本を傷つけずにデジタル化!非破壊ブックスキャナーの選び方
大切な本や資料をデジタル化したいけど、裁断するのは抵抗がある…そんな悩みを持っている方、けっこう多いです。 非破壊タイプのブックスキャナーなら、本を開いたまま上からカメラで読み取るので、原本を傷つけずにスキャンできます。
自動平坦化:本を開いたときの湾曲を自動で補正してくれる機能です。 これがないと中央部分が歪んだまま保存されます。
対応サイズ:A4対応かA3対応かで値段がかなり変わります。 図鑑や画集をスキャンするならA3対応が必須です。

非破壊ブックスキャナーのおすすめ5選ランキング
第1位:iOCHOW ブックスキャナー S5

iOCHOWのS5は、非破壊スキャナーの中ではかなり売れているモデルです。 2200万画素のカメラで撮影するので、文字だけでなく写真ページもクッキリ読み取れます。 初めて使ったとき、ページをめくるだけでパシャパシャ取り込めるテンポの良さに感動しました。
自動平坦化機能が付いていて、本の中央部分の歪みもかなり補正してくれます。 A3サイズまで対応しているので、大きめの雑誌や画集も丸ごとスキャンOKです。 ただ、OCR精度は中国語優先の設計っぽくて、日本語の認識率がいまひとつなときがあります。 テキスト検索目的だと少しもどかしいかもしれません。

第2位:CZUR Shine Ultra Pro

CZURのShine Ultra Proは、非破壊スキャナー専門メーカーの上位モデルです。 2400万画素で画質が良いのはもちろんですが、専用ソフトの出来が段違いです。 指消し機能(スキャン時に本を押さえている指を自動で消してくれる)が地味にめちゃくちゃ便利で、ページを押さえながらスキャンしても仕上がりがキレイです。
ソフト側の自動ページ検出やトリミング精度も高くて、連続スキャンがスムーズに進みます。 価格は他のモデルより高めですが、大量の本をデジタル化する予定があるなら元は取れます。 ぶっちゃけ、安い機種で何時間もストレスを感じるくらいなら最初からこっちを買ったほうがいいです!!

第3位:iCODIS ドキュメントスキャナー 1700万画素

iCODISの1700万画素モデルは、A3対応の非破壊スキャナーとしては手頃な価格帯に入ります。 自動平坦化とOCR機能を備えていて、基本的な機能は一通り揃っています。 実際にA4の参考書をスキャンしてみましたが、文字の読み取りはかなりキレイで、あとからテキスト検索もできました。
ただ、照明の角度によっては影が入りやすいのが気になりました。 デスクライトの位置を工夫すれば改善できますが、最初は何回か撮り直しが必要かもしれません。 薄い紙の裏写りも少し目立つことがあるので、教科書のような薄い紙の本には不向きな面があります。

第4位:iCODIS ドキュメントスキャナー 500万画素 折りたたみ式

同じiCODISの500万画素モデルは、折りたたみ式でコンパクトに収納できるのが売りです。 A4対応で画素数は控えめですが、文字メインの書類や本なら十分な画質です。 折りたたむとペットボトルくらいの大きさになるので、カバンに入れて持ち運べます。
正直に言うと、写真が多い本のスキャンには画素数が足りません。 あくまでテキスト中心の書類や文庫本をサクッとデジタル化したい人向けです。 その代わり価格が圧倒的に安いので、「非破壊スキャナーってどんなもの?」と気軽に試したい人の最初の1台としては悪くないです。

第5位:shinove ドキュメントスキャナー 1300万画素

shinoveの1300万画素モデルは、A3対応で自動平坦化とOCR機能を備えたスタンダードな1台です。 正直なところ、性能面ではiOCHOW S5やiCODIS 1700万画素に少し見劣りしますが、その分価格が抑えられています。
使ってみると、平坦化の補正精度は悪くないんですが、スキャン速度がワンテンポ遅い感じがあります。 1冊くらいなら気にならないですが、10冊、20冊とやるときはジワジワ時間がかかります。 急がずマイペースにデジタル化を進めたい人には合っています。

非破壊ブックスキャナー5機種の気になるところ比較
| 商品名 | 画素数 | 対応サイズ | 自動平坦化 | 指消し機能 | スキャンのテンポ感 | 写真ページのキレイさ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| iOCHOW S5 | 2200万 | A3 | あり | なし | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| CZUR Shine Ultra Pro | 2400万 | A3 | あり | あり | ★★★★★ | ★★★★★ |
| iCODIS 1700万画素 | 1700万 | A3 | あり | なし | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| iCODIS 500万画素 | 500万 | A4 | なし | なし | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
| shinove 1300万画素 | 1300万 | A3 | あり | なし | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
非破壊スキャンでキレイに仕上げるための実践テクニック
非破壊ブックスキャナーは使い方次第で仕上がりがかなり変わります。 いくつかコツを紹介します。
部屋の照明を確認する(蛍光灯の直下だと影が入りやすい)
デスクの上を片付けて平らなスペースを確保する
本のページを大きく開きすぎず、120度くらいの角度がベスト
照明はスキャナーの真上ではなく、斜め前方から当てると影が入りにくくなります。 デスクライトを1つ追加するだけで画質が劇的に良くなるので、ぜひ試してください。

連続でスキャンするときは、ページをめくるリズムを一定にするとソフト側の処理もスムーズになります。 焦ってパラパラめくると認識ミスが増えるので、2〜3秒間隔でめくるのが良い感じです。
ブックスキャナーと合わせて用意したいもの
非破壊スキャナー本体だけでも使えますが、あると作業がグッと楽になるアイテムがあります。
本を開いた状態で固定するための重りです。 透明なアクリル製のものなら押さえたままスキャンできるので、指が映り込むのを防げます。
デスクライト(色温度調整付き)
自然光に近い色温度(5000K前後)のライトがあると、紙の色を正確に再現できます。 LED式で調光できるタイプが便利です。
外付けSSD
高画素でスキャンするとデータ量が膨大になります。 500GBのSSDがあれば数百冊分のデータは余裕で保存できます。

本のジャンル別!非破壊スキャナーの向き不向き
非破壊スキャナーは万能ではありません。 本のタイプによって向き不向きがあるので、購入前に確認しておいてください。
絶版本やレア本(裁断できないもの)
図録や画集(A3対応モデルなら大判もOK)
借りている本や図書館の本

平山貴斗PC周辺機器やガジェットを得意としたプロライター。 メーカー担当者や家電量販店スタッフへのリサーチをもとに記事を執筆しています。 読者が「買ってよかった」と思える情報を届けることを大切にしています。


