梅雨入り前にバイクの盗難対策を見直して、チェーンロックを4本比べました。値段より「切られにくさ」と「取り回し」で選ぶのが正解でした。
筆者がチェーンロックを買い直したきっかけ
先月、駐輪場でバイクの鍵が切られかけているところに出くわしました。犯人は走り去りましたが、付いていたワイヤーロックは切断痕がくっきり。細いワイヤーではプロの工具にはほぼ無力だと実感しました。
それ以降、筆者はバイクショップ3店舗と防犯アドバイザーにリサーチしつつ、径が太く焼き入れ加工済みのチェーンロックに絞って検討し直しました。

バイクチェーンロックのおすすめ4選
ツーリングで使う出先用と、自宅保管用に分けて選ぶ前提で比較表にまとめました。重量とチェーン径を中心に、体験ベースの評価もつけています。
| 商品 | チェーン径 | 長さ | 持ち運びやすさ | 地球ロック実用度 |
|---|---|---|---|---|
| Kaedear KDR-LK1 | 6mm | 1000mm | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| Favoto 3層構造 | 22mm外径 | 1200mm | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
| Kaedear KDR-LK3 | 8mm | 1000mm | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| AKM 極太 | 10mm | 2500mm | ★☆☆☆☆ | ★★★★★ |
第1位:Kaedear カエディア チェーンロック KDR-LK1-1000-BK 1000mm 径6mm

カエディアのKDR-LK1は、6mm径の角型スクエアチェーンに1mの長さというツーリング派向けのモデルです。重量が軽めで、シートバッグに放り込んでもかさばらないのが気に入りました。
筆者の場合、日帰りツーリングで道の駅に停めるときに使っています。焼き入れ加工された特殊スチール仕様なので、携帯用としては十分な切断耐性があります。
ツーリング用のサブ錠に使いやすい軽量モデル
第2位:Favoto バイクロック チェーンロック 22mm×1200mm 3層構造

外径22mmという目を引く太さが特徴のFavotoは、3層構造(内部チェーン+鋼鉄シース+布カバー)で作られています。視覚的な抑止力がえげつなく、駐輪場に置いただけで犯人の選択肢から外れる太さです。
筆者は月極駐輪場のメイン錠として使っていますが、見た目以上にしなるので取り回しは思ったより悪くありません。

視覚的抑止力を重視する自宅保管派向け
第3位:Kaedear カエディア チェーンロック KDR-LK3-1000 1000mm 径8mm 防犯レベル5

同じカエディアでも、KDR-LK3は一段上の防犯仕様です。8mm径の角型チェーンに、ディスクシリンダー+ドリルガードを備えたキー部で、切断にもピッキングにも強い構成。
筆者は通勤先の屋外駐輪場で使っていますが、KDR-LK1から買い替えた瞬間に「あ、これなら離れても気にならない」と感じました。防犯レベル5という独自規格は大げさかと思いきや、実物を触ると納得の堅牢さです。
ディスクシリンダー搭載で通勤駐輪に向く
第4位:AKM バイクロック 極太チェーンロック 10mm×2500mm U字ロック付き

AKMのモデルは10mm径×2.5mという規格外の長さが特徴です。独立したU字ロックまで付いてきます。自宅ガレージで複数台のバイクをまとめて地球ロックしたい場合に強いです。
筆者の友人はCB400とレブル250を同じ支柱に繋ぐのに使っていて、「2台まとめてあの長さで掛けられる商品は少ない」と話していました。
自宅保管で複数台をまとめて繋げる長尺モデル
チェーンロックの性能を正しく引き出す使い方
どれほど頑丈なロックでも、掛け方を間違えると切断リスクが一気に上がります。筆者が自分のバイクで試して効いた運用テクニックを紹介します。
ダブルロックで防犯力を底上げするアイテム
チェーンロック単体より、アラームやディスクロックを足した方が抑止力は伸びます。筆者が併用しているサブアイテムの方向性を紹介します。
正直に言うと、最初は「ロック増やすの面倒くさいな」と思っていましたが、1回でも切断未遂に遭うと一気に気持ちが変わりました。機材よりも運用意識の方が大事かもしれません。

●雨宮 陽翔バイク用品や防犯グッズを得意とするプロライター。筆者は国内バイクショップ3店舗と防犯アドバイザーへの取材・リサーチをもとに記事を執筆しています。読者目線で本当に盗まれにくい一本が選べる情報を心がけています。


