DIYで車の電装品を触るなら、通電確認用の検電器は絶対に1本持っておきたいツール。 今回は実売の5モデルを使用シーン別に紹介します!
ドラレコ配線でヒューズを飛ばした話からの検電器選び
以前、ドラレコの電源をヒューズボックスから取ろうとして、何度もショートさせてしまったことがあります。 原因は「どの端子が常時電源でどれがアクセサリー電源か確認せずに触った」だけでした。

検電器があれば、プローブを当てるだけでLEDや音で通電が分かります。 数百円〜数千円で買えて、工具としてはコスパ最強の部類です。
車用検電器のおすすめ5選!価格も機能も幅広く
第1位:エーモン 検電テスター LED光タイプ DC6V〜DC24V 4932

車関連DIYの世界では知らない人がいない、エーモンの定番品です。 プローブを端子に当てて、電源が来ていればLEDが点灯するというシンプル構造なので、使い方に迷うことがありません。 実際に使った感想として、クリップでボディアースに挟むだけで準備完了なのが何より楽でした。
惜しい点は、電圧の数値までは見られないこと。 「電気が来ているか来ていないか」しか判別できないので、バッテリーの残量確認などの用途には別のデジタルテスターが必要です。
車DIY界の定番!迷ったらこれ
第2位:KAIWEETS 車用直流電圧検電器 VT501 DC 0.8V〜100V 全長200cm

デジタル表示で実電圧まで読み取れる中上級者向けのモデルです。 プローブからクリップまで全長2mあるので、エンジンルーム側にバッテリーを接続したまま運転席側のヒューズボックスで作業する、といった離れた場所の検電にも困りません。

ケーブルが長いぶん収納には少し場所を取ります。 工具箱に余裕がない人はコンパクトな1位モデルの方が使い勝手が良いです。
実電圧が読めるデジタル式、2mロングケーブル
第3位:ADOFUN 車用回路電圧テスター デジタル検電ペン DC3〜48V

ペン型でポケットに挿して持ち歩けるコンパクトモデルです。 本体に液晶ディスプレイが組み込まれていて、プローブを当てた瞬間に数値がパッと出ます。 超超超小型で、工具バッグの隅に入れても邪魔にならないサイズ感!!これはツーリング先でのミニトラブル対応用に携帯するのにも便利です。
ペン型で工具箱にサッと入る
第4位:YOJOCK 車用DC回路テスター 直流電圧検電器 DC 0.8V〜100V

KAIWEETSと似たスペックのライバル機で、価格帯がやや控えめの中堅モデルです。 100Vまで対応するので大型車両の整備にも使えますし、自宅の12Vソーラーパネルの配線確認など車以外の用途にも広がります。
ぶっちゃけブランドの知名度はそこまで高くありませんが、使用感は2位モデルとほぼ互角でした。 日本語の説明書が同梱されている個体と英語だけの個体があるという口コミがあり、当たり外れが少し気になる点です。
100V対応のコスパ型デジタル検電器
第5位:TerraShine 車用回路電圧テスター デジタル検電テスター DC5〜120V

120Vまで対応する広レンジモデル。 車の電装品だけでなく、キャンピングカーやソーラー発電システムの配線チェックにも使えます。 プローブ先端の感度が高く、被覆を少し剥いただけの細い配線でもしっかり電圧を拾ってくれました。

120V対応の広レンジ、車中泊用途にも
検電器を選ぶ時に見ておくべき3つの軸
似たような見た目が多い検電器ですが、中身はけっこう違います。 用途に合わせてタイプを選ばないと、せっかく買ったのに使いにくくて結局使わなくなる、という残念な結果になりがちです。
実際に使える活用シーン3パターン
検電器は車DIYでは「配線の特定」「故障診断」「バッテリー管理」の3つの場面で力を発揮します。 シーン別に、どんな操作をするかを紹介します。
常時電源とアクセサリー電源を見分けるとき、エンジンキーOFFで光る端子が常時電源、キーONだけで光る端子がアクセサリー電源だと判別できます。 ドラレコやレーダー探知機の電源取り出しには欠かせない作業です。
バッテリーの電圧チェックでは、エンジン停止時に12.5V前後あれば健康、11V台まで下がっているなら弱っているサインです。 冬場にエンジンのかかりが悪くなる前に、先回りでバッテリー交換するタイミングが掴めます。
合わせて揃えておくと配線DIYが捗るアイテム
検電器単体でも使えますが、電装DIYを本格的にやるなら周辺工具も数点あると作業効率が跳ね上がります。

●雨宮 陽翔車やバイクのカスタム分野を得意とするプロライター。今回は整備工場のメカニックや電装DIYの愛好家へのリサーチをもとに、はじめて検電器を手に取る人の目線で筆者が記事を執筆しました。


