夕方になると、ふくらはぎがパンパンで靴下のあとがくっきり残る。
顔用に買った美容ローラーを足にも使ってみたものの、どっちに転がせばいいのか分からず、なんとなく往復させているだけ、という人は多いです。
足の美容ローラーの使い方は、転がす向きと順番、それに当てる時間を決めておくだけで、ぐっと使いやすくなります。
ここでは、足裏から太ももまでの順番と、肌を傷めないための注意をまとめて紹介します。
美容ローラーを足に使うなら足首からひざに向けて転がす
足に使うときの基本は、下から上へ、足首からひざの裏に向けて美容ローラーを転がすことです。
ローラーのメーカーの使い方の案内でも、ふくらはぎは「足首から膝の裏にかけて」、太ももは「膝上から太ももの付け根に向かって」転がすように書かれています。
往復させてもかまいませんが、意識して力を入れるのは上に向かうときだけ。
戻すときは肌の上を軽く滑らせるくらいで十分です。
上から下へ強く押し下げる動きを繰り返すと、肌が引っぱられて赤くなりやすくなります。
足は顔より皮膚が厚いので、つい力を入れたくなりますよね。
でも、強く押しつけるほどよく流れるわけではありません。
「気持ちいい」と感じる強さで、1か所を5〜6回ずつ転がすのが目安です。
美容ローラーの足の使い方は足裏から始める5ステップ
足全体をケアするなら、先に足裏と足首をほぐしてから、ふくらはぎ、太ももへと上がっていく順番がおすすめです。
下のほうから順に上がっていくと、ローラーを当てる場所に迷わず、毎回同じ流れでケアできます。
- 足裏全体を、かかとから指の付け根に向かってローラーで転がす
- 足の甲と側面を、くるぶしのまわりを中心に小さく転がす
- 足首を両側から挟むように、上下に転がす
- ふくらはぎを、足首からひざの裏に向けて転がす
- 太ももを、ひざ上から付け根に向けて、前、横、うしろの順に転がす
足裏は皮膚が厚くかたいので、ほかの場所より少し長めに転がすと温かくなってきます。
足の指の関節は、ローラーで無理に転がさないようにしてください。
メーカーの案内でも、指の関節は無理にローリングしないように書かれています。
美容ローラーを足に使うタイミングはお風呂上がりがおすすめ
いちばん使いやすいのは、お風呂上がりに体が温まっているうちのタイミングです。
体が温まっていると、ローラーを当てたときに肌がやわらかく、すべりもよくなります。
使う前には、ボディクリームやオイル、ジェルを足に薄く塗っておきましょう。
乾いた肌に直接ローラーを当てると、肌がこすれて赤くなったり、ローラーが引っかかったりします。
とくに、すねやひざの横は肌が乾きやすいところです。
立ち仕事や長時間のデスクワークのあと、夕方に足が重いと感じる人も多いですよね。
その場合は、お風呂を待たずに、クリームを塗ってから靴下を脱いだタイミングで使ってもかまいません。
ただし、お風呂の中で使えるかどうかは製品ごとに違います。
防水の表記があるかを、取扱説明書で先に確かめておきましょう。
ふくらはぎや太ももで美容ローラーが肌を挟むのはなぜ?
肌を挟むのは、ローラーの角度が肌に対して立ちすぎているか、押しつける力が強すぎるときです。
ローラーが2つ付いたタイプは、2つの玉のあいだに肌をつまみながら転がす作りになっています。
そのため、肉がやわらかい場所ほど、玉のあいだに肌が入りこみやすくなります。
メーカーの案内でも、太ももの内側や二の腕の内側は「肌がローラーに挟まれやすい部位」とされています。
挟まれて痛いときは、次のように変えてみてください。
- ローラーを寝かせて、肌に対して浅い角度で当てる
- 押しつける力を半分くらいにする
- クリームやオイルを少し足して、すべりをよくする
もうひとつ気をつけたいのが、足首のうしろのアキレス腱です。
足首やふくらはぎの下のほうを転がすときは、アキレス腱を玉のあいだに挟まないように、少し横にずらして当てましょう。
すねの骨やくるぶしのように、骨が出っぱっているところにはローラーを当てないでください。
美容ローラーは足でも1か所5〜10分まで
足に使う時間は、1つの部位につき1日5〜10分以内にとどめておきましょう。
使えば使うほど足がすっきりするわけではありません。
長く転がし続けると、肌がこすれて赤くなったり、ひりひりしたりする原因になります。
時間が分かりにくいときは、スマートフォンのタイマーを使うのがおすすめです。
ふくらはぎなら片足3分、左右で6分ほどあれば、足首からひざの裏まで何度か往復できます。
太ももは面積が広いので、前、横、うしろをそれぞれ1〜2分ずつに分けると、同じところばかり転がさずに済みます。
毎日続けるより、足が重いと感じた日だけ使う人もいます。
自分の足の調子に合わせて、使う日と時間を決めておきましょう。
使っている途中で肌が赤くなったり、熱くなったりしたら、そこでやめてください。
次のようなときは、足に美容ローラーを使わないようにしましょう。
- 日焼けした直後で、肌がほてっているとき
- 虫さされや湿疹、すり傷があるところ
- 肌が赤く炎症を起こしているところ
- カミソリで毛をそった直後の肌
顔用の美容ローラーは足にも使える?
顔用として売られている美容ローラーでも、取扱説明書で「ボディにも使える」と書かれていれば足に使えます。
顔と体の両方に使えるタイプは、ローラーの玉が大きめで、ふくらはぎや太ももにも当てやすい作りです。
一方で、目もとや小鼻用の小さなローラーは、足に使うと何往復しても終わらず、手が疲れてしまいます。
足に毎日使うなら、玉の大きいボディ兼用のものを選んだほうがラクです。
| ローラーの種類 | 足に使いやすい場所 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 顔と体の兼用タイプ(玉が大きめ) | ふくらはぎ、太もも、足裏 | 太ももの内側で肌を挟みやすい |
| 顔専用の小型タイプ | 足首、足の甲 | ふくらはぎ全体には時間がかかる |
| フォームローラー(筒形) | ふくらはぎ、太ももの外側 | 体重をかけて使うので、痛いときは力を抜く |
顔と足で同じローラーを使うときは、足に使ったあとに柔らかい布でクリームやオイルをふき取っておきましょう。
水洗いできるかどうかは製品によって違うので、洗い方も取扱説明書に合わせてください。
足の美容ローラーケアは夜の5分から続ける
足の美容ローラーの使い方で覚えておきたいのは、次の3つだけです。
足首からひざ、ひざから付け根へと下から上に転がすこと、お風呂上がりにクリームを塗ってから使うこと、1か所5〜10分でやめること。
最初から全部のステップをやろうとすると、面倒になって続かなくなりがちです。
まずは、夜のお風呂上がりに、ふくらはぎだけを左右5分ずつ転がすところから始めてみてください。
慣れてきたら、足裏や太ももまで広げていけば十分です。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
X(旧Twitter)




