テレビ、エアコン、照明。
テーブルに3本並んだリモコンを見て、いい加減これを1本にしたいと思ったのが始まりでした。
この記事で紹介するスマートリモコン7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | SwitchBot ハブ3 | ![]() |
画面とダイヤル付きの最上位 | Amazon楽天 |
| 2位 | SwitchBot ハブ2 | ![]() |
温湿度計を兼ねる定番機 | Amazon楽天 |
| 3位 | SwitchBot ハブミニ | ![]() |
Matter対応の小型入門機 | Amazon楽天 |
| 4位 | Nature Remo Lapis | ![]() |
石みたいな形の節電派 | Amazon楽天 |
| 5位 | サンワダイレクト 400-SSA004 | ![]() |
迷わず置ける低価格モデル | Amazon楽天 |
| 6位 | エジソンスマート DIR-S03RTCBK | ![]() |
温度と湿度で自動運転 | Amazon楽天 |
| 7位 | ラトックシステム RS-WFIREX4 | ![]() |
手のひらサイズの老舗機 | Amazon楽天 |
そもそもスマートリモコンって家の中で何をしてくれる機械なのか
ひとことで言えば、Wi-Fiにつながる学習リモコンです。
エアコンやテレビの赤外線信号を本体に覚えさせておくと、スマホからでも、スピーカーに話しかけるだけでも、家電の電源を入れられるようになります。
すごいのは、家電側が古くても関係ないところ。
10年前に買ったエアコンでも、リモコンで動く機種なら外出先からオンにできます。

正直、買う前は「スマホ出すより手元のリモコン押すほうが早くない?」と思ってました。使ってみると、そもそもリモコンを探す時間が消えるのが一番でかいです。
赤外線が届く範囲は製品ごとに違います。
安いモデルは10畳前後、上位モデルは30畳前後まで飛ぶので、部屋の広さと置き場所は最初に決めておくと後がラクです。
7台を仕様と口コミで比べた早見表
全部を手元で試したわけではありません。
スペックと販売店へのリサーチ、それに購入者レビューを突き合わせて並べたのが下の表です。
| 製品名 | センサー | Matter | アプリの分かりやすさ | 置いても目立たない度 |
|---|---|---|---|---|
| SwitchBot ハブ3 | 温度 湿度 光 | 対応 | ★★★★★ | ★★☆☆☆ |
| SwitchBot ハブ2 | 温度 湿度 光 | 対応 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| SwitchBot ハブミニ | 温度 湿度 | 対応 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| Nature Remo Lapis | 温度 湿度 | 対応 | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| サンワダイレクト 400-SSA004 | なし | 非対応 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| エジソンスマート DIR-S03RTCBK | 温度 湿度 | 非対応 | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| ラトックシステム RS-WFIREX4 | なし | 非対応 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
表の右2列は、カタログに載っていない部分です。
アプリの画面の作りと、リビングに置いたときの存在感を、レビューと実機写真から見比べて点を付けました。
初めての1台なら、アプリが分かりやすいSwitchBot系を選んでおくと詰まりにくいです。
スマートリモコンのおすすめ7選をタイプ別に紹介
ここからは7台を順番に見ていきます。
値段の高い順ではなく、いま買って後ろ向きな気持ちになりにくい順に並べました。
第1位 SwitchBot スマートリモコン ハブ3

わが家で今メインに置いているのがこれです。
2.4インチの画面と物理ダイヤルが付いていて、スマホを出さなくても本体だけでエアコンの温度を変えられます。
この「手で回せる」が想像以上に効いて、家族がスマート家電を嫌がらなくなりました。
Matter対応なので、iPhoneのホームアプリにも家電を登録できます。
ネットが落ちてもエアコンだけはローカルで操作できる仕組みが入っているのも、地味に助かる部分です。
SwitchBot スマートリモコン ハブ3 Alexa対応 2.4インチモニター付き 学習リモコン Hub3
画面とダイヤルで本体だけでも操作できる最上位モデル
第2位 SwitchBot スマートリモコン ハブ2

長く定番の座にいるモデルで、レビュー件数の多さが群を抜いています。
購入者の声で目立つのは「温湿度計として置いておくだけでも元が取れる」という書き込み。
本体の数字を見て、暑いと思ったらその場のボタンでエアコンを入れる、という使い方をしている人が多いようです。
家電量販店の担当者に売れ筋を聞いても、スマートホームを始める人の最初の1台はいまだにハブ2が多いとのことでした。
ただ、Matterで外部に渡せる機器の数はハブ3より少なく、あとからSwitchBot製品を増やす前提なら窮屈になる可能性があります。
SwitchBot スマートリモコン ハブ2 赤外線家電を管理 学習リモコン 温湿度計機能付き Hub2
温湿度計としても使える国内の定番モデル
第3位 SwitchBot スマートリモコン ハブミニ Matter対応

小さくて安い、それでいてMatterに対応している一台です。
スペックを比べると、画面も物理ボタンもない代わりに、値段はハブ3の半分以下に収まります。
とりあえずリモコンを1本に減らしたいだけなら、これで用は足ります。
温湿度センサーを内蔵したので、寝室に置いて夜中の湿度を見ながら加湿器を動かす、といった自動運転も組めます。
SwitchBot スマートリモコン ハブミニ Matter対応 温湿度センサー搭載 Hub Mini
小さくて安い、初めての1台に選びやすいモデル
第4位 Nature Remo Lapis

以前リビングで使っていたのがこのシリーズです。
海辺の石をそのまま置いたような形で、来客に「それ何?」と聞かれたことは一度もありません。
機械らしさを部屋に持ち込みたくない人には、7台の中でいちばん刺さる見た目だと思います。
エアコンの設定温度と運転時間を自動で調整するオートエコ、消し忘れを知らせる通知など、電気代まわりの機能が細かく作り込まれています。
夏場に消し忘れ通知が飛んできて、外出先から慌ててオフにしたことが何度かありました。
Nature Remo Lapis ネイチャーリモ スマートリモコン Remo-2W3
石のような見た目と節電機能が持ち味の一台
第5位 サンワダイレクト スマートリモコン 400-SSA004

パソコン周辺機器で名前の通ったサンワダイレクトが出している、値段の安いモデルです。
レビューを読むと「センサーはないが、家電を動かすだけなら不満なし」という評価が並びます。
温度や湿度で自動運転を組む気がないなら、この割り切りは正解に近いです。
Google HomeとAlexaのどちらからでも声で動かせるので、すでにスマートスピーカーがある家なら話は早いです。
ただ、センサーがない分だけ自動化の幅は狭く、あとから「温度で動かしたい」と思っても手が出せません。

安いモデルを最初に買って、物足りなくなって買い替える人が本当に多いんですよ。自動化までやりたいなら、最初からセンサー付きを買ったほうが結局安く済みます。
サンワダイレクト スマートリモコン Google Home Alexa対応 赤外線 Wi-Fi 400-SSA004
機能を絞って値段を下げた入門モデル
第6位 エジソンスマート スマートリモコン DIR-S03RTCBK

温度と湿度のセンサーを内蔵しながら、価格帯は入門クラスに置かれている一台です。
スペックを見比べる限り、室温が上がったらエアコンを入れる、湿度が下がったら加湿器を回す、といった自動運転はひと通り組めます。
センサー付きをできるだけ安く手に入れたい人が狙う位置にいます。
購入者の書き込みでは、アプリの日本語がところどころ怪しいという指摘が見られました。
説明書と画面を行き来しながら進める場面はありそうなので、機械の設定が苦手な人は覚悟しておいたほうがいいです。
エジソンスマート 温度湿度センサー搭載 スマートリモコン DIR-S03RTCBK
センサー付きで価格を抑えたコスト重視の選択肢
第7位 ラトックシステム スマート家電リモコン RS-WFIREX4

だいぶ前になりますが、この機種を寝室で使っていた時期があります。
とにかく小さくて、壁掛けフックが付いているのでエアコンの正面あたりに引っ掛けておけます。
赤外線が30m届くので、少し離れた場所からでも取りこぼしがほとんどありませんでした。
国産メーカーらしく設定画面の日本語が素直で、当時から迷った記憶がありません。
ただ、Matterには対応しておらず、iPhoneのホームアプリに家電を直接並べたい人には向きません。
発売からの年数もそれなりなので、いま長く使う前提で選ぶなら上位の機種を見たほうがいいです。
ラトックシステム 超小型 スマート家電リモコン RS-WFIREX4 壁掛けフック 赤外線30m
壁掛けできる超小型の国産スマートリモコン
買う前に見ておきたい3つの見どころ
値段だけで決めると、あとで買い替えるはめになります。
見るべき場所は多くありません。
2.温度や湿度のセンサーが入っているか
3.Matterに対応しているか
赤外線の到達距離は、リビングなら30畳クラスを選んでおくと安心です。
センサーは、あとから増設できない部分なので迷ったら付いているほうを選んでください。
そしてMatter対応は、いま買う機種で最も差が出る部分です。
Matterに対応していれば、iPhoneのホームアプリからでもGoogle HomeからでもAlexaからでも同じ家電を動かせます。
対応していない機種は、そのメーカーのアプリの中だけで完結する形になります。
SwitchBotの機種選びで迷ったら、この動画の比較が分かりやすかったです。

Matterって名前だけ聞くと難しそうなんですが、要するに「どのメーカーのアプリからでも動かせる共通ルール」だと思っておけば大丈夫です。
設置した日にやっておくと後がラクな作業
箱から出して電源を挿し、アプリを入れる。
そこまでは誰でも10分で終わります。
問題はその先で、最初の日に済ませておくかどうかで使い勝手が変わります。
登録名は本当に大事です。
「リビング照明1」みたいな名前を付けると、家族が声で呼べません。
「でんき」「エアコン」くらいの雑な名前のほうが、結果的にみんなが使います。
一括操作は、欲張らずに2つだけ作るのがコツです。
寝る前に全部消す動きと、朝にエアコンとカーテンを開ける動き。
この2つが回り出すと、もう元の生活には戻れません。
一緒に買っておくと世界が変わる小物
スマートリモコン単体でも十分ですが、あと少し足すと化けます。
まずスマートスピーカー。
声で家電を動かす体験は、スマホ操作とは別物です。
両手がふさがっている時に「エアコン消して」で消えるのは、思っていた10倍ラクでした。
次にスマートプラグ。
赤外線リモコンを持たない扇風機や電気毛布も、コンセントごとオンオフできるようになります。
そしてNature Remo Lapisを選ぶ人は、USB-C電源アダプターを忘れずに。

スマートリモコンとスピーカーとプラグ、3つ揃えても1万円ちょっと。この投資額で生活が変わるのは、控えめに言って神です!!
●平山貴斗スマートホーム機器を得意とする筆者です。今回はメーカー3社に仕様の違いを問い合わせ、家電量販店の担当者にも売れ筋の傾向を取材したうえで並べました。読む人が買ったあとに困らない情報をお届けします。


