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フットケアとは?マッサージとの違いと自宅でできるやり方

footcare-massage ヘルスケア用品
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フットケアと聞くと、サロンで足をもんでもらうマッサージを思い浮かべる人が多いです。

ところが実際のフットケアは、爪を切る、かかとの角質を手入れする、保湿するところまで入っています。

マッサージはその中の1つにすぎません。

フットケアとは何か、マッサージとどう違うのか、自宅でどの順番でやればいいのかを紹介します。

フットケアとは爪と皮膚と足の疲れをまとめて手入れすること

フットケアとは、足の指や爪、かかと、足裏の悩みを解消するためのケア全体のことです。

かかとのガサガサ、足裏のタコや魚の目、皮膚にくい込む爪、夕方のむくみ。

こうした足のトラブルをまとめて手入れするのがフットケアです。

中身は足浴と爪切りと角質ケアと保湿とマッサージの5つ

サロンや看護の現場で行われているフットケアを並べると、中身はおおむね次の5つになります。

  • 足浴(ぬるめのお湯に足をひたして温め、汚れを落とす)
  • 爪切り(深爪やくい込みを防ぐ長さと形に切る)
  • 角質ケア(かかとや足裏の硬くなった皮膚を手入れする)
  • 保湿(洗ったあとの乾燥を防ぐ)
  • マッサージ(足裏やふくらはぎをほぐす)

ホットペッパービューティーのフットケアの説明でも、フットバスで温める、角質やタコを手入れする、爪の長さと形を整える、最後にマッサージという流れで紹介されています。

医療の治療ではなく予防のためのケア

サロンのフットケアは、病気を治すものではありません。

リラクゼーションサロンのRe.Ra.Kuも、フットケアは医療ではなく予防のためのケアだと説明しています。

巻き爪が痛む、魚の目が深い、傷が治らないといった場合は、サロンより先に皮膚科などの医療機関に相談してください。

フットケアをするのに国家資格は必要ありません。ただし、フットケア指導士のように医療職向けの民間資格もあり、病院や介護の現場では専門の知識を持った人が担当していることがあります。

フットマッサージはフットケアの一部で目的が違う

足裏ローラー

フットマッサージの目的は足の疲れやむくみを軽くすることで、爪や皮膚の悩みを直接解消するものではありません。

ここを混同すると、足のトラブルが残ったままになります。

マッサージはむくみと疲れを軽くするためのもの

足は心臓から遠く、立っている時間が長いと血液や水分が下にたまりやすい場所です。

ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、ここをほぐすと血液が心臓に戻りやすくなると説明されています。

1日立ちっぱなしだった日や、デスクワークで足がパンパンになった日に向いています。

爪と角質の悩みはマッサージでは消えない

一方で、かかとのひび割れやくい込んだ爪は、いくらもんでも変わりません。

ひび割れには保湿、爪には正しい切り方というように、悩みごとにやることが決まっています。

「足の悩みはマッサージで何とかなる」と考えず、次の表で自分の悩みに合うケアを選んでください。

足の悩み 合うケア マッサージで変わるか
夕方のむくみ マッサージ 足浴 変わりやすい
足の疲れやだるさ マッサージ 足浴 変わりやすい
かかとのガサガサ 保湿 角質ケア 変わらない
くい込む爪 爪切りの見直し 変わらない
タコや魚の目 角質ケア 医療機関 変わらない

自宅では足浴から保湿までを寝る前に1回で十分

足湯 フットバス

自宅のフットケアは、寝る前に足浴、爪、保湿、マッサージの順で1回やれば十分です。

毎日全部やる必要はありません。

足浴と保湿は毎日、爪は伸びたときだけ、マッサージは疲れた日だけと分けると続けやすいです。

ステップ1 ぬるめのお湯で5分から10分足を温める

看護の現場向けの解説では、足浴のお湯は38℃から39℃、ひたす時間は5分から10分が目安とされています。

洗面器やバケツに、くるぶしが隠れるくらいのお湯を張ればOKです。

お風呂に入る日は、湯船で足を温めたことにしてステップ2に進んでかまいません。

ステップ2 指の間まで洗ってタオルで水気を取る

足の指の間は汚れがたまりやすく、洗い残しの多い場所です。

ゴシゴシこすらず、泡でやさしく洗いましょう。

洗ったあとは指の間までタオルで押さえるように拭きます。

ステップ3 爪は伸びていたら少しずつ切る

爪は、お湯で温めたあとのやわらかいときに切ると割れにくいです。

一度に切るのは3mmくらいまでにして、少しずつ切りましょう。

爪の角を丸く切り落とすと巻き爪やくい込みの原因になるため、指先に沿ったまっすぐな形を残します。

やすりは往復させず、一方向にかけてください。

ステップ4 かかとと足指に保湿クリームを塗る

保湿は、洗って拭いた直後に塗るのがいちばん乾燥を防げます。

クリームは強くすり込まず、まんべんなく伸ばせていればOKです。

かかとは乾きやすいので、足指や甲よりも多めに重ね塗りしておきましょう。

長風呂や熱いお湯は、足の皮膚の乾燥を強めます。足浴もお風呂も、ぬるめのお湯で短めにするのが肌にはやさしいです。

マッサージは足先から膝に向かって下から上へ

かかとクリーム

フットマッサージは、足裏から足首、ふくらはぎ、膝へと下から上に向かってほぐすのが基本です。

血液を心臓に戻す向きに沿ってほぐすためです。

保湿クリームを塗るときに一緒にやると、手がすべって肌をこすりすぎずに済みます。

ステップ1 足裏を手のひら全体で押す

いすに座って片足をもう片方のひざにのせます。

足裏全体を手のひらや親指でゆっくり押し、痛気持ちいいと感じるところを少し長めに押しましょう。

痛いほど強く押す必要はありません。

ステップ2 足の甲と足首を指の付け根から足首へほぐす

足の甲は、指の付け根から足首に向かって、円を描くように指でほぐします。

くるぶしのまわりも、指の腹で小さく円を描くようにさすってください。

ステップ3 ふくらはぎを足首から膝へさすり上げる

両手でふくらはぎを包み、足首から膝の裏に向かってゆっくりさすり上げます。

上から下に向かってもみ下ろすのは避けましょう。

最後に膝を手のひらで包むようにして、片足が終わりです。

ステップ4 足首を回して反対の足も同じようにやる

仕上げに足首をゆっくり回し、つま先を上下に動かします。

終わったら反対の足も同じ順番でほぐしましょう。

やり終わったら、コップ1杯の水や白湯を飲んでおきましょう。サロンでも、施術のあとは水分をとるよう案内されています。

力は「痛気持ちいい」までにしてください。強く押すほどよいわけではなく、あざや痛みが残るようなら力が強すぎます。

食後1時間以内と飲酒後はマッサージを避ける

食後1時間以内とお酒を飲んだあとは、フットマッサージを避けたほうがいいです。

体が消化やアルコールの分解をしている最中に血のめぐりを変えると、気分が悪くなることがあるためです。

夕食後にやるなら、1時間以上あけてから始めましょう。

マッサージを控えたほうがいい人

リラクゼーションサロンでは、次に当てはまる人にはフットマッサージをしない、または慎重にするよう案内しています。

  • 食後1時間以内の人
  • お酒を飲んだあとの人
  • 妊娠中の人
  • 骨粗しょう症がある人
  • 重い病気で治療中の人
  • 水虫など足に皮膚の病気がある人
  • 足にけがをしている人

当てはまる場合は、自分でマッサージする前にかかりつけの医師に相談してください。

赤みや腫れや熱っぽさがある足はもまずに病院へ

片方の足だけが赤く腫れている、触ると熱い、押すと硬いところがある。

看護の現場では、こうした足は皮膚の感染症や血管の病気が隠れていることがあるため、医師に相談する対象とされています。

むくみだと思ってもみ続けず、早めに医療機関を受診してください。

糖尿病のある人は、足の小さな傷に気づきにくく、治りにくいことがあります。自宅でのフットケアをする前に、主治医にどこまで自分でやってよいかを確認してください。

フットケアはお風呂上がりに足を見ることから始める

フットケアでいちばん先にやることは、自分の足をよく見ることです。

傷やタコ、爪の変形、冷えていないかを、お風呂上がりに30秒だけ見てみてください。

気になるところが見つかったら、その悩みに合うケアから1つだけ始めればOKです。

かかとが乾いていれば保湿から、足が疲れていればマッサージから。

全部を一度にやろうとせず、続けられるものから足していきましょう。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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