2階のリビングまで呼び出し音が届かず、宅配便を何度も逃しました。今回は増設できる子機を3つ試した本音レビューです。
玄関まで走らない暮らしに変えたくて
築15年の木造住宅、インターホンの親機は1階玄関横にあって、2階で洗濯物を畳んでいると呼び出し音がほぼ聞こえません。宅配便の再配達票が週に2枚たまった時点で「もう子機を足すしかない」と腹をくくり、対応子機を探し始めました。
ただ配線工事はしたくない。壁に穴を開けるのも、管理会社に相談するのも面倒。となると選択肢はワイヤレス増設子機か、玄関の呼び出し側を電池式に置き換えるタイプ、もしくは小型のドアベル受信機の3択になります。

正直、家電量販店の店員さんに聞いても「お使いの親機の型番次第です」で話が終わって、けっこう途方に暮れました。
増設子機えらびで私が重視した3つの軸
互換性は本当に大事で、パナソニックの親機にアイホンの子機はつながりません。私も1回やらかして返品する羽目になりました。そして意外と盲点なのが電波距離で、木造2階なら問題ないですが鉄筋コンクリート造だと壁1枚で半減します。
インターホン子機のおすすめ3選
第1位:パナソニック テレビドアホン用ワイヤレスモニター子機 VL-WD623

パナソニックの対応親機(VL-SE30/35、VL-SWDシリーズなど)を使っているなら、まず第一候補にして損はないワイヤレスモニター子機です。充電台に置くだけで使えて、玄関カメラの映像もきれいに映ります。
私の家では親機のあるリビングから2階寝室まで電波が飛び、木造+軽い断熱材程度なら問題なく呼び出せました。モニター画面は3.5インチで、相手の顔もしっかり判別できる大きさです。
パナソニック対応親機の持ち歩き子機。2階でも呼出音を逃しません。
第2位:アイホン ドアホン インターホン 玄関用子機 乾電池式 TC-DC

アイホン製親機(TCシリーズ)の玄関側が壊れた家庭に刺さる1台です。乾電池駆動なので配線引き直しが不要で、賃貸でも壁掛けネジ穴だけで交換できました。
私は実家の玄関子機を入れ替えるためにこれを選んだのですが、取付けは15分ほどで終了。電池交換の頻度も1年に1回くらいで、そこまで手間になりません。
アイホンTCシリーズ用の乾電池式玄関子機。工事不要で交換できます。
第3位:KULUSUPA ワイヤレスチャイム 玄関ドアベル 受信機単品

既存のKULUSUPAドアベルを使っていて「受信機を1台だけ買い足したい」という人向けの単品売りです。既にある送信機とペアリングすれば、キッチンと寝室の両方で呼び出し音を受け取れます。

私の知人は在宅ワーク部屋に置いて、インターホンとは別系統の来客通知として使っています。正直、既設インターホンの増設子機と勘違いして買う人がいるので、そこは要チェック。
既存のKULUSUPA送信機に追加できる受信機単品モデル。
置いてみてわかった、増設子機が本当に効く時間帯
子機を2階に置いてから劇的に変わったのが、在宅ワーク中の宅配受け取り率です。1階のリビングで呼出音が鳴ってから駆け下りると、配達員さんがすでに次の家へ歩き出していた、という悲しい場面がなくなりました。
もう一つ良かったのは、夜間の訪問に気づけるようになったこと。寝室に持ち込んで枕元に置いておけば、夜遅い書留の受け取りにも対応できます。正直、暮らしの安心感が一段違います。
一緒に揃えると暮らしが楽になるアイテム
子機だけ置いても電池切れで鳴らないと意味がないので、単3形エネループを最低2セットは常備しておきましょう。さらに、玄関前に簡易の人感センサーライトを付けておくと、夜の来客時に相手側が呼び出しボタンを押しやすくなります。
それから見落としがちなのが、充電台を置くためのコンセント位置です。延長コードを1本追加する前提で置き場を決めると、後から配線でイライラしません。

●平山貴斗住宅設備まわりを得意とする筆者。今回はパナソニックとアイホン両メーカーの販売店担当者にリサーチを行い、既設親機との互換条件や電池寿命の実情を確認しました。読者目線で使える情報をお届けしています。


