フィリップスの口腔洗浄器を使い始めたら、洗面所が水びたしになった。水が強すぎて歯ぐきがしみた。そんな声がとても多いです。
どちらも原因は、使い方の順番と水圧の選び方にあります。口に入れてから電源を入れて、弱い水圧から始めるだけで、ほとんど起きなくなります。
ここでは、フィリップスの口腔洗浄器(ソニッケアー パワーフロッサー)の正しい使い方を、準備から使い終わったあとの手入れまで順番に紹介します。
フィリップスの口腔洗浄器は歯みがきのあとに1日1回
フィリップスの口腔洗浄器は、歯ブラシで歯をみがいたあとに1日1回使えば十分です。
口腔洗浄器は、歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目に残った汚れを、水の勢いで流し出すものです。歯の表面の汚れを落とすのは歯ブラシの役目なので、歯みがきの代わりにはなりません。
歯みがきのあとに使うと、歯ブラシでかき出しきれなかった歯間の汚れを最後に流せます。夜の歯みがきのあとに使う人が多いです。
1回にかける時間は、口全体で1分ほどが目安です。コードレスタイプのタンクは、約60秒使える量の水が入るように作られています。
口腔洗浄器はコードレスか据え置きかで水圧と電源が違う
使い始める前に、手元の口腔洗浄器がコードレスタイプか据え置きタイプかを確かめておきましょう。
フィリップスのパワーフロッサーには、本体に水タンクが付いたコードレスタイプと、洗面台に置いてホースでハンドルにつなぐ据え置きタイプがあります。水圧の段階やタンクの量、電源の入れ方が違います。
| 項目 | コードレスタイプ | 据え置きタイプ |
|---|---|---|
| 水圧 | 3段階 | 10段階 |
| タンクの量 | 約250ml | 約550ml |
| 電源 | 充電式(USB Type-C) | コンセント |
| 水が出る条件 | ハンドルの電源を入れる | 本体とハンドルの両方の電源を入れる |
据え置きタイプは、本体側とハンドル側の両方の電源が入っていないと水が出ません。電源を入れたのに水が出ないときは、ハンドルのスイッチが入っているかを見てみてください。
コードレスタイプは防水仕様(IPX7)なので、お風呂場でも使えます。洗面所で水が飛ぶのが気になる人は、お風呂で使うのもひとつのやり方です。
フィリップスの口腔洗浄器の使い方は6ステップ
水を入れる、ノズルを付ける、弱い水圧を選ぶ、口に入れてから電源を入れる、歯間に当てて動かす、電源を切ってから口から出す。この6つで終わります。
最初の1回は洗面台の前で、少し前かがみになってやってみてください。
ステップ1 口腔洗浄器のタンクに水を入れる
タンクを外して、水を入れます。コードレスタイプは、タンクを回して外すか、横の注水口から入れられます。
水以外のものを入れたいときは、取扱説明書で使えるかどうかを先に確かめましょう。わからないときは水だけにしておくのが安全です。
ステップ2 ノズルをカチッと付ける
ノズルはハンドルの先にはめ込んで付けます。しっかり奥まで差し込まないと、使っている途中で水がもれることがあります。
ノズルは2種類あります。X型に4方向へ水が広がるカドストリームノズルは歯間を広く洗いたいとき、細い水が1本出るスタンダードノズルはピンポイントで当てたいときに向いています。
ステップ3 いちばん弱い水圧を選ぶ
初めて使うときは、いちばん弱い水圧から始めましょう。慣れてきて物足りなくなったら、1段ずつ上げていきます。
ステップ4 口腔洗浄器のノズルを口に入れてから電源を入れる
ノズルの先を口の中に入れて、唇を軽く閉じてから電源を入れます。口の外で電源を入れると、その瞬間に水が飛び散ります。
ステップ5 歯と歯ぐきの境目に当てて奥歯から動かす
ノズルの先を歯と歯ぐきの境目に向けて、奥歯から前歯へ、歯間を1つずつなぞるように動かします。上の歯の外側、上の歯の内側、下の歯の外側、下の歯の内側と順番を決めておくと、当て忘れがありません。
ノズルは360度回るので、ハンドルを持ち替えなくても、ノズルだけ回せば内側の歯にも当てられます。
ステップ6 電源を切ってから口から出す
口全体に当て終わったら、口に入れたまま電源を切ります。そのあとでノズルを口から出せば、最後に水が飛ぶこともありません。
口腔洗浄器のクリーンモードとディープクリーンモードの使い分け
毎日の使い方はクリーンモード、歯間を1か所ずつしっかり洗いたい日はディープクリーンモードがおすすめです。
クリーンモードは、同じ強さの水がずっと出続けます。時間がない朝や、さっと流したいときはこちらで十分です。
ディープクリーンモードは、水が一定の間隔で強くなったり弱くなったりします。歯間移動ガイドが付いていて、水が止まる合図で次の歯間へノズルを動かすと、全部の歯間に同じくらいの時間だけ水を当てられます。
どこまで当てたかわからなくなる人は、ディープクリーンモードのほうが使いやすいですよ。
フィリップスの口腔洗浄器の水は口をほぼ閉じれば飛び散らない
洗面台に顔を近づけて、唇をノズルに軽くつけたまま、口のすき間から水を流し出すと周りがぬれません。
口を大きく開けて使うと、歯に当たった水がはね返って鏡や壁まで飛びます。口腔洗浄器を使い始めた人がいちばん困るのがここです。
コツは、口の中に水をためないことです。ためようとすると、すぐに口からあふれて慌ててしまいます。
- 洗面台の上で前かがみになる
- 唇でノズルを軽く包むように閉じる
- 水は口の端から洗面台へ流れるままにする
- 途中で口の中の水を吐き出したいときは、先に電源を切る
それでも水が飛ぶのが気になるなら、コードレスタイプをお風呂で使うのが手軽です。
口腔洗浄器を使い終わったらタンクを外して乾かす
使い終わったら、タンクに残った水を捨て、タンクを外して乾かしておきましょう。
水が残ったまま置いておくと、タンクの中がぬめってきます。コードレスタイプのタンクは外して中まで洗えるので、ときどき水で洗ってから乾かしておくと清潔に使えます。
ノズルも、使い終わったら水で流して、水気を切ってから立てておきます。コードレスタイプは、ノズルを本体の中にしまえるので、旅行や出張に持っていくときも邪魔になりません。
ノズルは家族で共用しないようにしましょう。1人に1本ずつ使うのが決まりです。
フィリップスの口腔洗浄器のノズルは約6か月で交換する
ノズルは、汚れや傷みが見えなくても約6か月で新しいものに交換しましょう。
ノズルは毎日口に入れて水を通すものなので、長く使うと先の部分が汚れたり、水の出方が変わったりします。替えのノズルはコードレスタイプと据え置きタイプで共通です。
カレンダーやスマホに、使い始めた日から6か月後の予定を入れておくと忘れません。
フィリップスの口腔洗浄器の使い方で覚えておきたいのは、次の3つです。
- 歯みがきのあとに1日1回、口全体で1分ほど当てる
- 弱い水圧から始めて、電源は口の中で入れて口の中で切る
- 使い終わったらタンクを外して乾かし、ノズルは約6か月で交換する
次の歯みがきのあと、まずはいちばん弱い水圧で、奥歯の歯間から当ててみてください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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