーム+ウエイト」運用ができる台座。
第5位:TRUSCO 重石 おもし丸型 8.5KG型 TW8.5M

工業系で名の通ったTRUSCO製の鉄製おもしです。
据え置き常設の看板や、テント脚やパイプ補強として使われることが多く、移動を想定しないなら最強クラスでした。
ぶっちゃけ、自分で持ち上げるのはちょっとしんどい重さです。
女性スタッフが毎日出し入れする店だと向かないので、設置後はそのままにできる店舗向けと割り切るのが正解だと思いました。
工業系の定番ブランド。常設や据え置きの看板に最強!
看板重りのタイプ別 比較表(独自項目あり)
業務系の看板を扱う販売店の方に話を聞きながら、店舗オーナー目線で気になる項目を独自にまとめました。
| 商品 | 重量(目安) | 持ち運び5段階 | 強風時の安定感5段階 | 女性が一人で扱えるか |
|---|---|---|---|---|
| ミツギロン バリストン | 約10kg(注水時) | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 空なら可 |
| 光 KBOM-32 | 約3.2kg | ★★★★★ | ★★★☆☆ | 余裕で可 |
| Aバリブロック 5kg | 約5kg(注水時) | ★★★★★ | ★★★☆☆ | 余裕で可 |
| ウエイトアーム | 台座のみ | ★★★★☆ | ★★★★★ | 取付やや力要 |
| TRUSCO 8.5kg | 約8.5kg(鉄) | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 常設向き |
独自で「持ち運びのしやすさ」と「女性が一人で扱えるか」を入れたのがポイントです。
スペックには出ない、店舗で実際に困るところだと感じています。
はじめての看板重りで安心して使える置き方のコツ
重りを買っただけで安心して、置き方が雑になっている店舗を意外とよく見かけます。
ちょっとした置き方のコツで、同じ重りでも倒れにくさがかなり変わるんですよね。
もう一つ大事なのが「重り同士をひもや結束バンドで固定しすぎない」こと。
看板に強い力がかかったとき、重りごと引きずってくれた方が破損が少なくて済みます。

看板重りと一緒に揃えておきたい店先アイテム
重りだけ揃えても、隣接アイテムが揃っていないと現場ではちょっと不便です。
販売店スタッフに聞いた「同時購入が多いもの」を共有します。
滑り止めマットを敷くと、重り自体が風に押されて少しずつズレていく現象も抑えられます。
じょうろは100均でも問題なく使えるので、わざわざ専用品を買わなくても大丈夫でした。
看板重りの選び方Q&A
記事制作にあたって、看板用品を扱う販売店スタッフへ寄せられがちな質問を聞き取りました。
迷いがちなポイントを3つ紹介します。
正直、「自作で十分じゃない?」と最初は思っていたんですが、専用品のほうが脚にきれいに収まって店先がスッキリ見えます。
店舗の見え方を考えると、ここはケチらず専用品を選んで良かったと思いました。
●Shinichi Inoue店舗用品やサイン資材を得意とするプロライター。本記事の筆者として、看板用品を扱う販売店スタッフへの取材と、屋外サイン業者へのリサーチをもとに執筆しました。お店の景観と安全性、両方の視点でわかりやすく紹介することを心がけています。


