家にあるのはカールアイロンだけなのに、まっすぐな髪で出かけたい。
そんなときでも、カールアイロンでストレートに近い髪は作れます。コツは、巻かずにはさんで滑らせることです。
やり方の流れと温度の目安、まっすぐにならないときの見直し方までを紹介します。
カールアイロンでもストレートに近い髪にできる
クリップ付きのカールアイロンなら、巻かずに髪をはさんで下へ滑らせるとストレートに近い髪にできます。
カールアイロンは、髪をパイプに巻きつけてカールを作る道具です。ストレートアイロンは、2枚のプレートで髪をはさんでまっすぐに伸ばす道具です。
役割は違いますが、カールアイロンにもパイプとクリップで髪をはさむ部分があります。ここを使えば、ストレートアイロンに近い動きができます。
クリップではさんで滑らせるとくせがゆるむ
髪のうねりは、熱を当てながら引っぱると伸びやすくなります。
パイプとクリップの間に毛束をはさみ、根元側から毛先へゆっくり動かしてください。パイプを回さないことが大事です。
回した瞬間に髪がパイプに巻きつき、カールがついてしまいます。
毛先は少し内側に丸まる
パイプは丸いので、毛先が抜ける瞬間にどうしても少しカーブがつきます。
仕上がりは、ぴんとまっすぐな髪というより、毛先がゆるく内側に入ったストレートです。
カールアイロンで毎朝の髪を整えている人からも、ストレートアイロンを使わなくてもCカールのストレートなら作れる、という声があります。
カールアイロンでストレートにするやり方は6ステップ
乾かす、とかす、分ける、はさんで滑らせる、冷ます、の順に進めると仕上がりがそろいます。
ストレートアイロンの使い方を紹介しているメーカーの記事でも、事前のブラッシングとブロッキングで仕上がりが変わると説明されています。
- ステップ1 ドライヤーで根元から毛先までしっかり乾かす
- ステップ2 ブラシでとかして髪のからまりをほぐす
- ステップ3 髪をブロックに分けてクリップで留める(短い髪は4〜6、長い髪は6〜10)
- ステップ4 毛束を1つ取り、根元から3cmほど離したところをパイプとクリップではさむ
- ステップ5 パイプを回さずに、毛先までゆっくり滑らせる
- ステップ6 冷風を当てるか、手ぐしで整えながら髪が冷めるのを待つ
毛束はクリップからはみ出さない量にする
一度にたくさんはさむと、内側の髪まで熱が届きません。表面だけまっすぐになり、内側にうねりが残ります。
毛束の幅は、クリップの幅に収まるくらいが目安です。後ろ髪は見えにくいので、前の髪より細かく分けておくとラクです。
形は髪が冷めるときに決まる
熱を当てた直後の髪は、まだ形が固まっていません。
すぐに手でさわったり結んだりすると、くせが戻りやすくなります。冷風を当てて、髪が冷めてから仕上げてください。
温度は160℃以下から始めて同じ場所は3秒まで
最初は160℃以下に設定し、1か所に当てる時間は3秒以内にしましょう。
カラーやパーマで傷んでいる髪は、120〜160℃くらいの低めの温度がすすめられています。ヘアアイロンを売っているメーカーの記事でも、この範囲が目安として書かれています。
くせが強くて160℃で伸びない場合も、上げるのは180℃くらいまでにしておくのがおすすめです。
カールアイロンは同じ場所に止まりやすい
カールを作るときは、巻いたまま数秒止めるのがふつうの使い方です。そのくせで、ストレートにするときも手が止まりがちです。
ストレートにするときは止めずに動かし続けます。1回で伸びなければ、2回目を通すほうが髪への負担は少なく済みます。
濡れた髪には当てない
髪に水分が残ったままアイロンを当てるのは避けたほうがいいです。
コテやストレートアイロンの注意点として、どのメーカーも濡れた髪に使わないように書いています。ドライヤーで乾かしきってから始めましょう。
熱から髪を守るスタイリング剤を使う場合は、アイロン用と書かれたものを選んでください。
パイプが太いカールアイロンほどまっすぐに近くなる
ストレートにしたい日が多いなら、パイプの太さが32mm以上のカールアイロンのほうが向いています。
カールアイロンのパイプは細いほど強いカールになり、太いほどゆるいカールになります。はさんで滑らせるときも同じで、パイプが太いほど毛先の丸まりが小さくなります。
| パイプの太さ | 巻いたときの仕上がり | ストレートにしたとき |
|---|---|---|
| 19mm | 細かくしっかりしたカール | 毛先が丸まりやすい |
| 26mm | しっかりめの巻き髪 | 毛先に内巻きが残る |
| 32mm | ゆるいウェーブ | 毛先だけゆるく入る |
| 38mm | 大きなゆるいカール | いちばんまっすぐに近い |
19mmや26mmの細いパイプでも、やり方は同じです。毛先が丸まりすぎるときは、毛先の手前でクリップをゆるめて、パイプから髪を抜いてください。
毛先を少しだけ残して抜くと、カーブがつきにくくなります。
まっすぐにならないときは髪の乾き方とくせの強さを見直す
何度通してもうねりが残るときは、髪の水分が残っていないか、毛束が多すぎないかを先に確かめましょう。
ストレートにならない原因として、ヘアアイロンの使い方を紹介している記事でよく挙げられているのは次の3つです。
- 髪の表面に水分が残っている
- 髪のうるおいが足りず、広がりやすい
- 髪が傷んでいて、熱を当ててもまとまりにくい
水分が原因なら、ドライヤーで乾かし直すだけで伸びやすくなります。うるおい不足には、保湿成分の入ったスタイリング剤を先になじませる方法があります。
くせが強い髪はカールアイロンだけでは伸びきらない
根元からの強いうねりは、カールアイロンでは伸ばしきれないことが多いです。パイプが丸いため、根元の近くを平らにはさめないからです。
その場合は、表面の見える髪と顔まわりだけをストレートにするのが現実的です。内側まで全部やろうとすると、同じ場所に何度も熱を当てることになります。
毎日くせをまっすぐにしたい人は、髪を平らにはさめるストレートアイロンのほうが早く終わります。
カールアイロンでストレートにする前に確かめたい3つ
乾いた髪であること、160℃以下から始めること、パイプを回さないこと、の3つを守ればストレートに近い髪は作れます。
- 髪は根元までしっかり乾いているか
- 温度は160℃以下から始めて、1か所3秒以内になっているか
- パイプを回さず、はさんで下へ滑らせているか
最初の1回は、顔まわりの毛束だけで試してみてください。うまくいったら、同じやり方で後ろの髪まで進めればOKです。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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