インダッシュのカーナビは、車の開口部に入るかどうかで候補が決まります。5機種をサイズ別に分けました。
この記事で紹介するインダッシュ カーナビ5選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | パナソニック CN-CE01WD | ![]() |
ストラーダの標準モデル | Amazon楽天 |
| 2位 | Pioneer AVIC-RQ721 | ![]() |
楽ナビの大画面モデル | Amazon楽天 |
| 3位 | アルパイン XF11NX2S | ![]() |
11インチのフローティング | Amazon楽天 |
| 4位 | イクリプス AVN-LS04W | ![]() |
7型ワイドで価格を抑えた型 | Amazon楽天 |
| 5位 | ケンウッド MDR-L612W | ![]() |
彩速の7インチワイド | Amazon楽天 |
インダッシュのカーナビは、ポータブル機と何が違うのか
インダッシュは、ダッシュボードの開口部に本体ごと収める取り付け方です。吸盤でフロントガラスに貼るポータブルナビとは、車内での見え方が変わります。
配線が内装の中に隠れるので、視界にコードが出てきません。車検で外す必要もなく、そのまま乗り続けられます。
車のスピーカーやバックカメラ、ステアリングリモコンとつながるのもインダッシュ側の役割です。ポータブル機では音は本体から出ますが、インダッシュなら車のスピーカーから鳴ります。
ポータブルナビで足りるのはどんな人でしょうか
年に数回しか遠出しない人や、複数の車で使い回したい人はポータブルで足ります。1万円台から買えて、自分で取り付けられます。
毎日乗る車で、オーディオも含めて1台にまとめたいならインダッシュを選びます。
インダッシュ カーナビの選び方は開口部のサイズから決まります
見る順番があります。車に付くかどうかを確認しないと、他をいくら比べても意味がありません。
【DINサイズ】2DINが基本、幅200mmのワイドDIN車もある
DINはドイツの工業規格の略称で、カーナビの取り付け枠の大きさを表します。1DINは横幅180mm高さ50mm、2DINはそれを2段重ねた横幅180mm高さ100mmです。
オーディオ一体型のナビはほぼ2DINで作られており、多くの車に付きます。最近は幅200mmのワイドDINの車種も増えているので、自分の車がどちらかを先に調べます。
【画面サイズ】7型ワイドが標準、9型以上は取り付け方が変わる
2DINの枠に収まる画面は7型ワイドが標準です。開口部にぴたりと収まるので、追加の部品なしで付きます。
9型や11型の大画面は枠からはみ出すため、画面だけを手前に浮かせるフローティング構造になります。エアコンの吹き出し口が隠れないか、シフトレバーに当たらないかを実車で見ておく必要があります。
【地図更新】無料の期間が何年あるかで維持費が変わる
地図データは道路の新設で古くなります。購入から3年ぶんの更新が無料に付く機種が多く、そのあとは有料になります。
年に1万円前後かかることもあるので、本体価格だけで比べると後で差が出ます。長く乗る予定なら、更新の条件まで見ておくとよいでしょう。
【スマホ連携】Apple CarPlayとAndroid Autoに対応するか
スマホの地図アプリや音楽アプリを、ナビの画面に映して操作する仕組みです。渋滞情報の新しさではスマホ側に分があるので、両方使えると便利です。
対応していない機種もまだあります。スマホの地図を使う前提なら、ここは外せない条件になります。

本体だけ買って、取り付けキットを頼み忘れる人がとても多いです。車種別のキットは2千円から1万円ほどかかります
メーカーは4社で選べば外しません
インダッシュの市販ナビは、パイオニア、ケンウッド、パナソニック、アルパイン、デンソーテンあたりが並びます。オートバックスの取り扱いもこの顔ぶれです。
インダッシュのカーナビ おすすめ5選
画面サイズと取り付けのしやすさで順番を決めました。価格順ではありません。
第1位 パナソニック ストラーダ CN-CE01WD 迷ったらこの1台

前の型のストラーダを自分の車に付けて数年乗っていました。画面の文字が大きく、走行中にちらりと見ただけで次の分岐が読めます。
7型ワイドで2DINの開口部に収まるので、取り付けキットさえ合っていれば工賃も標準の範囲で済みます。5機種のうち、付く車種の幅がいちばん広い型です。
夜間の画面は自動で暗くなり、対向車のライトの中でも白飛びしませんでした。長距離を走る人ほどここが効いてきます。
大画面の機種と比べると、地図の表示範囲は狭くなります。市街地で広く見渡したい人は9型以上に上げることになります。
7型ワイド。付く車種の幅が広い定番機
第2位 Pioneer 楽ナビ AVIC-RQ721 案内の丁寧さで選ぶなら

パイオニアの楽ナビシリーズの大画面モデルです。交差点の手前で拡大図が出るタイミングが早く、車線変更に余裕が生まれます。
販売店に聞くと、初めて市販ナビを買う人に案内の分かりやすさで薦めることが多い型番とのことでした。
大画面のぶん本体価格は上がります。7型で足りる人には、この差額を払う理由が薄くなるかもしれません。
拡大図が早く出る大画面の楽ナビ
第3位 アルパイン BIG X 11 XF11NX2S 11インチで地図を広く見る

11インチのフローティング構造で、2DINの開口部の手前に画面だけを浮かせて取り付けます。ミニバンの運転席から見ても文字が大きく読めます。
レビューでは、家族で乗るときに後席から画面が見えることを評価する声がありました。
画面が手前に出るぶん、エアコンの吹き出し口やハザードのボタンが隠れる車種があります。取り付け前に実車で位置を確認する作業が必要です。
アルパイン 11インチカーナビ フローティング BIG X 11 XF11NX2S
11インチを手前に浮かせて取り付ける
第4位 イクリプス AVN-LS04W 7型ワイドで費用を抑える

デンソーテンのイクリプスは、必要な機能を残して価格を下げてきた型番です。7型ワイドで2DINの開口部に収まります。
セカンドカーや、通勤にしか使わない車に付ける用途で名前が挙がります。地図とオーディオが1台で済めば十分という人向けです。
上位機と比べると、細かな設定項目や音の調整の幅は狭くなります。音にこだわる人には物足りません。
イクリプス カーナビゲーション 7型ワイド AVN-LS04W
7型ワイドで費用を抑えたい人向け
第5位 ケンウッド 彩速 MDR-L612W 画面の反応の速さを取る

ケンウッドの彩速シリーズは、地図をなぞったときの追従の速さで名前が挙がるブランドです。7インチワイドで2DINに収まります。
スマホの画面に慣れている人ほど、指の動きに遅れが出ないことを評価します。走行中に目的地を触る回数が減る部分です。
音楽まわりの機能はケンウッドらしく充実していますが、ナビの案内表示は他社より控えめです。案内の親切さを重視する人はやや物足りないかもしれません。
ケンウッド カーナビ 彩速 7インチワイド MDR-L612W
地図の追従が速い7インチワイド
5機種を取り付けやすさと運転中の見やすさで並べた早見表
カタログには出ませんが、自分の車に付くまでの手数と、走りながら見たときの読み取りやすさが満足度を決めます。星で並べました。
| 商品名 | 画面 | 取り付け方 | 車種を選ばない取り付けやすさ | 走行中の地図の読みやすさ |
|---|---|---|---|---|
| パナソニック CN-CE01WD | 7型ワイド | 2DIN | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| Pioneer AVIC-RQ721 | 大画面 | 2DIN | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| アルパイン XF11NX2S | 11インチ | フローティング | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
| イクリプス AVN-LS04W | 7型ワイド | 2DIN | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| ケンウッド MDR-L612W | 7インチワイド | 2DIN | ★★★★★ | ★★★★☆ |

正直、11インチは店頭で見ると欲しくなります。でも軽自動車だと運転席から遠く感じることがあるので、実車で確かめてから決めてください
本体価格に工賃とキット代を足した総額で比べる
インダッシュのナビは、本体だけでは車に付きません。車種別の取り付けキットが2千円から1万円ほど、店に頼む工賃が1万5千円から3万円ほどかかります。
バックカメラやETCを同時に付けるなら、その配線ぶんも加算されます。本体10万円の機種なら、総額は14万円前後まで伸びる計算です。
大画面が欲しいならフローティング、確実に付けたいなら7型2DIN
軽自動車やコンパクトカーで、開口部の周りにボタンが並んでいる車は7型ワイドの2DINが安全です。付かなかったという事故が起きません。
ミニバンやSUVで運転席から画面が遠い車なら、9型以上のフローティングを選ぶ価値があります。実車での確認を挟めば、失敗の確率はかなり下がるでしょう。
●平山貴斗カー用品を得意とする筆者です。今回はカー用品店の取り付け担当者への取材と、メーカーの適合情報のリサーチをもとに5機種を比べました。取り付けまで含めた費用を基準に書いています。

