ジェットウォッシャーを買ったものの、水が顔に飛んできたり、歯ぐきが痛くなったりして、使い方が合っているのか不安になりますよね。
口腔洗浄器は、ノズルを当てる場所と水圧の強さを決めておくだけで、ぐっと使いやすくなります。
基本の流れから、歯間と歯周ポケットへの当て方、飛び散りを防ぐコツ、使ったあとのお手入れまで、順番に紹介します。
ジェットウォッシャーの基本の使い方は?
ジェットウォッシャーは「水を入れる、水圧を決める、口に入れてからスイッチを入れる、奥歯から前歯へ動かす」の順で使います。
口腔洗浄器の機種が違っても、使う流れはほとんど同じです。
- タンクに水を入れて本体にセットする
- 電源を入れて、水圧をいちばん弱いレベルにする
- ノズルの先を口の中に入れて、軽く口を閉じる
- 手元のスイッチを入れる
- 奥歯から水流を当てて、少しずつ前歯へ動かす
- 口を少し開けて、水を洗面台へ流しながら続ける
- 終わったら口からノズルを出す前にスイッチを切る
ジェットウォッシャーの使い方でいちばん大事なのは、3番と4番の順番です。
スイッチを入れてから口に入れると、水がそのまま顔や鏡に飛びます。
1回にかける時間は、口の中を1周して2〜3分くらいが目安です。
ジェットウォッシャーに入れる水はぬるま湯まで
タンクに入れるのは水か、ぬるま湯にしましょう。
メーカーの説明書では、40℃を超えるお湯を入れないように書かれています。
冬場に冷たい水がしみる人は、手で触って温かいと感じる程度のぬるま湯にすると使いやすいです。
口腔洗浄器は歯間の三角と歯周ポケットの境目に当てる
歯間は歯と歯のすき間の三角の部分に、歯周ポケットは歯と歯ぐきの境目に沿って、ゆっくりノズルを動かして当てます。
口腔洗浄器の水流は、当てる場所がずれると汚れに届きません。
場所ごとの当て方を分けて紹介します。
歯間はすき間の三角に表と裏から当てる
歯と歯のあいだには、歯ぐきの上に小さな三角形のすき間があります。
ジェットウォッシャーのノズルの先をこの三角に向けて、1か所につき1〜2秒ずつ水を当てましょう。
表側だけで終わらせず、裏側からも同じように当てると、食べかすが反対側から抜けやすくなります。
歯周ポケットは境目をなぞるようにゆっくり動かす
歯周ポケットは、歯と歯ぐきの境目にある浅いすき間です。
ノズルを歯ぐきに押し当てず、境目に沿って水流を当てながら、ゆっくりスライドさせます。
ノズルの角度は、歯の面に対して45度くらいにする使い方がよく紹介されています。
矯正中はワイヤーの下に水を通す
歯列矯正の装置を付けている人は、ワイヤーの下に水流を通すつもりで、装置のまわりを重点的に洗いましょう。
歯ブラシでは届きにくい場所なので、口腔洗浄器を使う人が多いところです。
歯ぐきそのものには弱い水流でやさしく
歯ぐきのケアをしたいときは、ノズルを歯や歯ぐきに直接当てず、少し離して弱い水流で洗います。
気持ちいいと感じるくらいの強さで十分です。
| 当てる場所 | ノズルの向け方 | 水圧の目安 |
|---|---|---|
| 歯間 | すき間の三角に表と裏から | 弱めから中くらい |
| 歯周ポケット | 境目に45度でなぞる | 弱め |
| 矯正装置のまわり | ワイヤーの下に通す | 中くらい |
| 歯ぐき | 当てずに少し離す | いちばん弱く |
ジェットウォッシャーの水圧は最弱から1段ずつ上げる
ジェットウォッシャーの水圧は、最初の1週間はいちばん弱いレベルで使い、慣れてから1段ずつ上げていきます。
強い水圧のほうが汚れが落ちそうに感じますよね。
ただ、使い始めから強くすると、歯ぐきがしみたり痛くなったりして、続かなくなる人が多いです。
口腔洗浄器の水圧を上げる目安
- 1週目はいちばん弱いレベルで、口の中を1周する
- 痛みやしみる感じがなければ、次の週に1段上げる
- 気持ちいいと感じる強さで止める
最大の強さまで上げなくても問題ありません。
歯ぐきが気になる場所だけ、手元で水圧を1段下げて使う方法もあります。
口腔洗浄器は歯みがきの前と後どちらで使う?
迷ったら、歯みがきの後に口腔洗浄器で歯間と歯周ポケットを洗う使い方にしておくと、メーカーの案内とも合います。
メーカーの説明では、歯みがきの後に水流で口の中を洗うことがすすめられています。
歯ブラシで落とした汚れのあとに、ブラシが届かなかった歯間を水で流すイメージです。
一方で、歯みがきの前に使って、歯間の食べかすを先に出しておくやり方を紹介している歯科医院もあります。
どちらでも大きな問題はないので、続けやすいほうで大丈夫です。
かかりつけの歯科医院で指示がある人は、そちらに合わせてください。
ジェットウォッシャーは1日1回夜に使えば十分
使う回数は、1日1回で十分です。
寝る前の歯みがきのあとに使うと、寝ているあいだに口の中に食べかすを残さずに済みます。
朝も使いたい人は使ってかまいませんが、時間がない日は夜だけにしても続けることのほうが大事です。
ジェットウォッシャーは口に入れてからスイッチを入れる
口にノズルを入れて軽く閉じてからスイッチを入れ、洗面台に顔を近づけて口から水を流しながら使うと、ほとんど飛び散りません。
ジェットウォッシャーを使い始めた人がいちばん困るのが、水の飛び散りです。
次の3つを守るだけで、鏡や服がぬれることはかなり減ります。
- スイッチは、ノズルを口に入れて軽く閉じてから入れる
- 洗面台に前かがみになり、口を少し開けて水をそのまま流す
- ノズルを口から出すときは、先にスイッチを切る
口をしっかり閉じたままにすると、口の中が水でいっぱいになって苦しくなります。
水は飲み込まず、口の端からだらっと流すくらいでちょうどいいです。
コードレスの口腔洗浄器ならお風呂で使う方法もある
防水のコードレスタイプなら、お風呂で使う人も多いです。
お風呂なら飛び散りを気にせず、水圧を少し強めにしても困りません。
ただし、コードを差して使う据え置きタイプは、お風呂で使えません。
お風呂で使えるかどうかは、説明書の防水の表示を見てから決めましょう。
使ったあとのジェットウォッシャーは空で動かして水を抜く
ジェットウォッシャーを使い終わったら、タンクの水を捨てて、空の状態で数秒動かし、本体の中の水まで出しておきます。
タンクや本体の中に水が残ったままだと、カビやぬめりが出やすくなります。
毎回のお手入れは、次の順番で1分もかかりません。
- タンクに残った水を捨てる
- タンクを付けたまま空で数秒動かして、本体の中の水を出す
- ノズルを外して流水で洗う
- タンクとノズルを乾いた場所で乾かす
口腔洗浄器のノズルは6か月で取り替える
ノズルは消耗品です。
メーカーの説明書では、見た目に変形がなくても、衛生上6か月を目安に取り替えるように書かれています。
家族で1台を使うときは、ノズルを人ごとに分けて、共用しないようにしましょう。
口内炎や治療中は口腔洗浄器を使う前に歯科医院へ相談
口内炎や傷があるとき、歯ぐきの治療を受けている最中は、自己判断で使わず歯科医院に相談してから使いましょう。
口腔洗浄器は水の力で汚れを流すので、傷があるところに当てると痛みが出やすいです。
歯周病の治療中や、抜歯のあとすぐの時期は、水流が治りかけの場所に当たることがあります。
使ってよい時期かどうかは、治療を受けている歯科医院で確認してください。
ジェットウォッシャーだけで歯みがきを終わらせない
ジェットウォッシャーは、歯ブラシの代わりにはなりません。
歯の表面にくっついた歯垢は、水で流すだけでは落ちにくいからです。
歯ブラシで歯をみがいて、届かない歯間を口腔洗浄器で洗う、という使い方を続けるのがおすすめです。
次の歯みがきのあと、いちばん弱い水圧で、奥歯から1周してみてください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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