インク代が気になってプリンターを使うのをためらった経験、ありませんか? エコタンク搭載モデルなら1枚あたりのコストが従来の約5分の1まで下がるので、印刷枚数を気にせず使えます。

エコタンクプリンターで失敗しないための選び方
エコタンクプリンターはすべてエプソン製ですが、モデルによって得意分野がまったく違います。
まず確認すべきはインクの色数です。4色モデルは文書印刷がメインの方向け、6色モデルは写真やイラストをきれいに印刷したい方に向いています。
自動両面印刷の有無もチェックしてください。レポートや資料を大量に印刷する方は、用紙コストも半分にできるので必須の機能です。


エコタンクプリンターのおすすめランキング5選【2026年3月】
第1位:エプソン EP-M476T

エコタンクの入門機として一番人気のモデルです。4色インクでA4カラー印刷が1枚あたり約1.0円というランニングコストの安さが最大の魅力です。
コピー・スキャン・プリントの複合機なので、家庭で必要な機能は一通りそろっています。Wi-Fi接続にも対応しているため、スマホから直接印刷できるのも便利です。
ただし自動両面印刷には非対応なので、用紙の節約を重視する方は注意してください。

第2位:エプソン EW-M638T

2025年発売の新モデルで、自動両面印刷に対応した4色エコタンク複合機です。EP-M476Tの上位にあたるモデルで、両面印刷を多用する方に向いています。
ADF(自動原稿送り装置)も搭載しているので、複数枚の書類を一度にスキャンやコピーできます。在宅ワークで書類を扱う頻度が高い方には特にありがたい機能です。
価格は476Tより1万円ほど高くなりますが、用紙コストの節約分ですぐに元が取れるでしょう。ただしカラー液晶がないため、操作画面はやや見づらいです。

第3位:エプソン PX-S170T

エコタンクシリーズの中で唯一のモノクロ専用モデルです。カラー印刷は不要でモノクロ文書だけを大量に印刷したい方にぴったりです。
モノクロ1枚あたり約0.4円という圧倒的なランニングコストの低さが売りです。A4モノクロ文書であれば1ページ5秒程度で印刷できるスピードも魅力です。
スキャンやコピー機能はなく、純粋にプリンターだけの単機能タイプです。カラー印刷が必要な方には向きませんが、モノクロ専用と割り切れるならコスト面で最強の選択肢です。

第4位:エプソン EP-M873T

エコタンクシリーズの中で最も写真印刷に強い6色インクモデルです。L判写真1枚あたり約2.7円で、写真館レベルの仕上がりが自宅で手に入ります。
4.3型のタッチパネル液晶が付いていて、SDカードから直接写真を選んで印刷できます。パソコンなしでも使える手軽さが好評です。
ただし本体価格は5万円台とエコタンクシリーズの中では高めです。写真印刷の頻度が低い方にはオーバースペックなので、用途をよく考えてから選びましょう。

第5位:エプソン EP-M553T

4色インクのエコタンク複合機で、EP-M476Tと似た立ち位置のモデルです。476Tとの違いは1.44型のカラー液晶を搭載している点と、後トレイに加えて前面カセットからの給紙にも対応している点です。
前面カセット給紙があると、普段使いの用紙を入れっぱなしにしておけるので補充の手間が減ります。
ただし発売時期がやや古く、EP-M476Tのほうが新しい分だけ印刷品質が向上しています。あえて553Tを選ぶメリットは限られるので、前面給紙がどうしても必要な方以外は476Tを選ぶのが無難です。

エコタンクプリンターを買ったら最初に確認したい3つのこと
エコタンクプリンターは初回のインク充填がとても重要です。付属のインクボトルで初期充填を行いますが、この作業を丁寧にやらないとインク詰まりの原因になります。
充填後は必ずノズルチェックパターンを印刷して、すべての色がきちんと出ているか確認してください。もしかすれている部分があったらヘッドクリーニングを実行します。
Wi-Fiの接続設定も早めに済ませておきましょう。スマホアプリ「Epson Smart Panel」をインストールすると、スマホからの印刷やインク残量の確認がかんたんにできます。
用紙設定も忘れずに行ってください。普通紙と写真用紙では印刷品質の設定が異なるため、用紙に合った設定にしておかないと仕上がりがぼやけたりにじんだりします。

インク代をもっと節約するためのアイテム
エコタンク自体がインク代の節約に特化したプリンターですが、さらにコストを抑えるなら用紙選びにもこだわりたいところです。
大量印刷するならコピー用紙の箱買いがお得です。500枚入りを5束セットで買うと1枚1円以下になるので、インク代と合わせても1枚2円程度で印刷できます。
長期間印刷しないとノズルが詰まりやすくなるので、最低でも月に1回は何かを印刷するのがおすすめです。週に1回テストページを出すだけでも詰まり予防になります。
USBケーブルも1本用意しておくと、Wi-Fiが不安定なときにパソコンから有線で直接印刷できるので便利です。

エコタンクとカートリッジ式、結局どっちが得なのか
エコタンクプリンターの本体は一般的なカートリッジ式より1万円〜2万円ほど高くなります。でもインク代を含めたトータルコストで見ると、印刷枚数が多いほどエコタンクのほうがお得になります。
月に20枚以下の方 → カートリッジ式で十分(本体代の差額を回収しにくい)
月に50枚以上コンスタントに印刷する方なら、エコタンクを選んでおけばまず後悔しません。逆に印刷頻度が低い方はカートリッジ式のほうが初期費用を抑えられるので、自分の印刷枚数を一度確認してから判断してください。
エコタンクのもうひとつのメリットは、インク交換の頻度が格段に少ないことです。カートリッジ式だと数百枚ごとに交換が必要ですが、エコタンクなら付属インクだけで数千枚印刷できます。交換の手間とインク切れのストレスから解放されるのは、数字以上に大きな利点です。

平山貴斗多くの製品をレビューしてきたガジェットライター。多くの製品をとにかく使ってみて自分で感じたことを正確に記事にする。販売店などからリサーチして最新の情報をお伝えするように努力しています。


