会議や打ち合わせで「録音したいけど、レコーダーを置くと相手が身構える」と感じたことはないでしょうか。 ペン型なら気付かれずに会話の流れを残せます。
ペン型ボイスレコーダーが選ばれる理由
筆者は普段、商談の議事録づくりにスマホ録音を使っていました。 ただスマホを机に置く瞬間、相手の表情がわずかに引き締まるんですよ。 録音されると意識した瞬間、本音が出にくくなる現象は実際に何度も経験しています。
学生さんの講義録音や、家族の介護現場での会話記録など、目立たず録音したい場面は意外と身近に多いです。

ペン型ボイスレコーダーを選ぶときのチェック項目
ペン型は形こそ似ていても、中身の録音性能には差があります。 筆者が買い物前に必ず確認しているのは次の4点。
連続録音時間→丸1日カバーするなら20時間以上が目安
マイクの指向性→無指向タイプは360°で集音できて議事録向き
書き心地→替芯対応モデルなら長期間ペンとしても現役
内蔵メモリ→4GB以上、microSD対応なら容量問題が消える
意外と見落とされがちなのが、録音中のLEDインジケーター。 真っ赤なランプがピカッと光るタイプは、相手にバレる原因になりがちです。 LEDがオフにできるか、もしくは小さく目立たない設計かを買う前に確認しておきましょう。
ペン型ボイスレコーダーのおすすめ3選
実機を手に取ってビジネスシーンと講義シーンで試したなかから、特に頼れた3モデルを順にご紹介します。
第1位:OLYMPUS Voice-Trek VP-20+TP8 ボイスレコーダー ペン型 通話録音セット

オリンパスのVP-20は、長年ICレコーダーを作ってきたメーカーの音声処理ノウハウが効いた1台。 録音した音をPCで再生したら、相手の声が「いま隣で喋ってる?」と感じるくらい自然なんですよ。 TP8という通話録音アダプターまで付いていて、電話やオンライン会議の録音にもすぐ使えるのは仕事を持ってる人からすると神セットです。
ちょっと惜しいのは、本体の操作ボタンが小さく、慣れないうちは録音停止に手間取りやすい点。 最初の数日は自宅で操作練習しておくと本番で慌てません。

OLYMPUS Voice-Trek VP-20+TP8 ボイスレコーダー ペン型 通話録音セット
通話録音アダプター付属で、ビジネス録音の決定版になりやすい1本。
第2位:OLYMPUS ICレコーダー VoiceTrek VP-10 ペン型 4GB

VP-10は同じVoice-Trekシリーズの定番モデルで、必要な機能をぎゅっと詰めた使い勝手がよい1台。 胸ポケットにスッと収まる細さで、スーツの胸元から抜き差ししても周囲がほぼ気付きません。 ホテルのロビーで急に取材が始まった日、これがあったおかげで貴重なオフレコ話を逃さず録れました。
気になるのはmicroSD非対応で、メモリは内蔵4GBのみ。 1日数時間の録音ペースなら数日間は余裕ですが、毎日まとめて録る人は容量管理を意識した方が安心ですね。

OLYMPUS ICレコーダー VoiceTrek VP-10 ペン型 4GB
スーツの胸ポケットになじむシンプル設計の定番ペン型。
第3位:グローリッジ ペン型ICレコーダー ペンボイスS IC-P02

グローリッジのIC-P02は、価格を抑えながら最低限の録音性能を押さえた入門ペン型。 ペン型レコーダーを試してみたい初心者が買い揃えに使いやすい価格帯なんですよ。 手元で操作するスライドスイッチが大きめで、慣れないうちでも録音と停止を間違えにくいのが個人的にツボでした。
ぶっちゃけ録音の音質はオリンパス勢に軽く譲ります。 微妙にこもる場面はあるものの、議事録の文字起こしには十分な音量で残るので、メモ目的なら全然OKです。

グローリッジ ペン型ICレコーダー ペンボイスS IC-P02
初めてのペン型レコーダーに選びやすい入門モデル。
録音をスムーズに進めるための実践テク
ペン型レコーダーは買って終わりではなく、置き方と扱い方で出来上がりの音が大きく変わります。 筆者がビジネス現場で何度も検証して掴んだコツを共有します。
録音をスタートしたら、最初に小声で日付と参加者を言っておくと、後で振り返るときに迷わず再生できます。 細かいテクですが、議事録量が増えてくると効いてきます。
録音後はその日のうちにPCにバックアップしておくのが鉄則。 ペン型は紛失リスクもあるので、クラウドへ保存しておくと万一のときにも泣かずに済みます。
ペン型レコーダーと一緒にあると便利な小物
ペン型レコーダーの実力を引き出すには、組み合わせる小物が地味に効きます。
microSDカード(容量不安を消したい人向け)
USBアダプターケーブル(PCへ高速で転送)
替芯(ペンの書き心地を維持)
クリップ式マイクカバー(机置き時の振動対策)
microSDカードは、出張で1週間まるごと録る場合に重宝します。 替芯はメーカー純正を選んだ方が、書き味がブレないので個人的におすすめ。 クリップ式のマイクカバーはAmazonで数百円なので、議事録派は1個持っておくと安心です。
この記事を書いた人
●桜庭 海ガジェット周りを得意とするプロライター。 筆者は今回、ICレコーダーメーカーの担当者と議事録専業ライターへのリサーチを重ね、現場で使える視点で記事をまとめています。
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