シャンプーブラシを買ってみたものの、どのタイミングで当てて、どのくらいの力で動かせばいいのか分からない。
シャンプーブラシの使い方でいちばん大事なのは、泡を立ててから地肌に当てて、左右に小刻みに動かすことです。ゴシゴシこすったり、円を描いたりすると、頭皮を傷つけたり髪がからまったりします。
ここでは、女性がシャンプーブラシを使うときの順番、力の入れ方、ロングヘアでからませないコツ、使わないほうがいいとき、使ったあとの手入れまでを紹介します。
シャンプーブラシの使い方は5ステップ 泡を立ててから地肌に当てる
シャンプーブラシは、髪と地肌をしっかり濡らして、シャンプーを泡立ててから使います。乾いた髪や泡の少ない状態で当てると、ブラシが髪に引っかかり、地肌もこすれやすくなります。
- お風呂に入る前に、乾いた髪をヘアブラシでとかしてからまりをほどく
- 38℃前後のぬるま湯で、髪に指を通しながら地肌まで1分ほど予洗いする
- シャンプーを手に取り、髪につけて指でたっぷり泡立てる
- シャンプーブラシを地肌に当てて、左右に小刻みに動かして洗う
- シャンプーのヌルつきがなくなるまで、地肌と髪をよくすすぐ
予洗いを1分しておくと、髪についたほこりや汚れの多くはお湯だけで落ちます。シャンプーの泡立ちもよくなるので、ブラシが地肌の上をなめらかに動きます。
泡が少ないと感じたら、シャンプーを少し足すか、泡立てネットで泡を作ってから頭にのせましょう。泡がブラシと地肌の間に入ることで、こすれを減らせます。
シャンプーブラシは左右に小刻み 円を描くと髪がからまる
シャンプーブラシの動かし方は、地肌に軽く当てたまま、1cmほどの幅で左右に小刻みに動かすのが基本です。
ブラシを大きく動かしたり、ぐるぐると円を描いたりすると、髪がブラシの突起に巻きついてからまります。ロングヘアの女性ほど、からまった髪を引っぱって切れ毛につながりやすいです。
シャンプーブラシの説明書きでも、円を描くように動かすと髪がからまると注意しているものがあります。動かすのは左右だけ、と覚えておくとラクです。
シャンプーブラシの力は「気持ちいい」と感じる強さで十分
力を入れるほど汚れが落ちる、と思いがちですよね。でも、シャンプーブラシは指より硬いので、強く押しつけると地肌に小さな傷がつきます。
目安は、ブラシの重さに少し手の力を足すくらいです。頭皮が赤くなったり、洗ったあとにヒリヒリしたりするなら、力が強すぎるサインです。次からは力を半分くらいに弱めてみてください。
シャンプーブラシを当てる時間は頭全体で1分から2分
シャンプーブラシは長く当てるほどいい、というものではありません。同じ場所を何十秒もこすり続けると、地肌に負担がかかります。
頭全体を1回ずつ通して、1分から2分で終わらせましょう。洗い足りないと感じる場所だけ、もう一度軽く当てる程度で大丈夫です。
シャンプーブラシで洗う順番は生え際から頭頂部と後頭部へ
洗う順番は、生え際、こめかみ、頭頂部、後頭部、襟足の順にすると洗い残しが出にくいです。
| 順番 | 洗う場所 | ブラシの動かし方 |
|---|---|---|
| 1 | おでこの生え際 | 生え際から頭頂部に向けて少しずつずらす |
| 2 | こめかみと耳の上 | 左右の手で同時に小刻みに動かす |
| 3 | 頭頂部 | つむじのまわりは軽めの力で |
| 4 | 後頭部と襟足 | 下から上に向けてずらしていく |
頭頂部と後頭部は、指だと洗ったつもりでも洗い残しが出やすい場所です。とくに後頭部は自分で見えないので、シャンプーブラシを使うとそこまで届きやすくなります。
耳のうしろと襟足は、すすぎ残しも出やすい場所です。洗ったあとは、ここに泡が残っていないかを指でさわって確かめておきましょう。
すすぎの時間は、洗った時間の2倍くらいを目安にするとちょうどいいです。シャンプーが地肌に残ると、かゆみやベタつきの原因になります。トリートメントは毛先を中心につけて、地肌にはなるべくつけないようにしましょう。
シャンプーブラシを使わないほうがいいときもある
頭皮に傷や湿疹、かぶれ、腫れものがあるときは、シャンプーブラシを使わずに指の腹で洗いましょう。ブラシの刺激で、傷や炎症が広がることがあります。
- 頭皮に傷、湿疹、腫れもの、強いかゆみがある
- カラーやパーマをした当日で、頭皮がしみる
- 使ったあとに赤みやヒリヒリが続く
- ブラシの突起が欠けたり、変形したりしている
かゆい場所をブラシでくり返しこすると、かえってかゆみが強くなることがあります。頭皮の赤みやかゆみ、フケが続くときは、ブラシの使い方を変えるより先に皮膚科で相談してください。
毎日シャンプーブラシを使ってもいい?
力を入れすぎず、1分から2分で終わらせるなら、毎日のシャンプーで使っても大丈夫です。
頭皮が乾燥しやすい人や、使ったあとにつっぱる感じがする人は、2日に1回くらいから始めてみてください。頭皮の調子を見ながら回数を決めればOKです。
ロングヘアやネイルをしている女性ほどシャンプーブラシが向いている
シャンプーブラシは、髪が長くて地肌まで指が届きにくい人や、ジェルネイルやつけ爪で指を立てて洗えない人にとくに向いています。
髪が長いと、指で洗っているつもりでも、地肌ではなく髪の表面をこすっていることが多いです。シャンプーブラシなら、髪をかき分けて地肌に直接当てやすくなります。
ネイルをしていると、爪の先で地肌を引っかいたり、ネイルが浮いたりしないように、つい洗い方が弱くなりますよね。シャンプーブラシを持てば、爪を気にせずに頭皮まで洗えます。
ロングヘアのシャンプーブラシは毛束を分けて当てる
髪の量が多い人や、背中まであるロングヘアの人は、髪を左右に分けてから地肌に当てるとからまりにくいです。
ブラシを髪の上から押し込むのではなく、片手で髪を持ち上げて地肌を出し、そこにブラシを当てます。分け目を1cmずつずらしながら洗うと、頭全体をまんべんなく洗えます。
シャンプーブラシは使ったら洗ってよく乾かす
使い終わったシャンプーブラシは、お湯で泡と髪の毛を流し、水気を切って風通しのいい場所で乾かします。濡れたまま浴室に置きっぱなしにすると、カビや雑菌が増える原因になります。
- 使い終わったら、シャワーで突起のすき間の泡を流す
- からまった髪の毛を指で取りのぞく
- ブラシを振って水気を切る
- 浴室の外の、風が通る場所で乾かす
週に1回は、薄めた中性洗剤やシャンプーで突起の根元まで洗っておくと清潔に使えます。突起が欠けたり、曲がったまま戻らなくなったりしたら、地肌を傷つけることがあるので新しいものに替えましょう。
シャンプーブラシの使い方は、泡を立ててから地肌に当てて、左右に小刻みに、気持ちいい強さで1分から2分。次のシャンプーから、この順番で試してみてください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
X(旧Twitter)




