コラーゲンピールが気になっているけれど、普通のピーリングと何が違うのか、本当に受ける価値があるのかが分からない。
コラーゲンピールのメリットは、肌の表面を剥がさずに、ハリやツヤ、毛穴、くすみをまとめてケアできることです。そのかわり、1回だけでは続かないという弱点もあります。
ここでは、コラーゲンピールのメリットとデメリット、受ける回数、受けられない人、施術後のケアまでを順番に紹介します。
コラーゲンピールのメリットは肌を剥がさずにハリとツヤを狙えること
コラーゲンピールのいちばんのメリットは、肌の表面を剥がさずに、肌の奥のハリとツヤを狙えることです。
コラーゲンピールは、PRX-T33という医療用の薬剤を肌になじませる施術です。マッサージピールと呼ぶクリニックもあります。
中身は、TCA(トリクロロ酢酸)、低い濃度の過酸化水素、コウジ酸の3つです。TCAが肌の奥でコラーゲンを作る細胞に働きかけ、過酸化水素が表面の皮むけを抑えます。コウジ酸はメラニンができるのを抑える成分です。
コラーゲンピールは当日からメイクできる
表面を剥がさないので、多くのクリニックで施術後すぐにメイクができると案内しています。
赤みが出ても、その日のうちに引くことがほとんどです。昼休みや仕事帰りに受けて、そのまま帰れます。
ただし、クリニックによっては3日ほど様子を見るよう案内しているところもあります。大事な予定の直前は避けておくと安心です。
コラーゲンピールの痛みはピリピリする程度
施術中に感じるのは、ピリピリとしたかゆみに近い刺激くらいです。麻酔は使いません。
レーザーや注射が苦手で、美容医療を受けたことがない人でも始めやすい施術です。
毛穴やくすみもコラーゲンピール1回でケア
コラーゲンピールでケアできるとされているのは、ハリ、ツヤ、乾燥による小じわ、毛穴の開き、くすみ、シミ、ニキビ跡などです。
悩みごとに別の施術を受けなくても、1回の施術でまとめてケアできます。肌の悩みが1つにしぼれない人に向いています。
効果の出方には個人差があります。とくにシミやニキビ跡は、診察で医師に相談してから決めましょう。
コラーゲンピールはレーザーとも組み合わせられる
コラーゲンピールは、レーザー治療やヒアルロン酸の注入と組み合わせて受けられます。ダーマペンと一緒に受けるセットを用意しているクリニックも多いです。
ほかの施術を続けている人は、コラーゲンピールを足して肌のツヤを上げる、という受け方もできます。組み合わせる順番と間隔は、医師に決めてもらいます。
コラーゲンピールとケミカルピーリングは何が違う?
いちばんの違いは、ケミカルピーリングは古い角質を剥がす施術で、コラーゲンピールは剥がさずに肌の奥に届かせる施術だということです。
| くらべる点 | コラーゲンピール | ケミカルピーリング |
|---|---|---|
| 肌の表面 | 剥がさない | 古い角質を剥がす |
| 届く場所 | 肌の奥の真皮 | 表面の角質 |
| 皮むけ | ほとんどない | 出ることがある |
| 向いている悩み | ハリ、ツヤ、小じわ | ニキビ、ざらつき |
ニキビやざらつきが中心の悩みなら、ケミカルピーリングのほうが向いていることもあります。
ハリやツヤの低下、乾燥による小じわが気になるなら、コラーゲンピールを選びましょう。前にピーリングで皮むけや赤みが出て困った人にも、コラーゲンピールのほうが受けやすいです。
コラーゲンピールのデメリットは? 1回では効果が続かない
コラーゲンピールのいちばんのデメリットは、1回で終わりにすると、肌の変化が数日から10日ほどで元に戻りやすいことです。
施術の直後は、肌がふっくらしてツヤが出たと感じる人が多いです。ただ、これは一時的なものです。肌の奥でコラーゲンが増えていくには、間隔をあけて何回か受ける必要があります。
コラーゲンピールのあとに薄い皮むけが出ることがある
表面を剥がさない施術ですが、まれに数日後に薄い皮がむけることがあります。メイクで隠れる程度で、数日で落ち着きます。
むけてきた皮は、手で引っぱってはがさないようにしましょう。そのまま保湿しておけば自然に取れます。
目尻や小鼻はコラーゲンピールを塗れないことがある
目尻、小鼻のわき、口角のまわりは皮膚がうすく、刺激を感じやすい場所です。
この部分は薬剤を塗らない、または量を減らすクリニックがあります。目元のしわを一番の目的にしている人は、カウンセリングで塗れる範囲を聞いておきましょう。
コラーゲンピールは何回受ければいい? 2〜3週間ごとに5回が目安
多くのクリニックがすすめている受け方は、2〜3週間に1回のペースで5回ほど続けて、そのあとは月1回にするやり方です。
- 1回目から5回目までは、2〜3週間あけて続けて受ける
- 5回終わったら、肌の調子を見ながら月1回に減らす
- 間があきすぎたと感じたら、また2〜3週間おきに戻す
効果が分からなかったという人は、回数が足りていないか、間隔があきすぎていることが多いです。最初の5回は予定を先に押さえておくと続けやすくなります。
料金はクリニックによって違います。1回分だけでなく、5回続けたときの合計で考えておきましょう。回数券を用意しているクリニックもあります。
コラーゲンピールを受けられない人は? 妊娠中は避ける
次にあてはまる人は、コラーゲンピールを受けられないか、医師の判断が必要です。
- 妊娠中、授乳中、または妊娠の可能性がある人
- 皮膚炎がある人
- コウジ酸にアレルギーがある人
- 施術する場所に傷や感染、強い炎症のニキビがある人
- ケロイドができやすい体質の人
トレチノインや過酸化ベンゾイルを使っている人は、施術の前後2週間ほど使うのを止めるよう案内されることがあります。レチノールが入った化粧品も同じです。
皮膚科で薬をもらっている人は、カウンセリングのときに薬の名前を伝えましょう。止めてよいかどうかは、自分で決めずに医師に相談してください。
エステのピーリングとコラーゲンピールは同じ?
同じではありません。コラーゲンピールに使うPRX-T33は医療用の薬剤で、医療機関で受けるものです。
エステサロンにも「コラーゲン」や「ピール」と名前の付いたメニューがあります。ただ、医療機関で使う薬剤とは中身や濃度が違うことがあり、同じ変化は期待しにくいです。
エステで受けたけれど何も変わらなかった、という人は、医療機関のコラーゲンピールとは別のものを受けていた可能性があります。予約するときは、医師がいるクリニックか、使う薬剤の名前が書かれているかを確かめておくと安心です。
コラーゲンピールのメリットを残す施術後のケアと予約前の確認
施術後にやることは、紫外線対策と保湿の2つです。
施術後の肌は、ふだんより紫外線の影響を受けやすくなっています。外に出る日は、曇りでも日焼け止めを塗りましょう。洗顔のあとは、化粧水と乳液でいつもより丁寧に保湿します。
施術の当日は、強くこするクレンジングやスクラブは避けたほうがいいです。
コラーゲンピールを予約する前に聞いておくこと
カウンセリングで次の4つを聞いておくと、受けてから困ることが減ります。
- 使う薬剤はPRX-T33か
- 目尻や小鼻など、塗れない場所はあるか
- 施術後、何日くらい赤みや皮むけが出ることがあるか
- 5回続けたときの料金の合計はいくらか
コラーゲンピールは、痛みやダウンタイムが少ないかわりに、続けて受けることでメリットが出やすい施術です。まずはカウンセリングで自分の肌の悩みを伝えて、5回分の予定を立てられるか考えてみてください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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