美顔器を買ったものの、説明書の図だけでは手の動かし方がよく分からない。
そんなときは、使い方の動画を見るのがいちばん早いです。
ただし、動画は自分の美顔器と同じ機種のものを選ばないと、回数やレベルの設定がずれます。
公式動画の探し方と、動画を見るときに気をつけたいところ、顔の動かし方の基本を順に紹介します。
美顔器の使い方動画はメーカー公式のものを型番で探す
使い方の動画は、本体の型番で探したメーカー公式のものを見るのがいちばん確実です。
美顔器は同じシリーズでも、発売された年によってモードの数やボタンの位置が違います。
似た見た目の別の機種の動画を見ると、レベルの上げ方や当てる時間を間違えやすいです。
1.本体の裏か箱で型番を確かめる
型番は、本体の裏側や充電台、箱の側面に書かれていることが多いです。
アルファベットと数字が組み合わさった10文字ほどの記号が型番です。
スマホで写真を撮っておくと、あとで検索するときに打ち間違えません。
2.取扱説明書のQRコードを読み取る
機種によっては、説明書や箱にQRコードが付いていることがあります。
読み取ると、その機種の使い方ページや動画が直接開きます。
説明書を捨ててしまった場合も、メーカーの公式サイトで型番を入れれば説明書のPDFを見られることが多いです。
3.メーカー名と型番と使い方で検索する
QRコードが無いときは、YouTubeで「メーカー名 型番 使い方」と入れて検索しましょう。
メーカーの公式チャンネルかどうかは、チャンネル名の横に出る名前や、登録者数で見分けられます。
メーカーの公式サイトにも、機種ごとの使い方ページに動画を載せているところがあります。
動画を見る前に自分の美顔器の種類を確かめる
美顔器は種類によって、使う前に塗るものも、1週間に使う回数も違います。
動画を見る前に、説明書の最初のページで自分の美顔器がどの種類かを見ておきましょう。
1台に2つ以上の機能が入っている機種も多いので、モードごとに確かめます。
EMSは専用のジェルを塗ってから使う
EMSは、肌に電気を流して顔の筋肉を動かすタイプです。
肌が乾いたままだと電気がうまく流れず、ピリピリした痛みが出ることがあります。
専用のジェルや、説明書で指定されたクリームを顔全体に塗ってから使いましょう。
RFはジェルの上をゆっくりすべらせる
RFはラジオ波とも呼ばれ、肌を内側から温めるタイプです。
同じ場所に止めておくと熱くなりすぎるので、ジェルの上をゆっくり動かし続けます。
熱いと感じたら、すぐにレベルを下げてください。
イオン導入は化粧水をなじませてから当てる
イオン導入は、化粧水や美容液を肌になじませるための機能です。
コットンに化粧水をたっぷり含ませて、本体にはさんで使う機種が多いです。
妊娠中の人は使わないように書かれている機種もあるので、説明書を確かめてください。
LEDは光を直接見ない
LEDは、赤や青の光を肌に当てるタイプです。
光を直接見ると目に負担がかかるため、目を閉じて使うか、付属のゴーグルをかけます。
美容コラムでよく紹介されている回数と時間の目安は、次のとおりです。
| 種類 | 回数の目安 | 1回の時間 | 使う前に塗るもの |
|---|---|---|---|
| EMS | 1日から2日に1回 | 10分ほど | 専用ジェル |
| RF | 週3回ほど | 10分ほど | 専用ジェル |
| イオン導入 | 週1回から2回 | 機種ごとに違う | 化粧水や美容液 |
| LED | 週1回から2回 | 5分から10分 | 化粧水 |
使うのは洗顔後か入浴後の肌が清潔なとき
美顔器を使うタイミングは、洗顔のあとか、お風呂から出たあとがおすすめです。
メイクや皮脂が残っていると、ジェルや化粧水が肌になじみにくくなります。
お風呂上がりは肌がやわらかくなっているので、動画のとおりに動かしやすいです。
夜に使う人が多いですが、朝の洗顔後に使っても問題ありません。
毎日同じ時間に使うと決めておくと、回数を数えやすくなります。
顔の動かし方は下から上と内側から外側の2つ
どの種類の美顔器でも、動かす向きの基本は「下から上」と「内側から外側」です。
多くのメーカーの動画も、この2つの向きで動かしています。
片側が終わったら、反対側も同じ順番でやりましょう。
- あごの先から耳の下に向かって、フェイスラインにそって動かす
- 口の横から耳の前に向かって、ほおを持ち上げるように動かす
- 小鼻の横からこめかみに向かって動かす
- おでこの真ん中から左右のこめかみに向かって動かす
- 首は、耳の下から鎖骨に向かって上から下に動かす
1か所につき3回から5回くり返すと、顔全体で10分ほどになります。
目のまわりは皮ふが薄いので、使ってよいかどうかを説明書で確かめてから当ててください。
動画では手の速さと1か所に当てる秒数を見る
動画を見るときは、手を動かす速さと、1か所に何秒当てているかに気をつけて見ましょう。
動かす向きは図でも分かりますが、速さは説明書の文字だけでは分かりにくいところです。
速すぎるとジェルがのびずに肌が引っぱられ、遅すぎると同じ場所に当たる時間が長くなります。
最初は動画を止めながらまねをする
1回目は、動画を流しながら全部をまねしようとしなくて大丈夫です。
1つの場所が終わるごとに動画を止めて、同じ速さで手を動かしてみてください。
2回目からは、動画を流したままでついていけるようになる人が多いです。
スマホは顔の横に立てて鏡と並べる
スマホを手に持つと、美顔器を片手で動かすことになり、当てる角度がずれます。
スマホスタンドや洗面台の棚に立てて、鏡と並べて見るのがおすすめです。
鏡の中の自分と動画を見比べると、角度のずれに気づきやすくなります。
同じ場所に当て続けず赤くなったら休む
1か所に長く当て続けないことと、肌が赤くなったら使うのを休むことの2つは必ず守りましょう。
EMSやRFは、同じ場所に止めておくと肌に強い刺激がかかり、やけどの原因になります。
回数を増やしたほうが早く変わると考えて毎日使う人もいますが、決められた回数より多く使うのは避けたほうがいいです。
- ヒリヒリする、赤みが引かないときは、その日は使わない
- ニキビや傷がある場所には当てない
- 肌の赤みやかゆみが続くときは、皮膚科に相談する
- 使い終わったら、肌に当てた部分のジェルをふき取って乾かす
本体にジェルが残ったままだと、汚れやカビの原因になります。
ぬれたティッシュでふいたあと、乾いた布でから拭きしておくと次も気持ちよく使えます。
最初の1週間は弱いレベルで週2回から始める
使い始めの1週間は、いちばん弱いレベルで週2回から始めると肌の様子を見ながら慣れていけます。
最初から強いレベルにすると、ピリピリした刺激に驚いて使わなくなる人もいます。
まずやることは、次の3つだけです。
- 本体の裏か箱で型番を確かめる
- メーカーの公式動画を探して、1回だけ最後まで見る
- 洗顔のあとに、いちばん弱いレベルで動画を止めながら1回使ってみる
2週間ほど使って肌に赤みが出なければ、説明書の回数の範囲でレベルを1つ上げてみましょう。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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