街乗りからショートツーリングまで、バイクで気軽に出かけたい日にちょうど良いのがボディバッグ。実車で使い比べた5モデルを並べて紹介します!
私がリュックからボディバッグに乗り換えたきっかけ
正直、私は長らくリュック派でした。ところが3時間越えの夏ツーリングで背中の汗だくに耐えきれず、ボディバッグに乗り換えたら背中の蒸れと肩の痛みが嘘のように消えました。それからは、街乗り中心の日と日帰りツーリングでは、リュックよりボディバッグが定位置になっています。
②バッグの積み下ろしが面倒で、降車後すぐ動きたい
③背中の蒸れを抑えたい長時間ライダー
④普段使いも兼ねたい(オフバイク日も使いたい)

バイク用ボディバッグのおすすめランキング5選
収納の取り出しやすさ、ライディング中のズレにくさ、防水性のバランスで5モデルを順番に紹介します!
第1位 RSタイチ(RS TAICHI) ボディバッグ ヒップバッグ(L) RSB291

ライディングウェアの名門RSタイチが出すヒップバッグLサイズです。ウエストでもショルダーでも使える2way仕様で、ライダー目線での収納設計がしっかり考えられた一品。
実車で1日ツーリングに持ち出してみると、リアシート側に体を傾けてもバッグが太もも前にズレてこない安定感が頭ひとつ抜けていました。バックル位置の取り回しが秀逸で、グローブをはめたまま片手で開閉できる優しさも残っています。RSタイチは取材で「バイク用バッグの定番」と教えてもらった信頼ブランドです。
惜しいのは、デザインがバイク用全振りなので、降車後そのまま会議に持っていくとちょっと浮く可能性があること。バイクシーン専用と割り切れる人に強くハマる一本。
RSタイチ(RS TAICHI) ボディバッグ ヒップバッグ(L) RSB291
ウエストとショルダー両用のRSタイチ定番Lサイズ!
第2位 ヘンリービギンズ(Henly Begins) バイク ボディバッグ 3.5L DH-736

南海部品系ヘンリービギンズの定番ボディバッグ、3.5L容量。リップストップ生地で引き裂きに強く、普段使いとバイク用の境目を意識せず使える「日常気分の延長線」が魅力です。
500mlペットボトルが入る縦長サイズで、財布、スマホ、モバイルバッテリーの3点運用が成立。バイクから降りてカフェに入っても、デザインが派手すぎないのでテーブル横に置いても浮きません。私は通勤ツーリング用にこれを愛用していて、年単位で使ってもファスナーが渋くなる気配がありません。
ぶっちゃけ、容量3.5Lは1日ツーリングだとお土産分が入らない場面もあります。それでも普段使いとバイク用を1個で済ませたい人にとっては正解になる超超ベストバランス!!
ヘンリービギンズ(Henly Begins) バイク ボディバッグ 3.5L DH-736
普段使いと兼用できるリップストップ生地の定番!
第3位 コミネ(KOMINE) ツーリングウエストバッグ3D 3.3L SA-228

バイク用品でコスパに定評のあるコミネの3D立体ウエストバッグです。立体構造のため、容量3.3Lに対して荷物の取り出し口が広く、走行中の片手アクセスがしやすい設計。
私が真夏のツーリングで使ったとき、停車中にスマホを取り出す動作が他のフラット型より明らかにスムーズでした。コミネの取材で聞いた「実用最優先のものづくり」が形になっている印象で、立体形状ゆえに体に密着しすぎないので背中の風通しも体感で良いです。
ちょっと微妙だったのは、デザインがバイク用主張強めなので、街中での違和感はRSタイチ以上に出る点。バイクメインで使う割り切りができる人に向いている一本です。
コミネ(KOMINE) ツーリングウエストバッグ3D 3.3L SA-228
立体構造で取り出し口が広い実用型ウエストバッグ!
第4位 デグナー(DEGNER) ユーティリティチェストバッグ W-118A

レザー製品で知られるデグナーのチェストバッグ。前傾姿勢のバイクで胸前に背負っても風受けが少なく、スーパースポーツや前傾アメリカンに合わせやすい立ち位置の一品。
実車テストでは、CBR系の前傾姿勢で胸前装着すると、まったく邪魔にならないどころか、走行中のヘルメットあごひも調整時にもバッグを動かさずに済んで便利でした。落ち着いたデザインで、ツーリング先のレストランに入っても浮きにくいのも嬉しいところ。
ただ、容量はコンパクトなので、雨具を入れた状態だと財布スマホで満員になります。ヒップバッグタイプと用途を分けて持つと、現実的に運用できます。

デグナー(DEGNER) ユーティリティチェストバッグ W-118A
前傾姿勢でも風受け少ない胸前装着型!
第5位 タナックス(Tanax) モトフィズ スマートライドサコッシュ ボディバッグ MFK-317

タナックスのモトフィズシリーズが出すサコッシュ型ボディバッグです。サコッシュなので超軽量で、街乗りのおやつ買い出しからお参り先のサクッとした移動まで気軽に背負える一本。
実車での印象は、肩への負担がゼロに近く、走行中も体に張り付かないので風通しが圧倒的に良いです。タナックスは取材で「街乗りリピート率が高い小型バッグ」と教えてもらった通り、コンビニ往復だけのために愛用するユーザーが多い納得の作りでした。
正直、本格的なロングツーリングや雨天時にはサコッシュゆえの限界があります。普段の足としてのバイクを楽しむ人に強くハマる、軽快さ振り切り型の一本です。
タナックス(Tanax) モトフィズ スマートライドサコッシュ ボディバッグ MFK-317
街乗り特化の超軽量サコッシュ型!
ボディバッグ選びで見ておきたい観点
ボディバッグは形状や生地で使い勝手がガラッと変わるので、買う前に押さえたい観点を整理しておきます。
②防水性(IPX規格や撥水生地の有無)
③装着方式(ウエスト固定かショルダーかチェストか)
④取り出し口の広さ(停車中に片手で取れるか)
容量だけ見て大きめを選ぶと、空のときにブカブカで走行中に揺れてストレスになります。荷物量の上限を決めてから、ぴったりサイズを狙うのが現実的な選び方。
街乗りからツーリングまで活きるシーン別の使い方
ボディバッグはシーンで使い分けると一気に「持ってきて正解」となる頻度が上がります。
②日帰りツーリング(モバイルバッテリーと雨具まで含めて4〜5L)
③タンデムツーリング(後席パートナーの貴重品もまとめて1個)
④撮影ツーリング(小型カメラや予備バッテリー込みで5L級)
特に④の撮影派ライダーは、内部仕切りが多い4〜5Lタイプを選んでおくと、カメラの出し入れがスマートに行えます。
ボディバッグと一緒に揃えるツーリング小物
ボディバッグ単体ではカバーしきれない場面もあるので、組み合わせて使うとラクになる小物を挙げます。
②ショルダーストラップパッド(長距離で肩の食い込みを和らげる)
③スマホ用ストラップ(落下防止の保険)
④小型シートバッグ(ボディバッグでは足りない時の増設先)
ボディバッグだけで全部背負おうとせず、シートバッグと組み合わせる前提で考えると、ロングツーリング時の体力消耗が一気に減ります。
●雨宮 陽翔
●雨宮 陽翔バイク用品とツーリング装備を得意とするプロライターです。今回筆者はバイク用品店スタッフへの取材と、自分のスーパースポーツとミドルツアラーの2台で複数モデルを背負い比べたリサーチをもとに記事を書きました。背中の疲れの少なさを最優先に評価しています。

