M.2 SSD外付けケースを買う前に確認しておくこと
余ったM.2 SSDをUSB接続の外付けストレージに変えられるのが、M.2 SSD外付けケースです。 パソコンを買い替えたときに取り出したSSDや、容量アップで余ったSSDを再利用できるので、1つ持っておくとかなり便利です。

選ぶときは「対応規格(NVMeかSATAか)」「転送速度」「冷却性能」の3つを見ましょう。 NVMe専用ケースにSATA SSDを入れても認識しないので、手持ちのSSDの規格は事前に確認してください。
M.2 SSD外付けケースのおすすめ5選
第1位:UGREEN M.2 SSD外付けケース NVMe対応

UGREENのNVMe対応ケースで、USB 3.2 Gen2接続で最大10Gbpsの転送速度が出ます。 アルミ筐体がヒートシンクの役割も果たしていて、長時間のファイル転送でも熱ダレしにくいのが良かったです。
開けてSSDをスロットに差し込んで、フタを閉めるだけ。 工具なしで組み立てられるので、初めての方でも5分かかりません。

第2位:ORICO M.2 SSD外付けケース NVMe/SATA両対応

NVMeとSATAの両方に対応しているのがORICOのいいところです。 「手持ちのSSDがどっちか分からない」という方でも、このケースなら安心して使えます。
USB 3.2 Gen2で10Gbpsの速度が出るので、NVMe SSDの性能もしっかり引き出せます。 30GBの動画ファイルを転送してみたところ、約40秒で完了しました。
正直、デザインは地味です。 黒いアルミの箱って感じで、持ち歩くときのテンションは上がりません。 でも機能面では間違いないので、見た目より中身重視の方にはピッタリです。
第3位:FIDECO M.2 NVMe SSD外付けケース ツールフリー

工具不要のスライド式で開け閉めできるFIDECOのケースです。 SSDの入れ替えが頻繁にある方には特に便利。
USB 3.2 Gen2で10Gbps対応。 サイズがコンパクトで、ポケットにもすっぽり入ります。 出張先でデータの受け渡しをするときに重宝しました。
ただ、スライド式のロックが少し硬いです。 最初「あれ、壊れてる?」と思ったくらい。 慣れれば問題ないですが、最初は力加減に気をつけてください。

第4位:ACASIS 40Gbps M.2 SSD外付けケース 冷却ファン付き

Thunderbolt 4対応で最大40Gbpsの爆速転送ができるハイエンドモデルです。 えっ、この速度ヤバくない!?もう内蔵SSDと変わらないレベルです!!
冷却ファンが内蔵されているので、大容量データの連続転送でもSSDの温度上昇を抑えてくれます。 動画編集をしている方や、大量のデータを日常的に扱う方にはかなりありがたい。
ただ、Thunderbolt 4ポートがないPCでは本来の速度が出ないのが注意点。 USB-Cポートでも使えますが、速度は10Gbpsに制限されます。
第5位:WAVLINK Prime 80Gbps M.2 SSD外付けケース USB4 V2

USB4 V2対応で最大80Gbpsという、現時点で最速クラスの外付けケースです。 冷却ファンも内蔵されていて、長時間の高負荷転送にも耐えられます。
ぶっちゃけ、80Gbpsの速度を常に体感できるシーンは限られます。 でも「将来のことを考えてとにかく速いものが欲しい」という方にとっては、現時点でベストな選択肢です。

M.2 SSD外付けケース5製品を比較してみた
| 製品名 | 対応規格 | 最大転送速度 | 組み立てのラクさ | 持ち運びやすさ |
|---|---|---|---|---|
| UGREEN | NVMe | 10Gbps | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| ORICO | NVMe/SATA両対応 | 10Gbps | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| FIDECO | NVMe | 10Gbps | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ACASIS | NVMe | 40Gbps | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| WAVLINK | NVMe | 80Gbps | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |

外付けSSDケースの使い道あれこれ
外付けケースにSSDを入れると、こんな使い方ができます。
写真や動画の一時保管用として
OSインストール用のブートドライブとして
古いPCからのデータ移行に
個人的に一番助かったのは、PCを買い替えたときのデータ移行です。 古いPCからSSDを取り出して外付けケースに入れて、新しいPCにUSBで挿すだけ。 クラウド経由でダウンロードし直すより圧倒的に速くて、200GBのデータが10分くらいで移動できました。
ケースと一緒に揃えておくと安心なアイテム
SSD保護ケース(持ち運び時の衝撃対策に)
ラベルシール(複数のSSDを使い分ける場合に中身を区別できて便利)
ケースに付属しているUSB-Cケーブルは20cm〜30cmと短いものが多いです。 デスクトップPCで使う場合は、1mくらいの長さのケーブルを別で用意しておくとストレスなく使えます。
M.2 SSD外付けケースでよくあるトラブルと対処法
SSDを外付けケースに入れて認識しないトラブルは意外と多いです。 原因のほとんどは「規格の不一致」か「接続方法のミス」なので、以下を確認してみてください。
ケースの対応サイズ(2230/2242/2260/2280)を確認する
PC側のUSBポートがUSB 3.0以上か確認する
初回接続時にフォーマットが必要な場合がある

●平山貴斗筆者はPC周辺機器やストレージデバイスを得意としたプロライター。 メーカー担当者や販売店へのリサーチをもとに、購入前に知っておくべき情報をわかりやすく記事にしています。


