キャンプの料理から薪割りまで、1本あれば心強いのがアウトドアナイフです。 5本の用途を比べながら、本気で使える1本を選びましょう!
アウトドアナイフを選ぶ前に外せない刃の話
アウトドアナイフを買うとき、見た目とブランド名だけで選ぶと痛い目に遭います。
キャンプ歴15年のショップ店長へリサーチした内容をふまえ、押さえる軸を3つにしぼりました。
2 タング構造(フルタングは薪割り向き)
3 収納タイプ(折りたたみ/シース付き)
私の周りでは初心者ほど「フルタング」を見落として、薪割りでナイフが折れた事故が起きています。 ハードな使い方をする予定があるなら、価格より構造を優先するのが鉄則です。

アウトドアナイフおすすめ5選
独自の比較項目として「料理のしやすさ(5段階)」「薪割り耐久度(5段階)」を入れています。
| 商品名 | タイプ | 料理のしやすさ | 薪割り耐久度 |
|---|---|---|---|
| モーラナイフ コンパニオン | シース付きステンレス | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| オピネル No.8 | 折りたたみステンレス | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ |
| MOSSY OAK ナイフセット | 折りたたみ多機能 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| SWISS+TECH フルタング | シース付きフルタング | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| Chonmage ハンティングナイフ | 大型シース付き | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
第1位:モーラナイフ コンパニオン ステンレス Companion ミリタリーグリーン

スウェーデンの老舗、モーラナイフの定番モデル。
お肉カットから木の皮はぎまで何でもできて、初めての1本としてキャンプ仲間からも一番おすすめされる存在です。 軽量で持ち手のフィット感が良いので、長時間使っても手が疲れません。
刃が短めなので、太い丸太の薪割りには向きません。 バトニング(細い枝割り)までが安全圏と思っておくと長持ちします。
3000円台で買えるアウトドアナイフの王道!万能型の1本
第2位:オピネル Opinel アウトドアナイフ No.8 ステンレススチール 折りたたみ

フランス生まれのオピネルは、デザイン性と実用性のバランスが超超超ちょうどいい!!
木製ハンドルの温かみがあって、テーブルに置くだけで絵になります。 キャンプ飯のチーズカットや果物の皮むきに使うとテンションが上がる1本です。

折りたたみなので持ち運びは便利。 気をつけたいのは木製ハンドルなので水で洗ったあとはしっかり乾かさないと膨張するところです。
フランス老舗の折りたたみナイフ!料理用に映える1本
第3位:MOSSY OAK ナイフセット サバイバルナイフ 折りたたみ ビットホルター付き

ナイフ+ビットドライバー+小物がまとまったマルチセットです。
ソロキャンプ仲間が「これ1個でだいたい何でもできる」と紹介してきたのがきっかけで気になっていました。 実際に持ってみると重量感もあり、サバイバル感が出てカッコいい1本。
正直、料理目的ならオピネルやモーラの方が向いています。 こちらはフィールドでの汎用作業に強いタイプ。
マルチツール感覚で使える!プレゼントにも人気のセット
第4位:SWISS+TECH シースナイフ アウトドアナイフ フルタング構造 天然ウッドハンドル

フルタング構造で薪割りに強い、ウッドハンドルのシースナイフです。
バトニング(薪を縦に割る作業)専用で1本欲しい人に向いています。 ハンドルが手に吸い付く感触で、振り下ろしても抜けないのが頼もしい。
サイズが大きめで、料理用には扱いづらく感じる方もいます。 薪割り&ブッシュクラフト専用機と割り切ると満足度が高いです。
フルタング構造で薪割りに強い!本格派ブッシュクラフトに
第5位:Chonmage Fishing ハンティングナイフ A3250 大型 レザーシース付

大型ハンティング用の頼もしい1本で、釣り愛好家からの支持が厚いモデルです。
大型魚の処理から肉さばきまで、本格的な作業を想定する方向け。 レザーシースの仕上げが渋く、所有欲も満たしてくれます。

刃が大きいので、ライトキャンプには持て余す感じです。 狩猟や大型魚処理、冬山ブッシュクラフトといったハードな現場向き。
釣り愛好家から支持される大型ハンティングモデル!
使い始める前に揃えたいケアグッズ
ナイフは買って終わりではなく、使い続けるためのケアが必要なギアです。
店長への取材で「ナイフを長持ちさせる秘訣」を聞いてきました。
2 月1回はオイルを薄く塗る
3 切れ味が落ちたら砥石で研ぎ直す
4 持ち運びは必ずシースに入れる
オイルメンテナンスをしないと、しまっておいたら錆びていた…という悲しい結末になります。 キャンプから帰ったらすぐ手入れする習慣を作るのが長持ちのコツです。
ナイフ周りで一緒に揃えたい便利アイテム
ナイフだけを買って現場で困らないよう、合わせ買い候補を紹介します。
ナイフ用オイル(メンテナンス必須)
革手袋(薪割りの怪我防止)
カットボード(テーブルを傷つけない)
革手袋は意外と忘れられがちなアイテムですが、初めて薪割りをする日には必ず装備するのが安心です。 素手でやって指を切ったキャンパー仲間を何人も見てきました。
アウトドアナイフは「切れ味」と「壊れにくさ」のバランスを、自分の使い方に合わせて選ぶのが大事です。 好きな1本を持つと、自然とキャンプの楽しみも深まります。
●雨宮 陽翔
●雨宮 陽翔(筆者)アウトドアやキャンプ用品を得意としたプロライター。 今回はキャンプショップ店長やメーカー担当者、ベテランブッシュクラフター仲間への取材とリサーチをもとに記事を執筆しています。 読者目線でのわかりやすさを大切にしています。


