転倒時の足首保護とシフト操作のしやすさを両立したいバイクブーツ選び。本革サイドゴアから防水ライディングシューズまで5モデルを紹介します!
初めてのバイクブーツ選びで見るべき3つの軸
バイク用ブーツは普段履きと何が違うかというと、シフトアップで甲に力が集中しても変形しにくい剛性と、転倒時に足首をねじれから守るハイカット構造がポイントです。
用品店のスタッフへリサーチしたところ、「プロテクター入り/防水/ハイカット」のどれを優先するかで選ぶモデルが変わると教えてもらいました。

「バイク用品は高い」というイメージがありますが、最近は1万円前後で安全性と操作性を両立したモデルが増えています。
今回は普段使いもしやすい5モデルを選んで並べました。
タイプ別に見比べる比較表
| モデル | タイプ | 防水 | プロテクター | シフト操作 5段階 | 脱ぎ履き 5段階 |
|---|---|---|---|---|---|
| デイトナ HBS-008 本革サイドゴア | ツーリング/街乗り | △ | くるぶし | ★★★★★ | ★★★★★ |
| デイトナ D-WP DS-501 | 通勤/通学 | ◎ | くるぶし | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| IRON JIA’S ライディングシューズ | カジュアル | 〇 | くるぶし/シン | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| KEMIMOTO KM1125-01 | カジュアル | 〇 | くるぶし/シン | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| バリチェロ Ver2.0 ハイカット | 街乗り/ツーリング | 〇 | くるぶし | ★★★★★ | ★★★★☆ |
バイク ブーツのおすすめ5選
第1位:デイトナ バイク ブーツ サイドゴアブーツ 本革 HBS-008

国内バイク用品老舗のデイトナが手がける本革サイドゴアブーツで、見た目はカジュアルなのに中身はガッツリ走れる一足です。
バイクウェア販売店の担当者に話を聞くと、「革靴で通勤したい人からの指名買いが増えている」とのこと。
革独特の経年変化が楽しめるので、3年、5年と育てていくのが楽しい1足です。
ただ本革なので突然の大雨には微妙。防水スプレーで対策するか、雨天時は2位の防水モデルと使い分けるのが現実解です。

革靴通勤にも使えるバイク用サイドゴア!
第2位:デイトナ ライディングシューズ 防水 D-WP DS-501

雨の日の通勤や通学に安心して使える防水ライディングシューズ。
用品店スタッフへ問い合わせたところ、「ゲリラ豪雨でも浸水しなかったという口コミが強い」とのリサーチ結果をもらいました。
D-WPは内部に防水膜を挟んだ構造で、雨の日でも靴下が濡れにくいのが強み。毎日バイクに乗る方の雨対策としては1本持っておくとラクです。
カジュアルスニーカー風のデザインなので、ツーリング先でバイクを降りても浮かないのもポイント。
ぶっちゃけ、見た目がバイク用ぽくないので普段履きも兼ねられて使い倒せます。
雨の日通勤の定番防水モデル!
第3位:IRON JIA’S バイクシューズ ライディングシューズ

コストを抑えてプロテクター入りのライディングシューズを試したい方向けの1足。
くるぶし/シン(すね下)にプロテクターが入っていて、初バイクデビュー組の入門用として選ばれやすいモデルです。
正直に言うと、高級ブランドほどの縫製精度はありません。
ただ、1万円未満でプロテクター入りが手に入る点はかなり魅力で、「初年度の使い倒し用」として割り切る買い方と相性が良いです。
プロテクター入りを1万円以下で試せる入門モデル!
第4位:KEMIMOTO バイクシューズ ライディングシューズ KM1125-01

オフロード系ブランドのKEMIMOTOが出すカジュアル系ライディングシューズ。
アーバンなスニーカー寄りのデザインで、バイクを降りてもバイク用に見えないのが推しです。

サイズ感がやや細身に作られているので、幅広の足だとワンサイズ上が安心との声も。
購入前にレビューでサイズ感の情報を見ておくと、返品の手間を減らせます。
街歩きでも浮かないアーバンデザイン!
第5位:バリチェロ ライディングシューズ Ver2.0 ハイカット

ハイカット構造で足首をしっかり包む設計のライディングシューズ。
スポーツタイプのバイクで積極的に倒し込む走り方をする方にマッチするモデルです。
Ver2.0ではソールのグリップが旧モデルより強化されていて、停車時の足つきもねばるように効きます。
ハイカット特有のあたりが気になる方もいるので、最初の1〜2回は短距離ライドで慣らすのが安心です。

ワインディング派向けのハイカット設計!
履きこなしのコツと慣らし方
バイクブーツは新品をいきなりロングツーリングに投入すると、かかとや甲が擦れて痛い思いをしがちです。
慣らしの期間を用意するのが長く快適に使うコツになります。
革モデルは最初カチカチで怖く感じますが、10時間ほど履けば足に馴染んでくるので焦らなくてOK。
逆に初回でフィットしすぎるブーツはゆるい可能性があるので、少しきついくらいを選ぶのが失敗の少ない買い方です。
一緒にそろえたい周辺アイテム
特に防水スプレーは、本革モデルを買ったその日のうちに吹くのが鉄則。
一度水を吸って色ムラになった革は戻らないので、予防が全てです。
インソールは足裏の疲労を劇的に下げてくれます。
長距離ツーリング後の足の痛みが半減したという声も多くて、コスパの良い追加投資になりますよ。
長く使うためのメンテナンスのコツ
バイクブーツは消耗品ですが、手入れ次第で寿命が1.5〜2倍変わってきます。
本革モデルは乗り終わりに汗と雨を拭き、月1回クリームを塗るだけでOKです。

防水モデルは濡れたまま放置すると内部のメンブレンが劣化するので、乾燥をしっかりやってください。
新聞紙を詰めて陰干しするだけで、ずいぶん長持ちします。
消耗部位はソールとシフトガード部分。
ここがすり減ってきたら買い替えのサインなので、モデルチェンジ前に次の1足を選んでおくと切らさずに済みます。
●雨宮 陽翔
●雨宮 陽翔バイク用品とカー用品を得意とするプロライター(筆者)。今回はバイク用品店スタッフとメーカー担当者への取材をもとに記事を執筆。ライダー目線で選びやすさを大切にしています。


