訃報は突然やってきます。夜中にスマホが鳴って「明日お通夜です」と知らされた時、香典袋の種類で迷った経験は多くの方にあるはず。 金額や宗派で迷わない5品を紹介します。

香典袋選びでよくある4つの迷いどころ
葬儀関連商品を扱う文具卸の販売員へのリサーチをもとに、よく聞かれる質問を4つ整理しました。 先に整理しておくと、いざという時の迷いがほぼ消えますよ。
香典袋 おすすめ5選
今回は「万が一に備えて常備しておく」視点で、使いやすい5品を紹介します。 どれも金額帯と宗派で使い分けできるラインナップです。
第1位:マルアイ 香典袋 黒白耳銀7本 短冊入 5袋セット

黒白耳銀7本の水引で3万円〜10万円クラスに対応する定番です。 短冊が御霊前、御仏前、御香料、御香奠、無地の5枚入りなので、宗派がわからない時でも差し替えるだけで対応できます。
筆者が仏具屋の店主に「一番よく売れる商品は?」と聞いたら、マルアイのこのタイプの名前が即答で出ました。 自宅の仏壇引き出しに1セット常備しておくと、深夜に連絡を受けた時も落ち着けます。
宗派を問わず3万円〜10万円クラスに使える定番
第2位:長門屋商店 タ-202 徳用御霊前多当 10枚パック

10枚パックの徳用サイズで、職場の慶弔用や大家族での常備に向いています。 御霊前専用ですが、通夜や葬儀の場面ではこの表書きが最も汎用的に使えます。
筆者の実家の母が町内会の慶弔担当をしているので試しに渡したら、「これ1箱あれば半年持つ」と喜んでいました。 1枚あたりの単価が安く、品質もしっかりしています。
慶弔担当や大家族で常備したい徳用10枚パック
第3位:スズキ紙工 不祝儀袋 東京折 黒白 中袋付 10枚入 ス-9210

関東圏で主流の東京折タイプで、中袋つきの10枚入り。 ぶっちゃけ、関東で生まれ育った方には馴染み深い折り方で、筆者自身も実家の引き出しにはずっとこのタイプが入っていました。
西日本の方は「大阪折」の方が馴染み深いので、地域の慣習に合わせて選ぶのが無難です。 迷ったら、参列予定のお通夜が開かれる地域に合わせると失礼になりません。

スズキ紙工 不祝儀袋 東京折 黒白 中袋付 10枚入 ス-9210
関東圏で馴染み深い東京折の10枚入り
第4位:赤城 不祝儀袋 白黒5本 御霊前 5枚入 キ980021

白黒5本の水引で5,000円〜1万円前後を包む時の定番です。 赤城は仏事関連の用紙を古くから扱っているメーカーで、友人の葬儀で数千円〜1万円を包むシーンに相性が良いですよ。
5枚入りでコスパも良好。 筆者は友人の祖父母の葬儀で実際に使いましたが、奉書紙のしっかりした質感が安っぽさを打ち消してくれました。
5,000円〜1万円に合う奉書紙のスタンダード
第5位:モーノクラフト 祝儀袋 不祝儀 金封 東京折 黒白7本 御香奠 5枚組 SMC-D222

黒白7本水引で1〜3万円を包むちょうどいい1枚です。 表書きは「御香奠」となっており、仏式の葬儀で広く使える汎用性の高い表記です。
5枚組なので、書き損じた時の予備にも重宝します。 筆者は以前、名前を書き違えて2枚潰した経験があるので、予備が複数あるタイプは本当に助かりました。

モーノクラフト 祝儀袋 不祝儀 金封 東京折 黒白7本 御香奠 5枚組 SMC-D222
1〜3万円に合う黒白7本の東京折5枚組
表書きとお金の入れ方には守るべきマナーがある
香典袋を選べても、中身の扱いで失礼になっては台無しです。 マナー講師の方に取材して確認した内容をまとめます。
新札を避けるという慣習は、地域や家庭でも解釈が違うので、年配の親族に事前に聞いておくとより安心です。 マジで!!この確認一つで印象がガラッと変わります!!
一緒に揃えておくと慌てない周辺アイテム
香典袋だけで完結しないのがマナー文化の面倒なところです。 葬儀社スタッフの取材で「これがないと恥をかく」と言われたアイテムをまとめました。
迷いがちなシーン別の使い分け
香典袋は「いつ、誰に、いくら」で選び方が変わります。 葬儀業界のベテラン担当者に取材した際の判断軸をシーン別にまとめました。
備えがあれば突然の訃報でも心が落ち着く
香典袋は「急に必要になるけど、コンビニで選ぶには荷が重い」アイテムです。 金額別に2〜3種類を引き出しに常備しておくと、訃報の一報から身支度までの流れがスムーズになります。 今回の5選から自分に合ったタイプを揃えてみてください。
●平山貴斗冠婚葬祭や生活マナー関連を得意とするプロライター。今回は葬儀社スタッフや文具卸の販売員、マナー講師の方への取材とリサーチをもとに記事を執筆しました。筆者自身も冠婚葬祭セットを自宅に常備しています。


