ワイヤレスイヤホンでゲームって、ぶっちゃけ遅延が怖くないですか? 筆者も最初は「有線じゃないと無理でしょ」と思っていました。

ゲーム用ワイヤレスイヤホンで外せない3つの条件
ゲーム用としてワイヤレスイヤホンを選ぶなら、音楽用とは少し違う視点が必要です。
一番大事なのは「低遅延モード」があるかどうかです。FPSや音ゲーでは、0.0数秒の遅れが勝敗を分けることがあります。2.4GHz接続やゲーミングモード付きのモデルなら、体感でほぼ遅延ゼロに近い状態でプレイできます。
次に確認したいのが対応機種です。PC、PS5、Switchなど、自分がメインで遊ぶハードに対応しているかは必ず見ておきましょう。USBドングルが付属するタイプはPC・PS5で安定しやすく、Bluetooth接続はスマホゲーとの相性が良いです。
そして地味に重要なのが装着感です。ゲームは長時間になりがちなので、耳が痛くなるイヤホンだと集中力が落ちます。軽さやイヤーピースのフィット感は、実際に使ってみないとわからない部分なので、口コミも見ておくと安心です。
メインで使うゲーム機への対応
長時間でも疲れにくい装着感

低遅延ワイヤレスゲーミングイヤホンおすすめ5選【2026年3月】
第1位:ソニー INZONE Buds WF-G700N

ソニーがFPSプロチーム「Fnatic」と共同開発したガチのゲーミングイヤホンです。2.4GHz接続で超低遅延に対応していて、FPSでの定位感がとんでもなく良いです。
正直、初めて使ったとき「ワイヤレスでこんなに音の位置がわかるの?」と驚きました。足音の方向、リロード音の距離感がクリアに聞こえるので、索敵がめちゃくちゃ楽になります。
ノイズキャンセリングも付いているので、周りの生活音をカットしてゲームに没入できます。没入感がヤバい!!ただし価格は2万円台後半と高めなので、本気でFPSをやり込む人向けです。カジュアルゲーマーにはオーバースペックかもしれません。

第2位:CMF by Nothing Buds Pro 2

Nothingのサブブランド「CMF」から出ているワイヤレスイヤホンです。50dBのアクティブノイズキャンセリングとLDAC対応で、音楽鑑賞用としてもかなり優秀です。
ゲーミングモードをONにすると遅延がグッと減って、スマホゲーやSwitchのBluetooth接続でもストレスなく遊べます。価格が1万円以下なのに、音質も機能も1万円台の製品と張り合えるレベルです。
えっ、この値段でこの品質やばくない!? 正直、最初はブランドに馴染みがなくて不安でしたが、使ってみたら全然アリでした。デザインも個性的で、透明パーツがかっこいいです。ただ、2.4GHz接続には非対応なので、PCでFPSをガチりたい人には向きません。

第3位:SOUNDPEATS Air5 Pro Plus

SOUNDPEATSはコスパの良いイヤホンで有名なメーカーで、このAir5 Pro Plusもハイレゾ(LDAC)対応の低遅延モデルです。
ゲーミングモードに切り替えると、音ゲーやアクションゲームで遅延を感じにくくなります。音の解像度が高いので、ゲーム内の環境音や効果音が細かく聞こえるのが良いところです。
ただ正直に言うと、ノイキャンの効きはSONYやCMFと比べると弱めです。電車やカフェなど騒がしい場所でゲームをするなら物足りないかもしれません。静かな自宅メインで使うならコスパ的にはかなり優秀です。

第4位:Anker Soundcore Liberty 5

モバイルバッテリーで有名なAnkerのイヤホンブランド「Soundcore」から出ているモデルです。ノイズキャンセリング付きで、通勤や外出先でも使いやすい万能タイプです。
Ankerらしくアプリでの細かいカスタマイズが充実していて、イコライザーやノイキャンの強度を自分好みに調整できます。ゲーミングモードも搭載されているので、スマホゲーやSwitchでのプレイにも対応可能です。
正直なところ、ゲーミング特化というよりは「ゲームもできる万能イヤホン」という立ち位置です。FPSでの定位感はINZONE Budsに及びませんが、通勤中に音楽を聴いて、帰宅後にゲームも楽しむという使い方にはめちゃくちゃ向いています。

第5位:Earaku オープンイヤーイヤホン

他の4機種とは毛色が違う「オープンイヤー型」のイヤホンです。耳をふさがない空気伝導タイプなので、周囲の音が聞こえる状態でゲームができます。
重さがたった13gと超軽量で、長時間付けていても耳が全く痛くなりません。在宅ワーク中にBGM感覚でゲームの音を流したり、家族の声を聞きながらプレイしたりできるのが最大の良さです。
ここで注意なのが、オープンイヤーの宿命として音漏れはします。電車の中で使うのは厳しいです。遮音性もないので、FPSで集中したい場面には不向きです。あくまで「ながらプレイ」「カジュアルゲーム」向けと割り切って使うイヤホンです。

5機種を使い比べてわかった違い
| 商品名 | 接続方式 | ノイキャン | FPSでの使いやすさ | つけ心地の軽さ | ゲーム以外の万能さ |
|---|---|---|---|---|---|
| INZONE Buds | 2.4GHz | ○ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| CMF Buds Pro 2 | Bluetooth | ○ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| Air5 Pro Plus | Bluetooth | ○ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| Liberty 5 | Bluetooth | ○ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| Earaku | Bluetooth | × | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
「FPSでの使いやすさ」と「ゲーム以外の万能さ」は筆者の体感による5段階評価です。INZONE BudsはFPS特化で抜群ですが、日常使いの万能さではCMFやAnkerに軍配が上がります。Earakuは装着感だけなら圧倒的に1位です。

ゲーミングイヤホンと一緒に用意しておくと捗るもの
ワイヤレスゲーミングイヤホンを買ったら、合わせて揃えておくと便利なアイテムがいくつかあります。
まず、イヤーピースの替えは絶対に持っておいたほうがいいです。付属のイヤーピースが合わないと遮音性も装着感も台無しになるので、コンプライやSpinFitなどのサードパーティ製を試してみてください。フィット感が変わると音質も変わります。
2.4GHz接続のイヤホンを使う場合、USBドングルを挿すためのUSBハブがあると便利です。PS5やPCのUSBポートが埋まっていることは意外と多いので、1つ持っておくと困りません。
イヤホンケースや充電スタンドもあると地味に助かります。ゲーミングデスク周りがごちゃごちゃしがちな方は、定位置を決めておくと充電忘れも防げます。
USBハブ(2.4GHz接続時にポート確保)
イヤホンケース(紛失・充電忘れ防止)

ワイヤレスゲーミングイヤホンで遅延を減らすためのコツ
せっかく低遅延モデルを買っても、使い方次第では遅延が発生してしまうことがあります。いくつか気をつけるだけで全然違います。
一番効果が大きいのは、ゲーミングモード(低遅延モード)を必ずONにすることです。初期設定ではOFFになっているモデルが多く、知らずにそのまま使っている人がけっこういます。各メーカーのアプリから簡単に切り替えられるので、最初に確認しておきましょう。
Bluetooth接続の場合、スマホやPCとイヤホンの間に障害物があると遅延が増えることがあります。ポケットにスマホを入れたまま遊ぶより、机の上に置いたほうが安定します。
SBC接続よりもaptX Low Latencyや独自の低遅延コーデックに対応しているモデルのほうが、体感の遅延は小さくなります。イヤホンだけでなく、接続先のデバイスが対応しているかも合わせて確認してみてください。

平山貴斗 ゲーミングデバイスを中心に、周辺機器メーカーへの取材や開発担当者への聞き取りをもとに記事を執筆。実際に触って感じた使用感を大切にしています。

